Macでお仕事?
Mac歴22年。独立して15年。日に日に減っていく仕事……。そんな売れないデザイナーのひとりごとです。
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もうメンテナンスはしない
鍵を預かっている会社が4社あった。
それが、今年になって2社に減った。

内訳を言うと―――――
パソコンのメンテナンスをする代わりに、倉庫を利用させてもらっている中古OA販売会社。
私が設置したので、私とほぼ同じMac環境を持つ鴻巣市の同業者。
パソコンのメンテナンスをする代わりに、高速のカラーレーザプリンタを使わせてもらっている印刷会社A社。
同じくメンテナンスをする代わりに、カラーレーザと大型インクジェットプリンタを使わせてもらっている印刷会社B社。

年初のご挨拶に行ったとき、印刷会社A社・B社から、まったく同じことを言われた。
「悪いんだけど、うちも大変だからさ。今まで無料にしていたプリンタの出力を有料にしたいんだけどね」

「悪いんだけど」と言いながら、顔は少しもそうは見えない。
そう提案されたので、私のほうも、当たり前のことを言ってみた。

じゃあ、私のほうもメンテナンス料をいただいてもよろしいでしょうか。

ところが、「どうして?」と、社長が言葉を返してきた。

どうして?
それはこちらが聞きたい。
こっちが金を払うばっかりで、ただ働きを強要するのは、それはヤクザさんと同じ行為ではないか。

いいですか、社長さんがた。
私がメンテナンスをしていないレーザプリンタやフィルム出力機、大型インクジェットプリンタ、印刷機は、頻繁に故障して修理を頼んでいる。
それに対しては、あなたたちは、修理の対価を支払っているはずだ。

それに比べて、私がメンテナンスをしているパソコンは、私があなたの会社に出入りをするようになってから、(10年近く)一度も壊れていない。
これは、偶然そうなったと思っていますか。たまたま運がよくて、故障しなかった、と。

印刷会社B社には、去年も同じようなことを言われて、私は気分を害したことがある(コチラ)。

私が、印刷会社A社・B社のレーザープリンタを使う枚数は、年間でせいぜい300枚程度だ。
1枚あたりの単価は、かなり高く見積もっても100円。つまり、年間で3万円。
それは、私としては、「超」がつくほど格安なメンテナンス料だと思っているのだが。

二人の社長に共通した性格は、お人よしであるということ(商売が下手)。
そして、困ったことに、思い込みが激しくて、自分の感性だけが、すべての判断の基準だというのも共通している。
つまり、物事を客観的に見ることができない。

さらに、パソコンに対して、強烈な苦手意識を持っていて、それが劣等感になっている。
その劣等感の裏返しで、パソコンを軽んじる傾向が強い。
「パソコンなんて」という思い込みが強いから、こちらがパソコンの説明をしても、それに対して意味のない反撥をするのだ。

「パソコンは、おかしいよねぇ。
何で、もっと使う側の身になって作れないのかねぇ。
これは、メーカーの横暴だよ」

何度説明しても、パソコンとOS、メモリ、ハードディスク、ソフトの区別がつかない。
私がメンテナンスをしているところを見ても、彼らは何も感じない。
「何やってんの? それは何か意味があるの?」と聞かれたことがある。

人間の健康診断と同じですよ、という説明をしても、「うちのテレビは15年前に買ったものだけど、一度も修理に出したことないよ。冷蔵庫も10年間壊れてないなあ。メンテナンスなんか必要なのかな?」と、ピントのずれたことを言う。

じゃあ、社長の同級生は、色々なタイプの人がいると思いますが、みんな元気で病気もしたことはないんですね。
皆さん健康診断をしたことはないんですね。
元気でピンピンしていて、医者いらず薬いらずなんですね。

「いや、それとこれとは話が別だからね」

そうですよ。話が別です。
だから、テレビとパソコンも別です。
テレビ、冷蔵庫などの家電とパソコンを比較しても意味はないんですよ。
まったく別物なんですから。

「そうかなあ。何か誤魔化されたような気がするなあ」

「どっちにしても、うちの経営状態からして、プリンタをボランティアするわけにはいかないなあ(おかしな日本語)」

めんどくさくなった。

だから、「ああ、じゃあ、メンテナンスはもうやめましょう。会社の鍵もお返ししますので、これからは、故障したら業者に頼んでください」と私は言って、頭を下げ会社を後にした。

これで、中小企業のオヤジのお守りとメンテナンスに割いていた時間を、他に活用することができるようになった。
その分、私は時間を有意義に使える。
これは、私にとって、おそらくプラスになったと思う。
カラーレーザでの出力は、自宅のカラーレーザでも事足りる。
時間は倍以上かかるが、無知な社長のお相手をするストレスからは、確実に逃れられた。

しかし、メンテナンス解除から一ヶ月近くたった、昨日の朝早く、B社の社長から電話がかかってきた。
「パソコンが一台起動しないんだけど。それに、パソコンの画面にサーバのマーク(アイコン?)が出てこないってオペレーターが言ってるんだけど、どうしたんだろ?」

さあ、どうなんでしょうか。
業者に修理を頼めば、すぐに直してくれますよ。

それに対して、社長が言う。
「だって、業者に頼んだら、金とられるだろ?」

なんだ、その言い草!

俺も、もちろん修理代いただきますよ(またただ働きさせる気かよ!)。

「Mさん、そんなこと言わないでさ。長い付き合いなんだから・・・・・」
さらに、他にもグダグダと言いつのりそうになったので、私は相手が言葉を繋ぐ前に早口で言った。

申し訳ありません。
忙しいので、失礼します。


まったく・・・・・・・。


バーーーーーーーーーーカ!
(不適切な発言があったことをお詫びいたします)



2010/02/05 AM 06:54:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | [Macなできごと]



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