Macでお仕事?
Mac歴22年。独立して15年。日に日に減っていく仕事……。そんな売れないデザイナーのひとりごとです。
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お尻の下の違和感
はっきり言うが、杉並区だけが暑いわけではない。

しかし、東京杉並の建設会社社長は言うのだ。
「今年の杉並はバカ暑くて、俺は杉並を逃げ出したくなったぜ」

確かに連日伝えられるお天気ニュースの見出しを見ると、今年が暑かったのは間違いないようだ。

でも、暑いのは日本全国も同様で、地球規模で言えば、北半球の多くは記録的な暑さですから、東京目線だけで「暑い暑い」と騒ぐのは、なんだかな〜。

そう言ったら、「あんた、本当に可愛くねえよな」と顔デカ社長に笑われた。
そして、「あんたみたいな憎たらしい人は、絶対に熱中症にならないんだよな」と褒められた(?)。

顔デカ社長は、3年前と2年前に熱中症になってから、己の体力に自信が持てなくなったという。
「それまでは、夏は大好きでよお。暑くなるとメシもうまいし、酒もうまいし、毎日キャバクラ通いしても全然大丈夫だったんだがな」

どんなに暑くてもほぼ毎日現場に大きな顔を出していた顔デカ社長は、昨年からは現場視察を週に1回朝の涼しいときだけにしたらしい。

そして、現場で作業員たちが快適に働けるよう、体温チェックや水分補給などをマニュアル化して徹底させ、現場に氷柱などを置いて涼を取らせ、昨年は「現場熱中症ゼロ」を実現したのだという。

「今年は猛暑だが、今年もゼロだぜ」と胸を張る顔デカ社長。
「しかし、あんた、俺より10歳上なのに、いつも涼しい顔してるよな。俺なんか45で熱中症になったときは、もう俺も終わりかと思ったぜ」

それは、私の場合、生まれたときから終わっている人間なので、暑さに強いんじゃないですかね。

お盆休みで誰もいない会社に、顔デカ社長の笑い声が反響した。
今日は、機嫌がいいようだ。

そして、話題が変わった。
「あんた、まだ酒やめてんのか」

いいえ、一日一杯のグラスアイーンだけは認められています。
幸せでございます。

「そうか、俺はワインなんて気取ったものは嫌いでな。もっぱら焼酎なんだが、不思議なことに熱中症になってから酒も弱くなっちまってよお。もう人生に楽しみなんか、ねえよ」

顔デカ社長は、1本3万円以上するという「森伊蔵」しか飲まないバチあたりな人だ。
4年前までは、その森伊蔵の一升瓶をほぼ五日で1本消費していたという。
しかし、今では、1本空けるのに二週間以上かかるというのだ。

「悲しいことに、体が受け付けねえんだよな」

それは、受付に美人を置かないからじゃないですかね。
美人の受付がいれば、酒は進むと思いますよ。体は正直ですから。

「それ、気の利いたことを言ったつもりか。ぜ〜んぜん面白くねえわな」
笑顔で睨まれた。
迫力のある笑顔だった。

はい、おっしゃるとおりでございます。
申し訳ございません。


さて、仕事の打ち合わせも無事終わって、ケツが「帰りたい帰りたい」と自己主張をし始めたので、ケツをあげようとしたら、ケツの下の違和感に気づいた。

それほど大きな違和感ではない。
美人だと思っていた女性が、実は男性だったという程度の違和感だ。

世の中には、美女に見える男性や美男に見える女性は溢れるほどいる。
ただ、安全保障関連法案が憲法違反ではない、と非愛国的に強弁する自民党議員、公明党議員の数ほど多くはないと思うが。


話を戻して、違和感の正体は……。

差し歯2本だった。

社長のですか、と違和感を手のひらで転がしながら、顔でか社長に見せた。

「あん? 差し歯かい? 俺の歯は全部自前だ!」と、厚い胸を張られた。
48歳の男の胸のふくらみなんて見たくありませんよ。

「当然、俺んところの社員のだろうな。だが、誰が差し歯してるかなんて、わかるわけねえよな。でも、社員のだったら、俺が預かる義務はあるわな。もらっとくぜ」

しかし、差し歯を落とした社員さんは、今頃あわてているんじゃないですか。
会社で落としたとは思っていないかもしれませんね。

お盆休みを歯抜けの状態で過ごす気分とは、どんなものなんでしょうか。


「ハハハハハって笑ったら間抜けだろうな。歯抜けの間抜け、面白くねえかぁ。ハハッ」




ぜ〜んぜん、おもしろくねえわな(心のつぶやき)。



2015/08/15 AM 06:33:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | [Macなできごと]



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