Macでお仕事?
Mac歴22年。独立して15年。日に日に減っていく仕事……。そんな売れないデザイナーのひとりごとです。
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気温47度湿度22パーセント
もう夏ではないが、気温は高い。

今年の夏は記録的な猛暑だった、と気象庁が発表したようだ。

熱射病、という言葉がいつの間にかメディアから消え、熱中症が主役になったのは、何年前のことだろうか。
熱射病という言葉は、もう復活しないのだろうか。

さて、暑さに弱い人にとっては、思いやりのないことを書きます。


暑い暑い、と言うが、私は暑さが苦にならないので、「今年の夏は異常な暑さだった」という実感がない。


気象庁が集めたデータによれば、それは「記録的」ということになるから、間違いなく暑かったのだとは思う。
データを無視するほど、私は傲慢ではない。

報道によると、「猛暑日」というのが、多かったらしい。
「夏日」「真夏日」と言うと、少し詩的な響きがあるが、「猛暑日」となると、現実的過ぎて夏の季語としては、どうかなと思う。

35度を超えたら、猛暑。

BMI値が25を超えたら「肥満」。

それと同じで、私には、猛暑日は、ただ数値を無理に強調するためだけに作られた基準のように思える。

0.1超えただけで「肥満」という線引きをされた人には、同情したくなる。
34.9度と35度の違いを正確に体感できる人が、世の中に何人いるか、とも思う。

私は、100人中51人の人が暑いと言ったら、「暑い」でいいと思うのだが。


ただ、熱中症で亡くなられた方に対しては、お悼み申し上げます。
自分の体が、暑さでいうことをきかなくなる恐怖と無念さは、我々の想像を絶するものだったと思う。

自分の意思とは関係なく、体を得体の知れない魔物がとり憑くのである。
それまで順調に機能していた体が、正常な機能を奪われて、魔物が四方八方から自由を吸い取っていく。


こんなはずじゃ・・・・・・・・・・。


猛暑、猛暑と騒いでも、それをテレビを含むメディアだけの世界のことだと思っている人は多いのではないだろうか(私だけか?)。

猛暑は、ただ暑さだけが自分に降りかかってくるだけで、ひとは、現実的には、それが自分に悲劇をもたらすことはないと思っているはずだ。

暑さは、我慢できる。
なぜなら、いままで我慢してきたから。
そして、暑さは、いつまでも続くものではないから。

そう。
暑さは、いつまでも続くものではない。
だから、我慢していればいい、と誰もが思ってしまう。

だが、暑さは、「人によっては」我慢してはいけないものだ、というのも事実。

我慢大会に、命をかけることはない。
我慢なんか、しなくてもいいんですよ。
つらかったら、逃げればいいんです(人生と同じです)。



私は、我慢はしない。
むしろ、暑さを楽しんでいる。

私が、今年の夏、はまっていたこと。
それは、仕事が一段落したら、陽光降り注ぐ昼間に、近くの公園のベンチに座って休むこと。

この公園は、夏は午前10時過ぎから午後4時までは、まったく日陰が作られない。
だから、その間は誰も公園に近づかない。
そのことを知ったとき、私は楽園を見つけたと思った。

ここなら、誰にも邪魔されずに、心と体を休められる。

仕事に疲れたとき、ペットボトルのアクエリアスをシャーベット状に凍らせたものを手にして、公園のベンチに座る。
頭には、タオルを巻いている。

今さら、すでに溶けてしまった脳を保護しなくてもいいとは思ったが、タオルを巻くと白髪が隠れるので10歳若返って見えるという中学3年の娘の言葉を信じて、白いタオルを巻いているのだ。
あとは、タンクトップと短パン。

太陽はいい感じで、熱気を噴射している。

からだ中から汗が噴き出てくるが、汗腺から不純なものがすべて流れ出る感じがして、その状態に私はいつも恍惚を感じている。
無料のサウナみたいなものか。

太陽の光が強い。

今年は、太陽が、元気だ。

ときにストレッチや腿上げをしながら、太陽から元気をいただく。

爽快だ。


ただ、まわりから見れば、こんな私は、間違いなく馬鹿に見えるだろう。

「なにも、一番暑い時に、公園のベンチに座らなくてもいいんじゃない?
あのひと、相当な変人だね」

否定するつもりは、ございません。
おっしゃる通りでございます。


8月の終わりに、変人は、しなくてもいいことをしてみた。

家から、デジタル温度計を持ってきたのである。
それで、温度を測ってみた。

ベンチの上に置いたら、徐々に数字が上がっていき、2分後に最高を記録した。

気温47度。
湿度22パーセント。

納得のいく数値だと思った。

47度分の元気を、太陽からもらった気がした。


嘘か本当か知らないが、昼間の甲子園のマウンドでは、気温が50度を超えることもあるらしい。

高校生のアスリートたちは、そんな砂漠のような灼熱の中、球を投げ、バットを振り回しているということになる。

それを聞いて、私は思った。

何もそんなときに、球投げて、球打たなくたって、いいんじゃないですかね。
冷房のきいた部屋で、かき氷でも食っていた方が、健康ですよ。


私の言うことじゃないが・・・・・・。




2010/09/07 AM 06:30:02 | Comment(5) | TrackBack(0) | [日記]



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