たろうのナンデモブログハゼ。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            

2006年11月29日  懐かしのハニー焼。
今日は仕事で湯島にある外注さんのところへ打ち合わせに。

少し前に来たときは、帰りにお気に入りの甘味処に寄ったのですが、
食べたかったメニューがやってなかった。
そのおやつはなんと冬限定だったのであります。
いつから売り始めるんですか?と店員さんに問うと、
「来週くらいからですね」とのこと。
くらい、っていうところがますます悔しい。

そして、今日。
またそのお店に寄る。当時から言うところの「来週くらい」はとっくに過ぎている。
すると・・・

ありました!ハニー焼!

このおやつの美味しさは、言葉では表現できませぬ。
大判焼のようですが、表面に蜂蜜を塗ってあるのか、香ばしくてサクッとした食感があります。
そして、甘すぎない味が蜂蜜の香りを引き立てます。
・・・言葉でけっこう表現できてるか・・・。

このおやつの思い出は、僕が小学生の頃にさかのぼります。
このお店の前を通るときには、店頭で親がハニー焼を買ってくれたり、
店内で安倍川もちを食べたりしたものです。
のすたるぢいなぁ。(=懐かしいなぁ)

僕は昔のこととか潔く忘れてることが多いのだけど、
この味と名前はなぜか憶えておりました。
だって、おいしいもん。

また食べに来よっと。
今シーズンはいつまで売ってるのかわからないけど・・・。

PM 11:35:30 | Comment(1) | TrackBack(0) | [おやつむし]

2006年11月25日  萩原朔太郎と佐藤垢石とハゼの邂逅。
先日友達に無理やり同行して、美術館だけでなく、珍しく文学系の資料館も訪れた私。
美術が面白くなり始めたのもわりと最近だし、文学には全く興味を持ったことがなく、一般的な常識すら持っていません。

しかし、意外にも、そして不思議にも心に響くものがあり、自分でも驚きました。
どんなことを感じたかというのは語ると長くなるのだけれど、ひとつ思ったのは、身のまわりのものを一度見つめ直してみようということ。

気まぐれに哲学してみるのがもともと好きだった私にして、ブログで哲学というのはどこか必然でもあったのかもしれませんが(一部、変な哲学入ってることを書いてきた気もしますが)、せっかく考え事をした時には書いて残しておくのもいいかなと思ったのです。

この週末は実家に滞在。来る途中の電車の中はちょうどいい哲学タイムとなりました。
てことで、第1弾です。

**********

<ハゼの水域>

ハゼとは何か。

毎年、秋になると釣りの対象として、揚げ物の対象として人々に狙われながら人と共存してきたハゼ。
釣りをしない人にはその容姿を認識されていないかもしれないのに、なぜか名前は知られているハゼ。
いつしか、僕の一番の興味の対象となって、僕によって世界にその存在を少しだけ知らしめたハゼ。

ハゼは飼ってて楽しいですね。
そう言う人のハゼは、僕の思うハゼに近いのかもしれない。

ハゼってみんな体が細長いんですね。
そう言った人がそのハゼを見る前に思っていたハゼは、僕の思うハゼとは違っていたかもしれない。

君はハゼに似ているし、ほんとはハゼなのに違いない。
そう僕に言った人のハゼにいたっては全く見当がつかない。
ハゼは嫌われる魚ではないものと信じたい。
その人が或るハゼに似ているからそう言ってみたら、
その人はやめてくださいと言ったが・・・。

つまるところ、ハゼの定義は人によって違うのだ。

しかしながら、ハゼが好きだと言い切る人がいるならば、
その人々は2つの定義のうちのどちらかを明確に想い描いているのだろう。

ひとつは、白身で淡白な身が美味しい魚。

もうひとつは、スズキ目ハゼ亜目(Gobioidei、いわゆるGobyおよびGudgeon)の魚の総称。

ハゼがこの世に生きる場所を失う時、ハゼを全力で守ろうとするのは、
いずれかの定義を抱いている人間であろう。

人間は守る対象と守る理由について認知していなければ、言うだけならともかく、実際に守ることはまず出来ない。
或るものが傷つきやすいことや滅び逝くこと、目の前から去ってしまうことを知っているだけでは、そのものを守ることは出来ない。

そうか、だから僕は世界にハゼの存在を訴える。
僕はハゼの世界のあらましを訴えたいのではなかったのだ。

或るものを知ろうとしなければ、守ることはできないぞ。
そのことを忘れたまま、守ろうとするのはおかしいことなんだ。

生まれて数時間で川の上流から海にまで下り、
海で友や兄弟を失いながら、
川に帰ってすぐに僕の手に捕まり、
幸か不幸か7年の時を僕と同じ部屋で過ごした或る小さな5センチほどのハゼ、
ヨロイボウズハゼが今、老いを見せ始めた。

ヨロイボウズハゼと、朔太郎、垢石、そして文学好きの友。
その叡智が今、僕を刺激した。

僕はその刺激を、いつまで”のすたるぢや”とせずに生きられるだろうか。

(写真:我が家の水槽で7年になるヨロイボウズハゼ Lentipes armatus )

PM 10:23:30 | Comment(1) | TrackBack(0) | [文学虫]

2006年11月13日  月刊アクアライフ。
アクアライフ12月号に、うちの魚たちのみならず、部屋の間取りまで赤裸々に掲載されました〜。
しかし、さすがプロはきれいに撮ってくださるものです。
片づけしてない部屋が普通の部屋に写っているではありませんか。

魚の写真の撮り方も参考になりました。
後で真似して撮ってみたのが写真一番上のナンヨウボウズハゼ。
なるほど、なかなかいい感じに撮れる。
しかし、シャッターチャンスを逃さないためにはいつも三脚と一眼をセットしておかなきゃならないから、
気が向いたときにしか撮れない手法かも。

さて、掲載された情報をそのまま見ると、90センチスリム水槽にヨロイとコンテリしか飼ってないのか???なんて誤解も生まれそう。
そこで、記録としての意味も兼ねて、恥ずかしついでに掲載情報のDATAの補足でもしましょうか。

●90センチ水槽
パープルスポットガジョンは確かに飼育してますが、写真でも載りましたが、タメトモハゼ属の不明種や、西表島のタメトモハゼがそれに含まれています。
コリドラスは、ソダリスではなくいわゆるラタスで、ソダリス模様の個体はラタスのオスだと思われます。
また、ここにも大型ヒラヨシが1ペア入っています。
大型ヨシノボリ類を混泳環境で産卵させられないか、模索中。

●90スリム
ここの主は現在カエルハゼで、あらゆる魚が彼らの攻撃によりひれをかじられています・・・。
ブルームーンやマウンテンロックもここにいます。
小型で気が強い魚に広いテリトリーを与えるための水槽。
ヨロイボウズの産卵を初めて観察できた、記念すべき水槽。
何か産みやすい要素があるようなので、それが何か判明しない限りずっとレイアウトを変えないつもり。
現在はボウズを攻撃しない集団のカワヨシも同居中。
掲載写真の左端で高速で踊っている魚はボラです。

●60レギュラー(浅めの水槽)
ここにはルリヨシ、ヒラヨシ、トウヨシなども。ボウズハゼ類と一緒に飼えない種類のヨシノボリを中心に飼育中。

●60レギュラー
ほぼそのとおり。最も平和な天国のような水槽で、怪我などが深刻になった個体はここに移すと治りが早い。
かつてリップスティックゴビーが産卵した。
たぶんナンヨウも産んでる。

●45センチ
オオヨシやルリヨシ、西表のヒラヨシなども同居。
産地の違うトウヨシのオスとメスがいるが、お腹の青いメスが積極的に求愛し、オスも巣穴を作るが、一度も産卵には至らない。河川で同種の移入が少量あっても交雑するとは限らないということを実践中。

●45センチ
止水トウヨシも同居中。コリは普通のアエネウスより小型のいわゆるベネズエラ・オレンジ。最近産卵しないけど、前はよく産卵してた。コリを買うことを最後にしたのはいつだったか・・・というほど長生き。
最近タネカワハゼが巣穴を掘る行動が見られ、メスがいないのが非常に悔やまれる状況。
かつてサイパン産ボウズが産卵した。

●40センチ水槽
オレンジフィンやサイパン産、現在は三重県のトウヨシも。
サイパン産やナンヨウボウズが産卵した。
オレンジフィンの求愛が見られるのはこの水槽だけ。

●20センチ水槽
現在は汽水水槽として、タネハゼやヒナハゼたちを飼育中。
タネハゼとたまに一緒にいるカワテッポウエビさんが穴掘りに専念している姿がたまらなくかわいい。
たまに鉄砲の音がする。

取材の方はクロヨシがお好みだった様子。
やはり人によって好みは違うのか、採集時の思い入れなども影響するのか、興味深いものです。
写真2段目は最近色が出始めたアカボウズ。取材時はまだ色が浅かったから、目立たなかったのかな。
カメラを近づけると色を出さないから、その辺も影響したかも。
この写真も実は結構距離をおいて、ズームをテレにずらして撮影。

コンテリは表紙にも載ったけど、確かにきれいな魚。
普通に撮ると体の輝きが明るすぎるので、露出補正が必要なほどなんだけど、そのへんはさすがプロですね。
ちなみに、取材時はカエルハゼに噛まれた傷が尾びれに残っていたけど、
この写真は完治した後の姿。
体の側面の紺色が見えるように写すと、背中側はやっぱり露出オーバー気味になる。
かといって、背中側のメタリックブルーにあわせると、体の側面は真っ黒に写ってしまう。
撮影者泣かせだなぁ。

さて・・・今回の掲載でヨシノボリおよびボウズハゼ飼育の面白さというのはどのくらい読者に伝わっただろうか・・・。
とりあえず、人間に最も近いところに生息するトウヨシあたりを飼育してみようという人が増えないかなぁ。
そして、日本のどこかでヘンテコなヨシノボリを見つけてきてくれたりしたら面白いんだけど。
トウヨシってヘンテコなの多いし。

AM 02:36:55 | Comment(4) | TrackBack(0) | [ぶろぐハゼ(魚)]

2006年11月05日  キング・オブ・和牛の実力。
先週、三重で行われた魚の研究会に訪れたときのこと。

松阪牛を格安ランチで食べられるお店に行ってみたところ、
運悪く改装中で食べられず。

しかし!
代わりに入ったお店が非常にGOOD!
それは、世にも奇妙な「回転焼肉」!

システムはいたって簡単。
ご覧のとおり、肉が皿に乗って流れてくる。
もちろん松坂牛の乗ったお皿も流れてくる。
最近、旅先の美味しいものは食べずにいられない私としては、
もちろん松坂牛の皿にも手が伸びるわけだ。

どの皿も一皿の肉の量は多くないから、
松坂牛といえど一皿数百円である。
商売がうまいなぁ、と思う面もある。
しかしながら考えてみれば、
いわゆる一人前の量を食べたら高すぎるけれど、
少量食べてみることはできるという点で、
僕にもやさしいシステムなわけである。

僕は牛肉フリークなので、あまり濃い味が付いていなければ、
和牛か否か、オージービーフ系かアメリカ牛系か、
およそ味でわかるんだけど、
松坂牛は確かにうまかった!
和牛の中でも脂ののり方が抜群だ。

牛肉好きとしては、
ある程度うまい肉を食べたらあとはそこまで高い肉でなくていいからお腹いっぱい食べたくなるものだ。
しかし、結局松坂牛は一皿では終われなかった・・・。
それほどにうまかった。

松坂牛、おそるべし。
研究会も(みなさんとお喋りしたりするのが)楽しかったけど、
松坂牛の実力を思い知った旅でありました。

AM 01:18:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | [ごはんむし]

プロフィール
名前たろう
URLhttp://www17.tok2.com/home2/tarogoby/
年齢ハイジと同じくらい
ボウズハゼ類とヨシノボリの飼育、生き物の現状と保護などについて考えるサイト「Freshwater Goby Museum」を運営しております。

新聞読まない人に捧ぐ。

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