Macでお仕事?
Mac歴22年。独立して15年。日に日に減っていく仕事……。そんな売れないデザイナーのひとりごとです。
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トンバン活動休止
人間は、環境の変化に弱い動物だと思う。

環境が変わると、体や心のどこかに変調をきたす場合が多い。

それをどう克服するかは、その人次第だろう。
克服できる「なにか」を見つけるのが早い人は、順応性が高いということになる。

中学3年の私の娘も、新しい中学で苦労するかと思っていた。
緊張すると腸にガスが溜まる体質の娘は、家に帰ってくると私の仕事部屋でガスを連続放出する。

それで心も体もスッキリするというから、変調というほど深刻ではないようだ。
どちらかというと、変人と言っていい。

そんなお気楽な性格のせいか、友だちは始業式の日に、すぐにできた。
できたのは、とりあえず3人。

一人は、同じクラスの子。
相手が話しかけたそうなオーラを発していたので、話しかけてみたら、波長が合ったという。
その子とは、そのあと土曜日に相手の家にお邪魔する約束までした。
そして、昨日その子の家にお邪魔してピアノを弾かせてもらい、「いいな、グランドピアノは。ミルフィーユも食わせてもらって、金持ちになった気分だぜ」と、ご機嫌マックスで帰ってきた。

二人目の友だちは、始業式の帰り道で一緒になった女の子。
まったく同じルートを同じスピードで、同じ間隔を保って歩く女の子。
お互いが、その存在を認識しつつ歩いていて、まったく自然な流れで会話が始まったという。

家の場所を聞いてみたら、150メートルくらいしか離れていなかった。
「お隣さんみたいなもんじゃん!」
それで、仲良くなったというのだ。
次の日からは、毎朝待ち合わせて学校に行っている。

「あたしと同じくらい変な子で、全然気を使わなくていいから、楽なんだよね」

娘と同じくらいの変人だったら、今まで生きていくのが大変だったろうな。
ご同情申し上げます。

三人目の友だちとの出会いは、私の感覚ではわかるが、他の人には理解できないものかもしれない。

娘が学校の廊下を歩いていたら、鼻歌が聞こえたという。
娘は耳がいいので、すぐにそれが東方神起のボレロだということがわかった。

そこで、すかさず「東方(トンバン)のフアン?」と聞いてみた。
相手は、何のためらいもなく「ジュンス!」と叫んだと言う。

そこから、すぐに話は発展した。
将来同じ高校に入って、夏休みに同じところでバイトして、お金を貯めて、一緒に韓国に行こうね。
そして、東方神起ゆかりの場所に行って、思い出を作ろうね。

20分前までは、その存在を知らなかった子と、そこまでザックリした会話ができるのだから、二人ともたいしたものである。
若いって、いいな。

しかし、東方神起、活動休止。

そのニュースが駆け回ったとき、娘は激しく落ち込む相手の子を携帯電話とメールで励まし続けていた。
相手は、それでもかなり悲観的になって、深い泥沼に沈むがごとく、マイナスオーラを出し続けていたという。

そこで、娘は、自分の取って置きの経験談を相手の子に披露して、励ますことにした。

「あたしの尊敬する椎名林檎サマ率いる東京事変は、2年近く活動していなかったんだよ。でも、今年復活したんだ。東方神起だって、また復活するよ」

しかし、それを聞いて相手の子は、声を裏返すようにして、こう言ったという。

「え? 椎名林檎、誰? 東京事変、何? 何なの、それ? トンバンと関係ないじゃん!」

チェッ! これだから、凝り固まったフアンは・・・・・(娘の心のつぶやき)。

・・・・・・・・・・。

いま娘は、韓国行きの夢をどうしようかと、本気で悩んでいる。




2010/04/11 AM 08:26:03 | Comment(2) | TrackBack(0) | [子育て]



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