味対味,ファミリーレストラン ビッグ4 緩慢な春だ。 しかし‘春来不似春’.庶民らの心は解けない。 物価幅等でふところ事情がギリギリになったため。春の遠征どころか外食を一度するにも手にあまるほどだ。それでも部屋のすみにだけ閉じこもっていれば家族らから叱られるのが常だ。 このような時家族らと外食をするのはどうか。 せっかく‘パパ役’できる良い機会があるでしょう。 特に子供たちが好きなファミレスならば錦上に花を添える。
最近ファミレスが不況を打開するために各安いセットメニューを市場に発表するなど必死のあがきを注いでいる。
ひょっとして口に合わなくて食べ物に価格だけ高いと心配から上げる彼らもいるだろう。 しかし最近ファミレスは不況脱出のために家族皆が楽しめるように安くて多様な食べ物をお目見えしている。 ファミレス‘ビッグ4’のアウトバックステーキハウス(アウトバック),ピプス,T.G.I.プライデイス(T.G.I.),ベニガンスが繰り広げる‘対決味対味’をついて行ってみた。
“ブルーオーシャンを探せ。”
外食業界人が共通にする言葉だ。 現在ファミレスは長期間景気低迷で成長の勢いが明確に折れて国内大企業らが先を争って,市場に進出しながら,競争は激しかった。 ここにウェルビン風が吹きながら,ファミレスを忌避する現象まで生じた。週顧客層だった女性らもダイエットに邪魔になるファミレスを探す回数がぐんぐん減ったという。 これは直ちに売上額減少につながった。 実際に昨年ビッグ4の成長率は一桁数に留まった。
このような不況を打開するためにファミレスが変わっている。 これは業界‘不同の1位’アウトバックも同じだ。 1988年米国で始まって,1997年韓国に入ってきたアウトバックは現在売上額,占有率,売り場数等ほとんど全部門で1位だ。
しかしアウトバックも昨年実績は大いによくなかった。 むしろ後発走者であるピプスと激しい1位争いを繰り広げなければならなかった。 一部競争会社では“アウトバックステーキは味が落ちる”と攻撃したりもする。 これに対してアウトバックは“ステーキを作るのに要るすべての材料を産地で直接空輸する”として“ステーキの真の味はアウトバックだけで感じられる”と真っ向対立した。
最近アウトバックは広報にうんと気を遣う雰囲気だ。 トップスターヒョンビンを広告モデルで起用したのもその一環で見られる。 競争会社で芸能人をモデルで抜擢しないでいることとは対照的だ。 これと共に去る3月19日からは九種類ランチセットをお目見えした。 アウトバックによれば今回のランチセットはウェルビンを強調したものという。 また韓国人の食欲に合うように焼き飯とキムチが共に提供されている。 業界で最初にランチセットを導入したというアウトバックは新しいランチセットによって‘実績がトンオラウンドすること’と自信を持った。 価格は1万 3500ウォンから2万 6900ウォンまで多様だ。

CJフードビルで運営しているピプスはビッグ4中唯一の土地産業者だ。 去る1997年1号点である登村(トゥンチョン)店で営業を始めて,現在全国82個の売り場を持っている。 売り場数だけ問い詰めればアウトバックに続き2位. 事業初期には不振を免れないが2005年から急激な成長を見せた。 ピプス関係者は“私たちが業界1位としても大きく間違った話ではない”と主張した。 外国系と売上額を計算する方法が違って,アウトバックに遅れをとったことであって実際にはアウトバックに先んじるという話であった。 これに対してアウトバックでは“何の声か。 どんな方法にしようが私たちが一等”と反論した。
ピプスが短期間に急成長できた最も大きい理由はバイキング式であるサラダバーのためだ。 サラダバーはウェルビン風に乗って爆発的な人気を呼んだ。 昨年ピプスは大部分売り場を‘プレミアム ピプス’に転換した。 こちらでは手製ヨーグルト,山菜ビビンパなどを味わえる。 また食べ物にナトリューム使用を最小化しただけでなくテーブルの上に塩の代わりに食酢とオリーブ油を配置した。
ピプスは昨年実績だけおいてみれば最も高い成長率を記録した。 このためなのか今年1位登板を自信を持つ雰囲気だ。 だが競争企業等はピプスがサラダバーだけでは限界があると主張する。 これに対してピプス側は“ステーキおよびその他料理らも違ったところに比べて,絶対遅れをとらない”として“むしろ国内業者で作ったことであるだけに韓国人食欲にはさらによく合うだろう”と応酬した。
ピプスは今年どんぐりご飯海産物丼焼き栗など韓国型メニューをお目見えした。 “土地産業者らしいメニューをより一層たくさん市場に発表すること”というのがピプスの説明だ。 また今年初誕生日のパーティが多いことに備えて,初誕生日のパーティイベントも進行している。 ピプスで初誕生日のお祝いをする顧客にはトルジァビ用品を無償で貸与してくれてケーキと垂れ幕を提供してくれる。
ロッテ系列フードスターが運営するT.G.I.は国内最初のファミリーレストランだ。 去る1992年ヤンジェ店を始め現在48個の売り場がある。 今はアウトバックとピプスに押されて,業界3位だが,国内外食産業を先導したという功労は認められている。 会社関係者も“新しい外食文化を紹介したことに対しては満たされることを感じる”と明らかにした。
T.G.I.で最も独特なのはまさに‘パピー読書ビス’.これは従業員がお客さんから注文を受ける時,お客さんと目の高さを合わせるためにひざまずいてするのだ。 このサービスは国内で初めて始まって,全世界売り場に広がったという。
しかしT.G.I.の実績はますます下降傾向だ。 会社側でも売上額が減っているということを認める。 これを挽回するために今年切歯腐心している。 それで準備したのが去る3月3日からお目見えした‘スリーコースミル’だ。 これはアペタイザー→メイン→デザートで構成されたコースメニューなのに量は減らないにもかかわらず価格は1万 4000ウォンで他の業者のコース料理より比較的安い。
オリオングループで運営しているベニガンスは1995年国内に入ってきた。 現在全国27ケ売り場がある。 歴史に比べて,売り場はそんなに多くない。 その理由は他の企業等とは違って直営店だけ運営しているため。 これに対して会社関係者は“食品産業は信頼が重要だ”として“顧客らに信じるほどの食べ物を提供するために”と明らかにした。
ベニガンスは一時T.G.I.と,激しい1位争いを繰り広げたこともあったが現在は業界4位に押し出された。 だが“今年は何か見せること”と自信を持っている。 去る1月30日‘もう,私たちは彼らと違います’というキャッチフレーズを掲げたことも違ったところと差別化を試みるためにという。
その一環でファミレスの代わりに‘セプ レストラン’という概念を導入した。 すなわち実力ある料理人を養成して,顧客が注文する瞬間まさに料理を始めて新鮮な食べ物を提供するということだ。 このために業界最初にセプ スクールを設立することもした。 また健康なメニューを作るという目標をたてて,生クリーム→豆乳,砂糖→蜜,マヨネーズ→ヨゴトゥ,食酢→レモンで材料を変えた。 ベニガンスは“カロリーとコレステロールは低くして味は一層アップグレードした”と話した。