Macでお仕事?
Mac歴22年。独立して15年。日に日に減っていく仕事……。そんな売れないデザイナーのひとりごとです。
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ミットモナイとモッタイナイ
武蔵境駅前のマクドナルドで、コーヒーを飲んでいた。

余韻を味わいたかったからだ。

「師匠、産まれました!」と一昨昨日の朝、興奮マックスの声で友人の天才WEBデザイナーのタカダ君(通称ダルマ)から電話がかかってきた。
そこで、昨日ダルマの弛んだ父親顔と赤ん坊の顔を見に行ってきたのである。

女の子だった。
俗に女の子は、父親に似ると言われている。

カワ(イイネ、orイソウ)・・・・・・・だね。

適当に語尾を濁して、お祝いの言葉を述べた。

ダルマは、目を細め、気持ち悪い顔で笑い、私の手を取って、「師匠のおかげです」と言いながら、頭を下げた。
(もちろん、私のおかげだ! 愛のキューピッドだし、仲人だし)

喜びと幸せのオーラが、私の全身を包んだ。
その余韻を少しでも長く味わっていたかったので、奮発して、120円のコーヒーを飲んだのである。

iPhoneで撮ったダルマの娘を見る。

カワ(イイネ、orイソウ)・・・・・・・だね。

ダルマ2世の画像を複雑な気持ちで見ていたとき、隣のテーブルの会話が耳に入ってきた。


「日本人は、モッタイナイ


どこかで、聞いたようなセリフだが・・・・・。


左横を見ると、男女1人ずつの白人が、外国人オーラ(当たり前)をまき散らして、ポテトを頬張りつつ、日本人の男二人に向かって演説をしているところだった。

歳は20歳から25歳くらいか。
三鷹には、国際基督教大学があるので、そちらの学生さんかもしれない。

そこはかとなく、クリスチャンの匂いがした(?)。

ここからの話は、白人さんたちが、流暢な日本語で語るお話をそのままパクることに(話が舌足らずな部分は、私が意訳している)。


日本には、アニメという世界的に優れた財産がある。
それなのに、日本人は、なぜ、そのアニメを産業として盛り立てていかないのか。

誰が見ても日本のアニメは世界一だ。
クォリティの高さでは、ディズニーの方が上かもしれないが、コミックという媒体を合わせると、日本のマンガがディズニーの上をいっているのは、間違いがない。

ディズニーは、ただお伽話的世界を映像で表現しているだけだが、日本のものは、あらゆるジャンルの話を表現力豊かなストーリーとしてまとめている。
ディズニーとは、明らかに表現する世界が違う。
料理から、政界、医療の分野に至るまで、専門的なストーリーを網羅している日本のコミックは、文化として充分に成り立っている。
だから、その点を世界にもっとアピールして、さらに強固なアニメ世界を作るべきだ。

今や決して人気があるとはいえない野球プレーヤーに数億円の年俸を支払うなら、その資金をクリエイティブなアニメーターに投資して、優秀なアニメーターを真剣に育てるべきだ。
そうすれば、もっといい作品を世界に配信することができるだろう。

同じく優秀なゲームソフトとコラボして、斬新なテーマパークを各地に作れば、外国からの観光客の誘致にも有効だ。
ディズニーのお伽の世界とは違う夢の世界は、プロデュース次第で、最大の産業になれる可能性を秘めている。

そして、食。

客観的に見て、日本人が提供する食は、世界一と言っていいと思う。

本場の中華料理やフランス料理、イタリア料理は、確かに美味いかもしれない。
しかし、そこでは、美味しいのは、得意分野だけである。
しかも、美味しいものを食べようと思ったら、値段がかなり高い。

だが、日本の料理人たちは、自分たち独自に、各国の味を形づくって、そのどれもが完成度が高い。
ラーメンなどは、芸術品に近い。
そして、安いものであっても、彼らは決して手を抜かない。
そのプロ意識は、賞賛に値する。

これだけ高い能力があったなら、野心にあふれた白人だったら、おそらく食の王国をつくって、世界にアピールするだろう。

なぜ、日本人は、それをしようとしないのか。
優れた技術を、小さな世界に、なぜ閉じ込めておこうとするのか。

人間は、誰もが美味いものを求めている。
日本国内に、ジャパニーズ・フードのテーマパークがあれば、秋葉原が外国人のテーマパークになったように、観光客誘致の目玉になるのではないか。

国を挙げて、食を海外に発信すべきだ。

そうしないのは、政治家、役人、あるいは保守的な大人たちが、アニメやコミック、ゲーム、そして食を、心のどこかで馬鹿にしているからだ。
それらの産業を、ミットモナイ、と思っているからだ。

だが、産業にミットモナイは、ない。

儲かる産業を放っておくことこそ、ミットモナイ
そして、モッタイナイ

日本人は、モッタイナイ

日本のアニメと食こそ、日本産業再生の道だ。



彼らは、そう言っているのですが、突飛なところがあるとは言え、ある部分では、私も同感するところがあります。


皆さんは、いかがでしょうか。





2010/12/03 AM 06:24:16 | Comment(2) | TrackBack(0) | [日記]



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