クリニック日記(時々外断熱も)
開業してからも いまだに色々と大変です。 外断熱マンションの1階で開業。時々は、外断熱マンションの生活も紹介します。

2005年08月11日  剥離骨折





上腕骨の剥離骨折









当院の近くで自転車から転倒した方が受診され、レントゲン検査を施行したところ剥離骨折を認めました。

リハビリテーション科を標榜していますが、整形外科を標榜しておりませんので、捻挫の方は時々来院されることはあっても、骨折の方の受診はほとんどありません。入院適応の骨折の方を他院に紹介したことはありますが。

以前勤務していたクリニックでは骨折の治療もしておりましたので、簡単な骨折に対しては対応きるようにしてありました。

今回当院でもギプスシーネ固定を施行できましたので、準備をしておいてよかったと思います。

家庭医としてできることに対し、準備しておくことは大切と痛感しました。

AM 12:24:02 | [疾患]

2005年06月25日  ナイトミルク(高メラトニン含有ミルク)





おやすみ乳飲料(ネムー)














健診に来院した方が、「睡眠障害があるのですが、薬は飲みたくないので、何か良い方法はありませんか」と相談がありました。

一般的な、規則正しい生活、昼寝をしない、昼間太陽光を浴びる等の話をしましたが、更にナイトミルクを勧めました。

睡眠を誘発するホルモンとしてメラトニンが知られていますが、日本では正式に販売されていません。

このナイトミルクはメラトニンの含有量が多く、白夜の国フィンランドで睡眠障害が多いため開発された牛乳で、日本では大塚製薬が「nemu (ネムー)」と言う商品名で販売しています。

睡眠障害の方は多いのですが、なかなか医療機関まで来るほどではない方には、この様な方法を試みる価値はあるのではないでしょうか。

PM 10:36:36 | [疾患]

2005年06月18日  リウマチ性多発筋痛症
昨年、関節痛で当院を受診しましたが、2回しか受診せず当院へ来院しなくなってしまった方が、どこへ行っても良くならないので、再び当院へ来院してくださいました。

考えている病気の1つにリウマチ性多発筋痛症もあると話したところ(当時リウマチ性筋痛症にしては、特徴的な症状が少なく確信できなかったのです。)、当院へ来る前にリウマチ検査が陰性であったのに、またリウマチという言葉を聞いたため、同じ検査をするのではかなわないと思ったからのようです。

今回は、頚部と肩周囲筋肉痛が強く、圧迫しても特に痛みが強くならない症状があり、昨年の症状とリウマチ反応が陰性で強い炎症反応があったので、当初からステロイドホルモン剤を使用し症状の著明改善を認めたので、リウマチ性多発筋痛症と診断が確定しました。

リウマチ性多発筋痛症」と言ってもリウマチとは違い、リウマチ反応も陰性であることが特徴であるとの私の説明が不十分であったので、迷惑をかけてしまいました。

出来るだけ話しやすい雰囲気を作るよう考えているのですが、まだまだ配慮が足りなかったと反省しています。

AM 02:41:24 | [疾患]

2005年06月11日  インスリンからの完全離脱


置いて行った
インスリン自己注射キット等






4月にインスリンから離脱を試みている方がおりましたが(4月23日のブログ参照)、今週完全離脱となり、経口糖尿病薬で管理が可能となりました。

自宅に残っていたインスリンキットを残していると使ってしまいそうだからと、置いていきました。

先週までは、心配して私の携帯電話にたびたび連絡がありました。
内容は、それ程問題なことではありませんでしたが、長年インシュリン療法を行なってきたので、不安があったものと思います。

良くなったからといっても治療を変えることは、かなり不安を感じるものと再認識しました。
(特にこの方は長期間であったこともあると思います。)


AM 12:24:02 | [疾患]

2005年05月28日  群発性頭痛
最近、当院に群発性頭痛の方の受診が多く、少し驚いています。

とは言っても1ヶ月で5人ですので、一般的な病気の様にすごく多いというわけでは有りません。

しかし、(現在は1日ですが)以前大学で週3日診療していた時でも1年間で10人は超えませんので、やはり多いのではと感じています。
季節の変わり目に起こりやすいと言われていますが、特に今の季節に多いと言うことはないので、不思議に思います。

来院した方々は、皆さん カルシウム拮抗剤トリプタン系治療薬 中心に使用して回復しました。(副腎皮質ステロイドやリチウムは使わず済みました。)

群発性頭痛は、経験的に治りにくいと感じていますが、多くの方はある期間が過ぎると寛解するため、当院の来院時期がちょうど回復期に当たったのではと思っています。


AM 12:24:30 | [疾患]

2005年05月20日  パーキンソン病(難病相談◆



医師会館入り口
(難病相談の案内板)













本日は難病相談の担当でしたので、午後の診療時間を遅らせて医師会館に行ってきました。

今回はパーキンソン病の方でしたが、この病気のことを理解できず治療が滞ってしまい、状態を悪化させていることが判りました。

難病という言葉で混乱したようですが、高血圧や糖尿病と同じく多くの慢性的な病気は治ることは無いけれど、治療することでコントロールすることは可能であると説明し少し安心していただきました。

他の疾患でも同じではありますが、特に神経内科疾患は理解いただくまで時間がかかる病気が多いことは確かです。

PM 11:48:58 | [疾患]

2005年04月23日  インスリン自己注射からの離脱


インスリン自己注射に必要な器具の一部
               (血糖測定器を含む)




先週から、糖尿病の方のインスリン自己注射からの離脱を始めました。

その方は、2型糖尿病の方で検査上インスリンの分泌と利用能の改善が認められましたので、インスリンからの離脱を開始しました。

しかし、高齢のため食前血糖の値によっては全く使用しなくても良かったり、インスリンを使用したり(値によって投与量も異なります)することが理解できなく、1日に数回連絡が来ます。
時間外には私の携帯電話へ連絡できるように対応し、何とかインスリンから離脱できるように協力しています。このままで行けば、経口糖尿病薬で管理できそうなレベルになってきています。



4月12日に30年来の友人が急逝したため色々なことが手に付かず、日記(ブログ)の更新も滞ってしまいました。
時々訪問して下さる方、大変申し訳有りません

AM 02:41:49 | [疾患]

2005年04月01日  オスグッド・シュラッテル病

最近、Osgood-Schlatter 病 (オスグッド・シュラッテル病 又は オスグッド・シュラッター病の子供さんが多く来院されるようになりました。

冬の間あまり運動できなかったので、ここの所暖かくなり運動量が多くなった事も有りますが、運動前にストレッチ等の準備運動をしていないことや痛くても無理をしてしまい悪化させていることも有るようです。

ストレッチを指導し、半導体レーザーなどの消炎鎮痛処置をおこなっていますが、忘れずにストレッチや運動後のアイシングをすることは困難のようで少し回復が遅れている子供もいます。

その子供にシュラッテルバンドの使用も検討していますが、使うことで痛みが軽減して逆に無理をしてしまい病状を進行させてしまうのが心配で、あまり勧めていません。

子供の治療はなかなか難しいものと再認識しているところです。

PM 10:05:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | [疾患]

2005年02月06日  変異型クロイツフェルト・ヤコブ病



以前私が診察したクロイツフェルト・ヤコブ病の方の脳波(周期性同期性放電)です。


正常脳波はここをクリックして比べてください











変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の報道がありました。この新しい変異型のクロイツフェルト・ヤコブ病は、はっきりとした確証はないものの、牛海綿状脳症(BSE)に汚染された牛肉や牛製品を食べたことが原因らしいということで、科学者の意見は一致しています。

これまでクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)というと、孤発性(単独という意味です)が8割で、残りが家族性や硬膜や角膜の移植で起こる病気でした。

非常に稀な病気ですが、私は神経内科医なので今までこの病気の方4人(全員孤発性)の主治医として、また主治医ではなくても診察したことがある方は5人になりますが(総数は9人)、現在の医学でも治療方法は無く、全員不幸な経過をとりました。

変異型の方の診療をしたことがありませんが、孤発性に比べて変異型は若年層で発症するので更に大変であり、上の様な典型的な脳波所見もなく診断も難しいようです。

厚生労働省は、各種対策をとっていますが、今後の発症を予測するには時間や情報が不足しており、不活化が完璧にできる手順も見つかっていないので、より慎重に対応していかなければならないのかもしれません。

AM 12:10:50 | [疾患]

2005年02月02日  重症筋無力症の日?
本日は大学での仕事の日でした。

外来も担当しており、本日の診療をしていると「重症筋無力症」という病気の方が続いていることに気づきました。

予約診療ですが、「重症筋無力症」の専門外来日では有りません。
1日では有り得ることかもしれませんが、(再来の)無作為の予約で続けて9人の方を診察したのは初めてでした。
一番最後の人にその話をしたら、この病気はそんなに多い病気なのですかと言われてしまいました。
実際は人口10万人に5人程度ですから それ程多いわけではないので、偶然にしては出来過ぎです。

AM 01:26:31 | [疾患]

2004年10月22日  めまい
前回の日記で、「頭位性眩暈症」による「めまい」の治療で安静にしないようにすると書いたところ、患者さんより「めまい」は安静にすると思っていたので、安静にしないのは本当ですかと質問がありました。
確かに、「メニエル病」では安静が必要ですが、「頭位性眩暈症」正しくは「良性発作性頭位性眩暈症」は安静にしては回復が遅くなります。
世の中では「耳から起こるめまい」=「メニエル」の認識があるようですが、( http://www6.plala.or.jp/s2w/guruguru/m/ms.html を参照)
めまいを起こす病気は多数あるのです
以前大学の診療で、本人は「メニエル病」と信じきっていた患者さんが来院し(なかなか治らないため)、耳閉や聴力障害等の症状がまったく無く、精査にて「頭位性眩暈」と判明し浮遊耳石置換法で回復した方がおりました。
「メニエル病」という名前が一人歩きしている感じがします。
「めまい」があればちゃんと検査しましょう。メニエルや頭位性眩暈などの耳から起こるもの以外の重篤な病気が隠れていることもあるのです。

AM 12:30:19 | [疾患]

前の30件| 次の30件 ≫
2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

プロフィール
名前tsuchiya
URLhttp://wellness-kiba.org
性別
地域東京
連絡先メールアドレス :
gasyo.t.y@gmail.com

カテゴリー
未設定(2)
日記(442)
外断熱(16)
花火(5)
疾患(41)
museum(24)

最新記事
2013年10月14日  特別展 京都
2013年06月18日  研修会
2013年06月07日  開院記念
2013年05月05日  レオナルド・ダ・ヴィンチ展など
2013年03月24日  木場公園

過去記事
2013年10月
2013年06月
2013年05月
2013年03月
2012年10月



Warning: fsockopen(): php_network_getaddresses: getaddrinfo failed: Name or service not known in /home/www/html/sys/head.php on line 626

Warning: fsockopen(): unable to connect to apix.jword.jp:80 in /home/www/html/sys/head.php on line 626
SockError:apix.jword.jp