たろうのナンデモブログハゼ。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            

2008年01月31日  つたわる
心が動かされたその時に、こういうものは、書いておくのがいいのだろう。
そうすれば、気持ちを言葉で残そうとしなくても、文章から、後で読んだ自分にはその気持ちが蘇る。

心を打たない言葉たちでも、その集まりには、書いた人の、書いたときの思いが宿る。

「つたわる」のだ。

三日前の夜、伯父が亡くなった。
奥さんにあたる伯母には、最近に至るまでもとても可愛がってもらった記憶があるが、何かあったときにしか会わなかった伯父は、最後に会ったのがいつのことか思い出せない。
伯父が亡くなったことも、どちらかというと、伯母やいとこの気持ちを思うことで悲しさが湧いてくる。

昨日。お通夜の日、のはずであった。
会社から午後に休みをもらい、午前中に仕事をある程度まとめる計画を立て、いつもどおりの電車で、都心に着いた。

母親から電話だ。
お通夜の会場まで一人電車で行くのも不安だろうと思い、今日はまめに連絡をとることにしている。

「お姉さんも今朝急に亡くなったらしいのよ」

母の言うお姉さんとは、可愛がってくれていた伯母のことだ。

自分の体を支えている骨が、瞬時に粉になるような感覚があった。

夫である伯父のたった二日後ということになる。

伯母は歳で足も弱っていたのに、父が亡くなったときにも真っ先に駆け付けてくれた。
小柄で華奢だったが、強い女性だった。

母が電話口で言うには、ひとまず連絡待ちだという。
しかし、すぐにでも行ってあげたいと母は言った。
同感だった。

伯父のお通夜で会ったら、何と言って元気付けようかと考えていた。
もう、それも叶わない。
次に会っても、もう〇〇ちゃん、と名前を呼んでくれることもない。
説教もしてくれない。
喋らない。

父のときに比べると、漠とした感じの、また別の悲しみが訪れた。

たまにであっても、会うと必ず優しく気遣かってくれて、品のある関西弁を喋る伯母が、僕は好きだったのかもしれない。

またか。
いつも失ってから気付く。

母は伯母の顔を見たら泣くだろう。僕もそうかもしれない。
ただ、母の泣くところは見たくない。母を泣かせたくない。
これは、大事な人みんなに対して思うことだ。

伯母は、伯父を亡くして、泣かずに逝ったのだろうか。
伯父から伯母に、何か「つたわる」ものがあったのだろうか。

それは・・・今からこの電車を降りて伯母に会えば、わかることなのかもしれない。

※※※※※
「つたわる」というのは、実は友達が書いた小説のタイトルで、僕はその作品が大好きです。
この日記とは全然関係なく、もっと空気が澄んだ感じの作品なのですが、心が動いたときに不思議と必ず思い出す作品で、今回も思い出したので、こんな感じで書いてみました。

僕は、心に響いた出来事を、日記というよりエッセィ的に残すのが好きなようで、こういうのを書いておりますが、悲しさとかをやや強めて書いてる部分もあります。
この日記から、読んだ人に何が「つたわる」かはわかりませんが、僕はわがままなことに、ご愁傷様です、と言われるのが苦手なのです。
僕は、いま現在、平常どおりの運転で、笑顔で暮らしておりますです。

PM 05:09:57 | Comment(2) | TrackBack(0) | [文学虫]

2008年01月27日  カニをがまんできない。
お友達さんが某日記で「蟹」と一言おっしゃったのを見て、急にカニが食べたくてたまらなくなってしまったのが2、3日前。

がまんできん。まじで。

そして今日はスーパーにてカニ探しを決行。
めでたくタラバガニをゲット!
よかったぁ、売ってて。
この店で売ってなかったら私、何軒も鮮魚店を・・・。

解凍済みのものと、若干安い冷凍ものがあったんだけど、迷わず解凍済みを購入。
冷凍ものもそこそこ美味しいんだけど、身の詰まり方がごまかされてしまうのです。

身の詰まり方というのは、そのカニの健康状態よりも、そのカニが最後に脱皮した後にどれだけたっているか、という要素に大きく影響を受けます。
したがって、カニが全員で相談して一斉に脱皮をしない限り、漁獲されたカニには一定の割合で身がスカスカのカニがいるのです。
スカスカでも、冷凍時には身のまわりに水分が凍りついて、身があるのか、水分なのか一見わからん状態になるので、これは避けたいわけです。
実際、冷凍ものを解凍したら意外とスカスカであることもしばしば。
そして、凍っていなければ写真のとおり、一見して詰まっていることがわかるわけ。

てことで、身の詰まったタラバガニをゲット!
んー、満足。

さらに、たまたまムキエビを目撃したら、
簡単得意料理の「塩だれプリプリエビ」(いま命名)が作りたくなって、これも購入。
色取り無視、盛り付け無視の、安価でたくさんエビが食べたいだけの人のための一品。(下の写真)
これは、まずいわけがないので、もちろんおいしい!

なるほど、自分がカニをがまんできない人種であることがよくわかった週末の食卓でありました。

PM 11:03:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | [ごはんむし]

2008年01月20日  忘れる
<忘れる>
思えば、もの忘れは激しくなってきている。
若いという言葉は、ミソジを過ぎると、自らを形容する言葉としては使いがたくなる。
忘れる機会が増すことと、嫌に歳をとることは、どこかリンクしているのだと思う。そう思っていた。

これを書く前夜のこと。
若かりしころから親しい友人の誘いで、歳の近い、見知らぬ顔の仲間が集まった。
この歳になると、何人もの知らない顔と同時に知り合うことはあまりなく、私自身、自らそういう場を作ることもしないタイプのヒトだ。
しかし、おいしい鶏料理を食べながら、気が付けばよく喋り、とても楽しい会となった。
お店を出て歩き始めると、母校のそばをしばらく進む。

毎日通ったはずの街並みだが、お店の並びや交番の場所など、あらゆることを忘れている。
いつも曲がっていた交差点の場所も、この道を共に歩いたはずの多くの友達の顔も…。

いま、私は、当時とは違った友達とこの道を歩いている。
しかし、当時と同じような楽しい時間が流れている。

ああ、僕はまたひとつ「忘れる」ことをしていた。
忘れられるとは思っていなかった。

いま歩いているみんなが、つい数時間前に出会った友達であること。

気が付けば、もうすっかり仲間だ。
人間、誰しも息の合う相手ばかりではなく、むしろ合わせて接していることが多いのかもしれないのに。

このメンバーに共通するプロパティは、友達の友達であったこと。
たどれば、気の合う波長を持っていてしかりだったのかもしれない。

老いとは無関係に「忘れる」ことでできた宝物がある。
されど、老いてもそれが宝物であることは忘れずにいたいと思うのだ。

<写真>
昨晩食べた美味しい鶏料理。たったこれしか撮ってなかった…。
とても楽しかったのに、もっと写真をいっぱい撮ればよかったなあ。

PM 03:45:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | [文学虫]

2008年01月15日  新年、コートゲット。
ちょっと放置しすぎました〜。
あっという間に年が明け、気がつけば日付も2桁・・・。
早いなぁ。

実家で過ごす時間が長くなって、
自分の自由に使える時間が短くなって、
そんで買い物をする時間もいまひとつ確保できない昨今。

そんな僕のことを見透かしたかのように、郵便ポストに入っていたダイレクトメールが1通。。。
なんでうちに届いたのかわからない。
まあ、たまにそういうの来るんだけど。

だいたい、チラリと見てゴミ箱行きなんだけど、
あ、なんだか表紙のモデル君が若干かっこいい。
ファッション関係の宣伝パンフらしい。

中をチラリと見ると、
あ、このコートかっこいい。
素材的には外側が綿100%で、見た目、安っぽくもなさそう。
しかも、今なら20%オフ。暗算で概算すると1万円を切る。
よし、買うでしょ、これ。
ビビっとくるアイテムって、迷って諦めるとたいてい後悔するのだ。
だから、自分と波長の合ったものを買うときは迷わない。

楽天ってありがたいもので、ビビっときたら30分後には購入が終わっていて、クレジットカード決済。

てことで数日後、おうちに商品が届いた。
ほう、なかなか当たりだったな、これ。
質感とか、手にするまではわかりづらい部分もあるから、
それはリスクとしてちゃんと考慮して、それでハズレてもまあ納得できる価格の場合だけ、購入を決断するようにしている。
で、このコートは当たり。

やばいなぁ、こういう買い物にハマりだすと・・・。
気をつけよっと。

新年と全然関係ない”ネット衝動買い”ネタでした。
ここのみならず、方々でお世話になっている方々、
今年もよろしくお願いしまーす!

AM 01:46:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | [ぶろぐむし(雑談と写メ)]

プロフィール
名前たろう
URLhttp://www17.tok2.com/home2/tarogoby/
年齢ハイジと同じくらい
ボウズハゼ類とヨシノボリの飼育、生き物の現状と保護などについて考えるサイト「Freshwater Goby Museum」を運営しております。

新聞読まない人に捧ぐ。

script>

2008年1月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31   

最新記事
2010.06.01  グラビア欲しさに週刊誌。
2010.05.15  神奈川のカワヨシノボリ?
2010.05.02  カレー柿ピー!
2010.03.29  水槽の台に想う。
2010.02.06  タネカワハゼ、産卵!

カテゴリー的なもの
ぶろぐハゼ(魚)(29)
ぶろぐむし(雑談と写メ)(114)
れいるむし(旅以外の鉄)(6)
てれびむし(19)
ますだむし(0)
ちょこぼむし(ゲーム)(9)
おやつむし(26)
ごはんむし(26)
るるぶむし(旅先写メ)(63)
文学虫(18)

過去記事
2010年06月
2010年05月
2010年03月
2010年02月
2010年01月



Warning: fsockopen(): php_network_getaddresses: getaddrinfo failed: Name or service not known in /home/www/html/sys/head.php on line 626

Warning: fsockopen(): unable to connect to apix.jword.jp:80 in /home/www/html/sys/head.php on line 626
SockError:apix.jword.jp