Macでお仕事?
Mac歴22年。独立して15年。日に日に減っていく仕事……。そんな売れないデザイナーのひとりごとです。
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ハンザワナオキ
ジャイアンツ優勝間近。

台風18号が去った日の夜。
場所は吉祥寺の居酒屋。
同業者のバカ騒ぎ。

昔だったら、「金で手に入れた優勝に何の価値があるんだ、ボケ!」と罵った私だったが、今では全く心を動かされることなく、ジャガイモピザと串揚げを食いながら、ひとり静かに生ジョッキを傾けることができる。

密かに、永平寺で30年間修行してきた甲斐があったというものだ。


今年のMVPは誰かって?

MVP = Most Violent Party(最も暴力的な政党)のことか。

中国共産党、アメリカ民主党、共和党のことだろうな。
日本の自民党は、今のところは入っていないが……。


などと、独りの世界に浸っていたとき、突然お馬さん(人類史上最も馬に激似の男)に、『Mさん、半沢直樹、見ましたか? 見ましたよね。みんな見てるんだから」と、鼻息荒い言葉を投げかけられた。

いや、「みんな」は見ていないでしょうよ。
30パーセントを超える高視聴率だとしても、6割以上の人は見ていないんだから。

「見ていないんですかぁ」
お馬さんが、思いのほかガッカリした様子になり、自慢のたてがみに元気がなくなった。
その姿がとても哀れに思えたので、最初の回だけ見たよ、と話に乗ってあげた。

「えー、最初だけですか? その後からが面白かったのに!
俺、ドラマを見て、次の回が早く見たいと思ったのは初めてなんですよ。
おっもしろいのになあ〜、なんで、見るのやめちゃったんですか!」

確かに、面白かった。
堺雅人氏のファンの高校3年の娘と一緒に見たのだが、娘も「堺さん、演技の引き出しが多いなあ」と、感心していた。

脇を固める俳優さんも上手だし、展開の早いキレのある演出は、見応えがあった。

だが、見終わったあとで、娘がこう言ったのだ。
「面白かったけど、なんか、疲れるドラマだな。
男たちだけが、会社のため、家族のためって力むドラマは、オレには共感できない。
もう次からは見ないだろうな」

私も、そう思ったのだ。
男たちが全身で力んで、歯を食いしばるようにセリフを吐く場面が多すぎて、見ている間中、ずっと違和感を持っていた。

半沢直樹の自宅のシーンだけが、堺雅人氏の表情が穏やかになって空気が和らぐが、あとは、どの場面も血圧計のバーが振り切れたような演技ばかり。
見ていて、疲れてしまった。


極端な表現だというのは自分でも分かっているが、これは「俺が会社を変える、俺が日本を変える」と力み返った「男社会」の勘違いドラマではないか、と思ってしまったのだ。

ジャンルは違うが、たとえば、アメリカの映画で、地球が危機に直面したとき、男たちが力を合わせて、「俺たちが国を守る、地球を救うんだ!」と力んで、最終的にアメリカの男たちがヒーローになる展開の「男社会」の映画も、私は苦手である。

あるいは、男の海上保安官(潜水士?)たちが、遭難した人たちを熱い友情を絡めながら救出する作品(見ていないから私の推測)も「男社会」の香りが強すぎて苦手だ。


アレレ〜、オヤオヤ〜、知らないうちに、オレ、会社を建て直しちゃったよ、日本を救っちゃったよ、地球を守っちゃったよ、それで、みんなから感謝されちまったよ。
いや〜、参ったな〜、というドラマなら、喜んで見たかもしれない(そんなドラマ、誰も作らないだろうが)。


ということで、熱く語っているところを申し訳ありませんが、その話題からは、ワタクシは、「オフ」とさせていただきます。


半返しです!

「倍返し!」と全員がツッコンでくれたときには、嬉しくて思わずガッツポーズが出た。

じょじょじょ。

「じぇじぇじぇ!」

力うどんで、おもちなし。

「おもてなし!」

リビングでしょ。

「??????」

リビング = 居間 = 今 をかけたのだが、伝わりづらかったですね。


飲み会の最後に、同業者の中で長老のオオサワさんに言われた。

「Mさん、一つの病気は治ったみたいだけど、他の病気は全然治ってないんだね。これは、不治の病なんだろうね」

はい、ありがとうございます。
ワタクシも、そう思います。


ところで、「不治」と言えば、日本一の山、「富士」。
そして、私の89歳の母が、フジコ。

そこで、ワタクシゴトで恐縮ですが、この度、川崎の母を武蔵野に呼ぶことにしました。
一緒に住むスペースが、オンボロアパートにはないので、近くにバリアフリーのワンルームマンションを借りて、住んでもらうつもりです。

ヘルパーさんのお手をお借りしなければ、何もできない役立たずな息子でございますが、できる限りの親孝行をしたいと思っております。

ぜひ、このことをお含みおきつつ、これからも、お付き合いをさせていただければ幸いです。

なにとぞ、よろしくお願いします。


そう私が頭を下げたときの同業者の反応。

「あっそう」


ジャイアンツの話題の100分の1以下の反応ですよ。



半返しです!




2013/09/18 AM 06:03:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | [日記]



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