
3割、3打点が決め手!ロッテ・小林宏が交流戦MVP
「日本生命セ・パ交流戦」(5月6日〜6月18日)の最優秀選手賞(MVP)が20日、発表された。優勝したロッテの小林宏之投手(27)が6試合5勝0敗&3安打の活躍を評価され、初代MVPに輝き、賞金200万円をゲットした。また、期間中、特に目立った選手に贈呈される日本生命賞(賞金100万円)は、最多タイの12本塁打を放った西武・中村剛也内野手(21)と、打率.393、37打点の2部門で2位となった阪神・金本知憲外野手(37)が選出された。〔インパクトのある打撃でMVPを獲得した小林宏。次のターゲットは日本シリーズ!?〕
並みいるライバルを押しのけ、MVPを獲得したのは、交流戦で5勝した小林宏だ。渡辺俊は4勝を挙げ、防御率はトップの1.73。ルーキーの久保も4勝。MVP候補だらけのロッテ投手陣。選出の決め手となったのは普段はパ・リーグなど見向きもしなかったセ・ファンまでが驚愕(きょうがく)した小林宏のバッティングだった。
「とても光栄です。受賞の理由? バッティングじゃないですかね。キャンプから、交流戦に向けてバッティング練習をしていましたから」と小林宏もしてやったり。
打率.300、3二塁打、3打点。打点は打席に立った全試合であげている。「ヒット、スクイズ、打点とあらゆる点でハツラツしたプレーを見せてくれた」とバレンタイン監督も小林宏の打撃センスに脱帽する。
交流戦の期間には、第1子が誕生。「すべて子供のおかげ。孝行息子ですね」と賞金はこどものために使うつもりだ。
ロッテの小林といえば守護神・小林雅が連想されるが「(初代MVPに)小林雅さんではなく、小林宏の名前を残せるのはうれしい」とニッコリ。
セの打者だけでなく、投手陣にも与えたインパクトは強烈。しばらくはバットを握る機会がないが、秋の日本シリーズで打者・小林宏の出番が待っている。
★小林宏之(こばやし・ひろゆき)
昭和53年6月4日、埼玉県生まれ、27歳。春日部共栄高から平成9年ドラフト4位でロッテ入団。15年に初の2ケタ勝利。昨年はチーム最多の先発登板(24試合)。今季は12試合、9勝2敗、防御率2.89。一軍通算は6年で168試合、36勝27敗、防御率3.57の成績。1メートル83、76キロ。右投げ右打ち。既婚。年俸8000万円。背番号41。
【交流戦投手3部門上位】
防御率 勝利 奪三振
1 渡辺俊(ロ) 1.73 1 西口(西) 6 1 松坂(西) 60
2 藤井(ヤ) 1.84 2 斉藤(ソ) 5 2 杉内(ソ) 56
3 小野(ロ) 2.01 2 小林宏(ロ) 5 3 工藤(巨) 48
2 工藤(巨) 5
【注】最優秀選手賞は交流戦首位チームから選出
★渡辺俊が登録抹消
サブマリンの渡辺俊が右ひじの違和感を訴え、出場選手登録を抹消された。田村トレーナーは「すごく悪いというわけではない。本当に軽症。休ませることも必要だから」と、大事をとっての措置を強調。病院には行かず、今後もチームに帯同する。渡辺俊は20日現在、リーグトップタイの9勝(1敗)を挙げ、防御率は1.83。
★レディースデー
ロッテは21日の日本ハム戦(千葉マリン)を『レディースデー』にする。女性客に対して、チケットの割引やネイルシートのプレゼントを行う。
★田中勝春騎手が始球式
6月29日のロッテ−ソフトバンク戦(千葉マリン)でJRAの田中勝春騎手(34)が始球式を務める。当日はG I ファンファーレとともにポニーとJRAマスコットキャラクターを従えて登場する。