Macでお仕事?
Mac歴22年。独立して15年。日に日に減っていく仕事……。そんな売れないデザイナーのひとりごとです。
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ポジティブな娘
中学3年の娘が、都立高校の推薦入試に合格した。

ホッとした。

ただ、ホッとはしたが、(我が家に居候中の)娘のお友だちは、同じ高校に合格できなかった。
ほとんど実の娘のような感覚でいたので、嬉しさ半分、悔しさ半分といったところだ。

しかし、「マツコのパピー、落ち込まないでよ。一般入試もあるんだからさ。オレは、そっちの方が得意なんだから」と反対に慰められた。
苦笑いするしかない。

娘たちが受けた高校の推薦入試は、面接だけである。
あとは、調査書の内容がものを言う。
いわゆる内申点というやつだが、それは娘の方が上だったようだ。

面接時間は、各自10分。
その中に、3分間のプレゼンテーションというのが入る。
お友だちは、得意だという英語のスピーチをした。

そして、家に帰ってくるなり「マツコのパピー! もう完璧でしたよ。ひと言も間違えませんでした。これで落ちてもオレは本望だぁ!」と私とハイタッチ!
彼女としては、推薦入試は完全燃焼したのだから「次は一般入試」と簡単にギアチェンジができたのだろう。

たくましい女である。

それに対して、わが娘。
受験勉強らしきものをしていたと思ったら、ハングル語の勉強だった。

要するに、娘の場合、受験に備えるという意識が皆無だった。

3分間のプレゼンテーションも、試験官が自分と目を合わせようとせず、やる気のなさ丸出しで貧乏ゆすりを始めたのを見て、急遽内容を変更するという無謀な策に出た。
英語とハングルを使って、いかに高校生活を有意義に過ごすかをプレゼンするつもりが、突然日本語で椎名林檎について語りだしたというのだ。

推薦入試のプレゼンで、椎名林檎論を語る?

それを聞いて、こいつは、まったく俺ソックリの性格をしている、と私は背筋が寒くなった。
親の影響力って、強いんだな。
いいのか、こんなので。

試験官は、馬鹿にされたと感じたのじゃないだろうか。


しかし、娘は合格。


担任が、よほど調査書に彼女にとってプラスのことを書いていたと思われる。
そうでなければ、椎名林檎論が通るなんて、ありえませんよ。

娘のお友だちは、中学3年間、無遅刻無欠席。
内申点は娘に及ばないにしても、その頑張りは文句のつけようがない。
前向きさ、ひたむきさ、ポジティブさは、百点だ。

それなのに、なぜ合格させない?
内申点が何だ! 馬鹿野郎!

責任者、出て来い!

頭にきた。

しかし、そんな頭に血ののぼった私にお友だちが言う。
「マツコの椎名林檎論のプレゼン、聞いてみたかったな。絶対に面白かったと思うよ」

どこまでも「いいやつ」なのである。
男前(?)だ。


よし! 過去問だ! 過去問をやりつくせ! あと3週間、過去問漬けになれ!

私がそう言うと、「オオ!」とガッツポーズをしたあとで、お友だちは両手で自分の腹をポンポンと叩いた。
そして、「受験の日の朝は、カツカレーをよろしく! オレ、縁起を担ぐほうなんだ」。

そうか、そう言えば、推薦入試のときは、胃にもたれないように朝メシはシャケ雑炊だったな。


もしかして、カツカレーを食わさなかったから、合格できなかったのか?


つまり、俺の責任じゃないか。


よし! 3日前からカレーを煮込んで、美味しいカツカレーを作ってやる。


なんか、燃えてきた。




2011/02/04 AM 06:46:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | [子育て]



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