Macでお仕事?
Mac歴22年。独立して15年。日に日に減っていく仕事……。そんな売れないデザイナーのひとりごとです。
[TOP] [RSS] [すくすくBLOG]








サブちゃんゲーム
あけまして おめでとうございます

今年は、ヒツジな一年になりますように。
(ちなみにヒツジな年とは、ヒ=緋村剣心のように冷静沈着、ツ=月に向かっておしおきよ、のセーラームーンのような華麗さ、ジ=ジャック・スパロウのように変幻自在、波瀾万丈の一年ということ?)


昨日、新年の挨拶に、呼びもしないのに、極道コピーライターのススキダが奥さんを伴ってやって来た。
新年早々、ゴキブリの顔は見たくなかったので断ろうと思ったが、ススキダの醜い泣き顔を見るのも気持ち悪いので、仕方なく入れてやった。

昨年のクリスマスに、娘さんの嫁ぎ先、カナダ・バンクーバーに行って来たといって、お土産にサングラスをくれた。
カナダ土産がサングラス?
名物なのか?

普通は、バンクーバー・バナナではないのか。

しかも、「俺とブライアン(娘さんの旦那)とお揃いだ」と鳥肌が立つことを言うススキダ。
このサングラスは、お蔵入り決定。

バンクーバーでは5日間の滞在中、職務質問を2回受けたという。

しかし、カナダの警察はたるんでいるな。普通なら、1回でブタ箱行きだろう、と言ったら、ススキダの奥さんが、手を叩いて喜んだ。
新年早々、気持ちがいい。

息子と娘に、と言って、お土産とお年玉をいただいた。
大学1年の娘はわかるが、24歳になる息子にお年玉?

最近は、お年玉も拡大解釈をするのか。まるで、集団的自衛権のように、と言ったら、また奥さんが手を叩いて、「面白いナッシー!」と喜んでくれた。
ちょっと、引いた。

「正月も酒は飲まないのか?」とススキダが聞いた。

正月に酒を飲む必要が、どこにあるのだ。
新年を祝うだけの日だろう。
そこに酒はいらない。
勘違いをするな。

「まあ、俺は酒が飲めないから、どうでもいいが」

そうなのだ。
ススキダは、極悪人顔をしているくせに、サケが飲めないのである。
看板倒れ、とは、このことを言う。

「一応今年の抱負を聞いておこうか」とススキダが偉そうに言った。

おまえをひざまずかせることだな。
Kneel down and lick me shoes .

「ニールのエルの発音がダメだな。あとのダウンは必要ないかもな。それに、リックミーの発音も怪しい。それじゃ通じない」
ドヤ顔でダメ出しですよ。

すいませんねえ、ワタシ ニッポンジン なんで。

自家製イタリアンおせちと安物の緑茶を出してやったら、2人で全部食いやがった。
私は、ひと口も食っていないのに。

「(おせちは)インターネットの取り寄せか」と聞かれたので、ドッグフード、キャットフード、ゴキブリフードをアレンジして作ったんだ、と答えた。
また、奥さんが、手を叩いて喜んでくれた。

まるで、「エンタの神様」で、少しも面白くないのに大笑いするサクラのようなお客様ですな。
まあ、新年に笑いがあるのは、悪いことじゃないが。

そして、ススキダが、ふんぞり返って「箱根駅伝を見せろ!」と吠えたので、そんな関東の駅弁に興味はない、石川の百万石弁当や佐賀のかしわめしを食わせろ! 関東の弁当ばかりじゃただのローカル駅弁じゃねえか、でも、箱根の「たつ田弁当」は、子どもたちが気に入っていたな、と答えた。

「駅弁じゃねえ、箱根え・き・で・んだ!」という芸も工夫もないススキダのツッコミ。

悪いな、うちのテレビは、この時期だけ日本テレビにロックがかかっているんだ。
関東人の誰もが箱根エキベンに興味があると思うなよ。
食いたかったら、箱根まで行ってくるんだな。
(小さい声で、母校ファイト!

さすがの奥さんも、何も反応してくれなかった。

スネ夫ヅラしたススキダが、「じゃあ、腹ごなしに、何か面白いことはないか?」と言った。

ある。
世界一面白いゲームだ。

「それは、面白いナッシーな」と、ススキダの奥さんが、まだ説明してもいないのに、乗り気になった。
今年から、奥さんを「エンタのサクラッシー」と呼ぶことにしようか。

これは、大学1年の娘と私が考えたゲームで、頻繁に我が家に晩メシを食いにくる娘の高校時代のお友だち6人とやると、大いに盛り上がるゲームだ。

通称「サブちゃんゲーム」と言う。

曲のタイトルは知らないのだが、北島三郎氏の歌に「は〜るばるきたぜ、はっこだて〜」というのがある。
これを使うのである。
「はっこだて〜」を違う地名に置き換えるのだ。

たとえば、「きっちじょーじ〜」とか「しっながわ〜」のように。
とりあえず、地名は東京限定で。
地方や海外だと地名を言われても全員がわかるわけではないので。

まず、じゃんけんで勝った人が、立ち上がる。
そのとき、みんなが「どっこ行くの? どっこ行くの?」と手拍子をする。

「は〜るばる来たぜ、いっけぶくろ〜」
立ち上がった人が、鼻を膨らませて歌いながら地名を言い、次の人を指名する。
歌は、ノンビリ歌うと相手に考える間を与えてしまうので、地名のところはアップテンポで歌うのが原則だ。

それを20回も繰り返すと、前の人につられたり、東京以外の地名を言う人や、もう出ているのに、2度同じ地名を言う人が出てくる。
そこで、アウト!

アウトになった人には、二重の罰ゲームが待っている。
最初は、親しい人に電話をかけさせるというもの。

そして、その人に、こちらがリクエストした言葉を誘導して言わせるのである。
たとえば、アミちゃんなら、彼氏に電話をして、「愛してる」という言葉を言わせる。
直接、「愛してるといっとくれ」はNGだ。
誘導して言わせなければいけない。

ミッチーのお母さんに、「バカ娘」と言わせたり、モネちゃんの弟に「ウ○コ」と言わせたり、という意地悪なリクエストもある。
この第1罰ゲームがクリアできなかった人には、第2の罰ゲームが待っている。

あらかじめ聞いておいた、嫌いな食べ物を食わせるのだ。

我が家に来る子の多くは、キノコ類、トマト、納豆嫌いが多い。

そのすべてが嫌いな子には、ナメコとトマト、納豆をブレンドして食べてもらう。
その悶絶する様子を見るのも楽しいものだ(マゾヒスト? ただ、この罰ゲームのおかげで食わず嫌いが治って、納豆が食えるようになった子がいたから、アホなゲームでも役に立つということだ)。

このゲームは、5〜8人でやると盛り上がるのだが、3人でもできないことはない。
だから、新年早々、ススキダ夫妻と3人でやった。

ただ、今回は、新年から怪しい電話をかけたら相手の方が怒るだろうと考え、第1罰ゲームは省略した。
嫌いなものを食うだけにした。

ススキダが嫌いなものは、マッシュルーム。
奥さんが嫌いなのは、ススキダの顔…ではなく、ススキダの顔によく似た(?)ツナ缶だった。

ちなみに私の嫌いなものは、コンニャクだ。
いつ飲み込んだらいいかわからないという曖昧さが嫌いなのだ。
それに、私は基本的に柔らかい食い物が苦手だということもある。

10回やって、ススキダが7回、奥さんが3回間違えた。
奥さんが、ツナ缶は「ゼッタイにダメナッシー!」「ダメよ、ダメダメ〜ナッシー!」と完全拒否したので、すべてをススキダが代わりに食った。

これでは罰ゲームにならないのだが、奥さんが可愛いから、許した。
(それに、予想外なことに、ススキダが『マッシュルームって、意外と食えるな』とマッシュルーム嫌いを克服したのは収穫だった)


終わって、どうだった、楽しかったろ? と聞いたら、マッシュルーム・ススキダが、「新年からバカに付き合わされるのも疲れるな」と大変褒めてくれた。

醜い顔で憎々しげに言われると、余計に憎悪が募った。



今年は、2歳下のコイツを絶対にひざまずかせてやる、と心に誓った、そんな平和な正月だった。




2015/01/03 AM 08:28:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | [Macなできごと]



(C)2004 copyright suk2.tok2.com. All rights reserved.