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写真愛好家、というよりカメラマニアというようなスペックお宅の方が時々いらっしゃいます. 何処のメーカーの何のカメラは(特に新製品)◯◯◯◯と(具体的に並べられないほど私は興味が無い)まくしたてられると「ああそうですか」としか返事のしようがありません. それでも秒間連写枚数(連続撮影枚数ではない)と画素数、そして本題のファインダー視野率が皆さん気になるようです.実はそのいずれもクルマの出力や最高速度などのように、実用上「それがどうした!」というような現実的ではない数字ばかりなのですが. 視野率の理想は100%なんでしょうけど、普及機などでは90%くらいのものもあります. 今私のメインで使っているカメラはファインダー視野率95%倍率×0.95ですので、彼らに云わせればまあまあと思います.
でも私のように、昔から手持ち中心で撮影する人間にとっては100%はキツすぎます.つい欲を出してギリギリでフレーミングしてしまうと、僅かなカメラの振れで大事な被写体がフレームアウトしてしまう可能性があります. また其の場では気付かない画面の傾きの修正や、あらためてトリミングしようとしても周囲に余裕が無くて、にっちもさっちも行かなくなります.
さらに撮影以後の表現作業のツールが100%に対応していません.例えば引伸し機のネガキャリアー、周囲の黒枠が出てしまうことを避ける為に24×36mmより若干小さめになっています.今のフィルムスキャナーのキャリアーもまた然りです.スライドマウントもそうですね. そもそも印画紙にしろ、プリント用紙にしろ縦横比2:3にはなっていないのですから、規格サイズで揃えようとするとトリミングは必須になります.ですからファインダーは100に拘らず90%辺りで前後左右自動的に少し余裕を持っていた方が、私のような素人には使いやすいのです.
例えば雑誌や書籍で2ページ見開きで使うとします.天地左右を裁ち落とし(縁なしですね)とする場合は3-5mmは余分に絵柄が無いといけません.現在でも縁なしプリントをする時には周囲にかなり余裕が必要なのは体験的にご存知かと思います.将来写真集を、と夢見ている方はそのような画作りが必要です.おせっかいながら.
作例↑は昔広島運転所で撮影したC6217です.100%視野率のニコンFでの撮影ですが、左右本当にギリギリでフレーミングしてしまったために、どうしようもなくなってしまった1枚です.今回もノートリミングでスキャンするにあたり、35mm用ではけられてしまうので6X6用のキャリアにセットしました.昔焼き付けをした時もわざわざ高価なガラス製のネガキャリアを購入した記憶があります.それでプリントできたとしても、折り込み部分が作れないので通常のパネル貼りは不可能でした.
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AM 11:31:26 |
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