Macでお仕事?
Mac歴22年。独立して15年。日に日に減っていく仕事……。そんな売れないデザイナーのひとりごとです。
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めんどくさい
家では、冬でも半そで半ズボンで過ごしている。

その姿を見て、我が家のご老人に「寒くないのぉ」と言われる。
一日に、同じことを5回以上聞かれる。

そのたびに、「寒くないですよ」と答える(ときに苛立ちが混じる)。
中学2年の娘も、同じ格好をしているから、同じようにご老人に聞かれる。
娘は、「寒くないよう。慣れたよう」と、いつも同じトーンで答えている。

毎日、同じことを聞かれることが面倒くさくないか、と娘に聞くと「面倒くさいが、面倒くさくない」という禅問答のような答えが返ってきた。
娘は、はるかに私より人間ができているようだ。

真冬。
街行く人は、みんな着込んで、防寒にはぬかりがないようだ。

そんな中、私は外出する時もトレーナーにジーパン、ブルゾンで過ごしている。
着古したコートとダウンジャケットを持っているが、年に数回しか着ない。
スーツを着たときも、コートは着ない。
ダウンジャケットも、雪と風が合体した時しか着ない。

「寒くないんですか」と聞かれる。
寒いに決まっています!

体脂肪率9パーセントの男。
脂肪がないから、寒さには極端に弱い。
それなのに何故、防寒をしないのか。
防寒をすれば、確実に暖かいのに。

それは、めんどくさいからだ。

コートを着るのが、面倒くさい。
ダウンジャケットを着るのが、面倒くさい。
着込むのが面倒くさい。鬱陶しい。

冬は、身体を洗うのが、面倒くさい。
だから、風呂では浴槽に浸かるだけである。
身体を洗わない。
シャワーも面倒くさいので、頭を洗う時は、浴槽の中で頭を洗い浴槽のお湯を手ですくって泡を流す。

娘も、そうしている。
ヨメからは、「浴槽がシャンプーだらけになって気持ちが悪い。あんたたちは、最後に入って」と怒られるので、風呂に入る順番は、ヨメ、息子、娘、私の順である。

我が家のご老人は、「冬場に風呂に入ったら、絶対に風邪をひく。冬は風呂に入るべきではない」と固く信じているので、ひと月に2回程度しか入らない。それも、温かい昼間に。
しかし、その入り方がすごい。
カランのお湯は出しっぱなし。
シャワーを使ったら、シャワーは出しっぱなし。

ボディソープのボトル5分の1を使って身体を洗い、コンディショナーだけを使って頭を洗う。
そして、毎回言うのだ。
「最近のシャンプーは泡立たないねえ」

「それは、シャンプーじゃありません。シャンプーは赤い容器のやつですよ」
我々が、そう教えたのは最初の数回だけ。
言っても改善されないので、「最近は、みんなそうなんですよ。泡立たないんです」と答えることにした。
めんどくさいので(コンディショナーしか使わなくても、頭を洗ったという事実に変わりはないのだから)。

駅前の人材派遣会社の社長。
「業績が悪いんで、会社の車5台から2台に減らしたんです。駐車場のスペースが空いたんで、誰かに貸したいんですが、Mさん、心当たりないだろうか」

ないです。

「いや、そんな邪険なこと言わないで、真剣に考えてくださいよ。3台分毎月貸したら、一台1万円として3万円ですよ。年間36万円の収入になります。それって、大きいですよね?」

まあ、大きいでしょうねぇ。

「活用できるものは、会社のために使わないといけません。それが今の時代の賢い生き方です」

まあ・・・、そうなんじゃないですかね。

「でも、俺、友だち少ないから、貸す相手がいないんですよ。悲しくなりますね」

ああ、そうですか。

「もったいないよなあ、あのスペース。ちょっとでも、金にしたいんですが」

もったいないですね。

「無駄ですよね、本当に無駄ですよね」

しかし、そういうことは普通、不動産屋に・・・・・。

(私の言葉にかぶせるように)「車が3台とめられるんですよ!」

・・・・・・・・・。

「ああ、もったいない、本当に、もったいない!」

・・・・・・・・・。

「無駄だよねえ。本当に無駄だよ! ああ! 無駄だ!」


まったく、うるせえな!
あんたの話のほうが、無駄だろうが!
ああ―――――! めんどくせえ!



2010/02/16 AM 06:56:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | [日記]



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