Macでお仕事?
Mac歴22年。独立して15年。日に日に減っていく仕事……。そんな売れないデザイナーのひとりごとです。
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ライブハウスでバカヤロー
久しぶりに大宮の印刷会社からお呼びがかかったので、昨日行ってきた。

この会社は、私に対して、いつも冷たい態度をとることは、何度かブログに書いてきた。
ただ、「お得意様の悪口は、みっともないよ」というご意見が、私を圧倒しているので、今回はこれ以上は、書かない。

1時間半で、仕事を無事終えたことだけを記す。

そう思った。
しかし・・・・・・・・・・。


不愉快な灰色をした空気の塊を、心の中から追い出すには、久しぶりに「隠れ家」で過ごすのが、一番いい。
通称「隠れ家」、実は中古OA販売会社の倉庫。
その倉庫の持ち主に電話をかけようと、胸のiPhoneを取ったとき、iPhoneがタイミングよく震えた。

ディスプレイを見ると、先ほどの印刷会社だった。

俺、何かミスでもした?

3.7秒考えたが、「それは、ありえない」と私は、首を強く横に振った。
強く振りすぎて、目が回った。

仕事は、毎年催される市民音楽会のチラシだった。
毎年の仕事だから、フォーマットも決まっている。
出演者の名前と写真を差し替え、全体の色合いを今までと変えるだけだから、作業は、1時間半で終わった。

名前の部分は重要なので、自分で3回も見直した。
担当者は、最終仕上げを見て、無言でうなずき、無言で作業伝票にサインをし、すぐに横を向いた。
そして、「早く帰れ」と言わんばかりに、私の存在をないものと思って、サンドイッチを口に入れた。

私は、ミスはしていない。
だから、考えられるのは、変更箇所が発生したということぐらいだ。

まだ、会社の近くにいるから、今なら引き返せる。

iPhoneの「応答」ボタンを押した。

「Mさん? 今日、来た?」
声から察するに、担当者の上司だった。

今日、来た?
意味がわかりませんが・・・。

私が印刷会社に行ったとき、ホワイトボードの上司の欄には「昼食」と書かれた、青い丸磁石が引っ付いていた。
11時前に、昼食とは・・・・・、まあ、自由ですが・・・・・とため息を吐きながら、仕事をした記憶がある。

私が作業している間、上司は「昼食」から帰ってこなかった。
おそらく、終わった後に帰ってきて、私が予定より早く終えたことを知らず、催促の電話をかけてきたと思われる。
しかし、部下に聞けば、あるいは作業伝票を見れば、私が来たかどうかは簡単にわかるはずである。

そんな初歩的なことも、確認しないとは・・・・・。
昼メシに、長い時間をかけすぎて、脳に血液がいかなくなったか。


いや・・・・・、行って、仕事はもう済ませました。
申し訳ありませんが、Yさんに確認していただけますか。


「おい、音楽会のチラシは、もう終わったのか?」
目の前のデスクのYさんに、確認しているようだ。
目の前にいるんだから、最初から聞けばいいと思うのだが・・・(これも悪口のうちに入るのか?)

確認が終わって、何かモゴモゴと相手に指示を与えたあとで、上司が言った。
「しかし、俺がいない間にコソコソ来て、挨拶もせずに帰るってのは、どうかな?」

自分の耳を疑った。
それは、どういう意味だ?

私は、仕事を依頼されて、手早く仕事を処理し、仕事が完了したから、帰ったのだ。
私は、コソコソ行って、コソコソ帰ったわけではない。

むしろ、早く終えたことを褒めてもらいたいくらいだ。




ここからは、悪口
お客様への悪口の嫌いな方は、ご遠慮ください。
(自分では、悪口だとは思っていないが)

私が10時45分に会社についたとき、上司はもういなかった。
おそらく昼食(ボードに『昼食』と貼ってあった)。

そして、作業を終えたのが、12時20分ごろ。
上司は、「昼食」から、まだ戻っていなかった。
私は担当者にサインをしてもらい、「ありがとうございました」と言って、会社を後にした。

このどこにも、落ち度はないはずだ。
コソコソしているように、見えた?

もしそう見えたのなら、明らかに私とは、仕事に対する価値観が違う。
人間としてのスタンスも違う。
肩をすくめて、「リアリィ?」と言うしかない。
だから、そんなことで因縁をつけるやつは、放っておく。

しかし、相手はお客様なので、私は、申し訳ありません。以後気をつけます、と言って、電話を切った。

心の中で、ビッグ・ウェーブが立った。




中古OA販売会社の倉庫で、私はストックしておいたカップラーメン(麺づくりとカレーヌードル)をヤケ食いし、いいちこをラッパ飲みし、以前団地のゴミ捨て場で拾ったアコースティックギター(ご自由にお持ちください、と貼り紙がしてあったから、泥棒ではない。こんなことにもクレームをつける人がいるので・・・)を手にとって、かき鳴らした。

そして、即興で作った「バカヤローの歌」を延々20分にわたって、熱唱した。


バカヤロー!
ざけんじゃねえぞ!
バカヤロー!
カツラはがして・・・・・(差しさわりがあるので、以下省略)。


魂を込めた「バカヤロー」が、ライブハウスの空間に、吸い込まれていった。

少しは、気が晴れた。



しかし、いま、喉がイタい・・・・・・・・・。


というより、私の存在が、イタい・・・・・?




2010/12/01 AM 06:36:57 | Comment(3) | TrackBack(0) | [Macなできごと]



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