Macでお仕事?
Mac歴22年。独立して15年。日に日に減っていく仕事……。そんな売れないデザイナーのひとりごとです。
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虚構のリーダーシップ
頭のかゆみ、顔の脹れが、少し引いてきた。

昨日までは、顔の筋肉が強張って動かしづらかったが、今日は何とか表情を作ることができるようになった。

ただ、まだ宇宙人・ハトヤマが残っているとヨメからは言われているが・・・。


ハトヤマ氏といえば、オザワ氏。

先日、オザワ氏に関して、気になる記事を見つけた。

それは、infoseek楽天の世論調査で、オザワ氏への支持が93%というもの。
YAHOOでは、オザワ氏への支持が59%。
ネットユーザーの間では、報道機関の世論調査とは反対に、オザワ氏がカン氏に圧勝しているようだ。

それに対して、YAHOO JAPANでは、「ネットの投票者は自らIDを登録して、政治コーナーに入り選択する。政治に積極的に関わりたい人たちの声だ」と分析している。


だが、私の分析は、違う。
たとえ、IDを持っていたとしても、ネットの世界ではハンドルネームが主流である。
それは、「半匿名的なもの」だと私は思っている。

ネットの世界でIDを持つのは、ただの入口で、それは住民票に名を連ねるのと同じものだろう。
なぜ、IDを持っているから「積極的」という唐突な結論になるのか、私には理解できない。

変な言い方になるが、彼らは名乗っているが、名乗っていない状態だ。
そこは、マウスを一度クリックしたら、また仮想現実の世界に逃げ込める自己存在証明の曖昧な世界なのである。
その行為は、私には「積極的」には、見えない。


唐突に、話が変わって・・・・・

過去も今も、大声を出した方をメディアは応援する。

悲惨な国際紛争のいくつかは、政治家や軍人が大声で扇動し、それに尻軽なメディアが迎合したことで、起こっている。

オザワ氏は、剛腕。
そして、統率力があり、実行力がある。

メディアによって作られた、そんなイメージにより、オザワ氏の虚像はいま膨れ上がっている。

だが、私はオザワ氏が、強烈なリーダーシップを示したのを、一度も見たことがない。

自民党内の権力争いに敗れ、党を逃れ、新生党を作った。
その後、いくつかの政党が寄り集まり、それが新進党になった。
ごく短い期間、政権を手にしたが、そこでも主流になりきれず、離脱して自由党を結成。
その後、自民党と連立を組んだが、ここでも一年で連立を離脱。
三年間、政界を放浪していたら、上げ潮の民主党に誘われて合流。自由党は、もろくも解党。

この履歴のどこに、強いリーダーシップがあるというのだろう。

私には、「負けの歴史」にしか、思えないのだが。


剛腕、というイメージを作り、メディアは、オザワ氏に恩を売って、何がしたいのか、と思う。

メディアは、臆病である。
強面(こわもて)に、極端に弱い。

鬼の形相で恫喝されたら、簡単に及び腰になる。
うんざりするほど長い間、それを繰り返してきた。

ペンは剣よりも強し、なんてことは、絶対にない。

「剛腕」と表現するだけで、政治家におもねっている、という単純なことにさえ、彼らは気づかないのである。

その結果、わずか3ヶ月前に「カネの問題で」幹事長を辞めた人間が代表選に立候補することに、何の異議も唱えないという究極の喜劇の黒衣(くろご)になる。

一般人の場合は、疑わしきは罰せず。
しかし、政治家は、疑わしきは失脚させる、というのが、モラルの番人としての気概だと私は思っているのだが、彼らは「経済の逼迫した今こそ、オザワ氏のリーダーシップが求められている」などと扇動して恥じることがない。

「負けの歴史」を背負った人が操るリーダーシップで、日本経済をよくするというのは、彼らにとってはお伽話かもしれないが、私には喜劇にしか見えない。

今の時代に、ミニ・田中角栄を待望するのは、幻想だ。
高度成長時代だからこそ、田中角栄は手腕が発揮できた。
中国が、日本のはるか後ろを走っていた時代と、今とでは世界の経済環境がまったく違う。

田中角栄の短気な政策では、今の成熟した日本を導くことはできない。
それは、オザワ氏も同じ。


恫喝とリーダーシップは、違う。
だが、90パーセントの割合で、人は、小さい声の人より、大きな声の人を支持する。
どんなに正しいことを言っても、伏し目がちな人の意見は、睨みをきかせた無法者の大声に掻き消される。
それは、テレビの討論番組を見れば、誰もが思い当たるはず。

確かに、ふところに、チャカやドスを忍ばせた人間は、怖い。
オザワ氏は、そのほかにダイナマイトも忍ばせているから、メディアは自分に火の粉が及ばないようにと、怖がっているのだろう。

保守系にシンパシーを感じている人は、「マスコミは民主党びいき」だという。
それに対して、民主党の支持者は、「マスコミは自民党びいき」だという。
だが、私は、「マスコミはオザワ氏に怯えている」と思っている。あるいは、強面の恫喝に怯えている。



オザワ氏は、ジャイアン。マスコミは、のび太。

では、ドラえもんは、だれだ?



ただ、こんな風に批判しても、もちろん私に定見があるわけではない。


私はただ「仏頂面が生理的に嫌い」なだけなのだ。


毎日のニュースで、オザワソーリの仏頂面だけは見たくない、という・・・・・・。




それにしても、頭が・・・・・まだ、かゆい・・・・・。




2010/09/13 AM 09:15:50 | Comment(2) | TrackBack(0) | [メディア論]



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