たろうのナンデモブログハゼ。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            

2007年05月13日  感謝と尊敬と悲しみの連休。
急なことであり、今でこそ落ち着いてきたので書き残せることでもあるのですが、
連休のはじめに父が急死しました。
親族のみの通夜・告別式を済ませ、今は誰にどのように連絡をすればよいのかわからない状態にあります。

父は頑なにマイペースナ人間で、私がマイペースな人間であるのは父に似たのだと思います。
告別式の挨拶を任された私は、やはりマイペースに、
普通の挨拶と違って思ったことをそのまま話しました。

通夜と告別式も良いものを執り行うことができ、
お花をみんなで供えるときには父の好んだジャズをバックに流してもらったり、
自分の中でも心に残る式ができました。

遺影の写真は、半ば時間に迫られる形で選んだ比較的最近の写真でしたが、
気がつけばそれは最高の写真であり、珍しく母が撮影した写真でした。
その写真には、父の賢さと優しさが表情に表れており、
言葉で本人に伝えることはありませんでしたが、そんな表情の父が私は大好きでした。
また、父の生き方や雰囲気、父の放つ空気は、かっこいいと思っていました。

父は生前、「中庸」という言葉をよく口にしていたそうです。
何事も、「中庸」であることが大事であると。

言葉を多く知らない私は、その言葉の意味を辞書で調べてみました。
父が亡くなった数日後のことです。

そこには、
「かたよらず、変わらずにあること」
と書かれていました。

ああ・・・そういうことだったのか。私は密かに涙しました。
父は仕事の悩みや苦しみ、体の不調や痛みなどを家族に全く見せませんでした。
つまり、それが家族に対する父の「中庸」であり、
その「中庸」のおかげで母と私は好きなことを本当に自由にさせてもらって生きることができました。
父は、あるいは、自分が家族に対して「中庸」を保てなくなった時にどうしたらよいのか、
考えながら生きてきたのかもしれません。

これからは、父の残した仕事を納得のいく形で終える作業にしばらく追われそうです。
それは、父自身も残さず済ませたかったことでしょうから、
遺志を継いで、父が望んだであろうとおりに進めたいと思う次第です。

・・・とまあ、そんなことを挨拶でも話したわけですが、
現実にはもっといろいろ悩まなければならないことはあるわけで・・・。
結果的には、この先の母と私の生活にも不安が残る形となり、
本当に落ち着くまでは心身ともに強く生きねばならないと切に思いました。

母と二人で暮らすのは初めてなわけで、いろいろ合わせるのが大変な部分もあります。
ただ、私のことは別にいいのだけど、母には幸せな生活をさせてあげたいなぁ・・・。
そう思えば思うほど、母に妙に優しくしてあげている自分がいて、
そんな自分と、母が悲しむ顔を思うとまたつらい気持ちになるのでした。

あまりまとまりのない記事だけど、こんなときぐらいはこういうのもありかと・・・。

写真:実家のそばの、のどかな駅。
最高の快晴の日、この瞬間、
世界のどこを探しても父のいない世界であることが寂しい。
父の知らない、父の死後の世界を生きている。

家族で並んで歩いてきた世界。
父は歩くのを止めたが、母と私は歩くのを止める事ができないのだ。
父との距離が遠ざかっていく。
父は笑顔で手を振る。
母と私は、泣きながらも歩き続ける。

はじめに歩くのをやめた父が一番苦しかったろう。
しかし、今これだけ悲しい思いをしていたら、
自分が年老いて歩くのをやめるときも、
親のそばに行くのだと思えば恐れる必要はなさそうだ。

AM 01:06:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | [ぶろぐむし(雑談と写メ)]

プロフィール
名前たろう
URLhttp://www17.tok2.com/home2/tarogoby/
年齢ハイジと同じくらい
ボウズハゼ類とヨシノボリの飼育、生き物の現状と保護などについて考えるサイト「Freshwater Goby Museum」を運営しております。

新聞読まない人に捧ぐ。

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