Macでお仕事?
Mac歴22年。独立して15年。日に日に減っていく仕事……。そんな売れないデザイナーのひとりごとです。
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バカ親の心が震えた日
オザワ氏の「負けの歴史」に、新たな一ページが加わった。

彼はまた、自由党を旗揚げするのかな・・・・・。



ところで・・・・・・・・

悲惨な状態だった頭の痒みが消え、顔の脹れも引いた。

めでたいことなので、4日間我慢していたクリアアサヒを朝から飲んだ。

ひとは、私のことをアル中だと決めつけるが、4日間も我慢できるのだから、私はアル中ではありません。
からだも手も震えなかったし・・・・・。


だが、少しだけ、震えることがあった。

震えたのは、心だったが・・・・・。

中学3年の娘の夏休みの宿題「人権について」の作文をコッソリ読んだからだ。



それは、こんな文だった(本文は文章が繋がっていて読みにくかったので、ここでは改行を増やしてある)。


電車やバスに乗っていると、携帯電話を真剣に操作していたり、インナーフォンをつけて、音楽を楽しんでいる人の姿を見かけます。
その中には、私より年の若い子もいれば、年上の人もいます。
彼らは、自分の好きなことをして、自分の時間を楽しんでいるように見えます。
自分の暮らしを楽しむこと。
それは、誰にも等しく与えられた権利です。
それには、性別も年も関係ないはずです。
そして、国籍も関係ありません。

ただ、人は生まれた場所が違うだけで、まったく違う環境を与えられることも事実です。
それを私たちは選ぶことができません。
当たり前のように高性能のテレビがあり、携帯電話があり、当たり前のようにインターネットを使うことができる私たち。
その便利さを当然のことのように受けとめて、そのことに、ありがたみを感じることもなく、私たちは毎日を暮らしています。

それが、どんなに便利で特別なことなのか、考えもせずに。

たとえば、他の国を見ると、私よりもはるかに若い子どもが、その手に銃を持つことを自分の意志に関わらず選ばされます。
彼らは、自分たちの生きる権利を銃を持つことで主張しているのです。
そうしなければ、生きていけないから。

あるいは、生まれながらにしてHIVなどの病に感染する危険を、高い確率で持っている子どももいます。
本当なら、たくさん飲めるはずのミルクを飲むことができず、弱っていく赤ちゃん。
悪い環境の中で育ったため、後遺症をずっと引きずって、大きくなっても不便な暮らしをしなければいけない人。
先天性の病で苦しみ、その治療法がまだ見つからず不自由な思いをしている人。
高い能力を持ちながら、貧困のため、その能力を生かすことができない人。
本当なら学校に行く年齢なのに、学校に行かず、家族のために都会の片隅で生活の糧を得なければならないストリートチルドレン。
そして、自分たちが歩く道に、地雷が敷き詰められるという危険な環境にいる人たち。
数え上げたら、きりがありません。

このような平等といえない環境の中で、人としての権利を確立するのは、容易ではないでしょう。
では、どうしたらいいかといえば、それを改善するのは、人の権利がある程度確立されている先進国の役目だとわたしは考えています。
豊かな国の資金と知識を、国と国の争いごとに使うのは、それは人間のエゴです。

ここ十数年、地球温暖化が叫ばれています。
しかし、人類のエゴは、環境だけでなく、人として生きる権利も侵害しているように、私には思えます。
先進国の富を、環境に優しいだけでなく、人にやさしく、平等な社会が作れるシステムに注ぎ込んでくれたら、世界中の人にとって、人権の意味と意義が、もっと身近に感じられるのではないでしょうか。

高いところにある水は、必ず低い方へ流れていきます。
そして、いつか、その水は平らになります。
それと同じように、いまバランスが極端に悪い「人権の水位」も、高いところにある水の協力があれば、絶対に平らになると、私は信じています。

私の目の前で、携帯を夢中にいじる若い女の子。
マンガ雑誌を楽しげに読む学生。
お母さんの腕で幸せそうに眠る赤ちゃん。
旅行のパンフレットを熱心に見る若い女の人。
窓の外の景色を目を輝かせて見る子ども。
そして、居眠りをするサラリーマン。

彼らは、日常生活で人権を意識することはないでしょう。
その人権を意識しないということが、私たちにとって、どんなに幸福なことか。
正直なことを言えば、もちろん私も今まで人権をあまり意識したことがありませんでした。

ただ、これからは、少しずつ、本当に少しずつですが、人権を意識して暮らしてみたいと思っています。



親バカを承知で書かせていただく。

私が中学3年の頃は、こんなことを考えたことは、0コンマ1秒もなかった。

それに、「人権の水位」などという言葉は、今だって私の貧弱な脳には、浮かんでこない。

私が書く文章は、ときに感情的で自己正当化が激しいから、こんな冷静な文章を自分の娘が書けるということに、私は打ちのめされたと言っていい。


たいしたもんだ。



親バカ?


はい。
だから、親バカだと言っていますが、それが何か?




2010/09/15 AM 08:31:15 | Comment(3) | TrackBack(0) | [子育て]



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