Macでお仕事?
Mac歴22年。独立して15年。日に日に減っていく仕事……。そんな売れないデザイナーのひとりごとです。
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結婚記念日が3回
仕事の打ち合わせをドタキャンされた(少しばかり非常識な対応をされたので、それに関してはいつか実名入りで書こうと思う)。

丸一日ヒマになったので、仕事場のウィンドウズで「We are the world」のメイキング映像を見ていた。
みんな若い。
いつまでも熱い男ブルース・スプリングスティーン、コケティッシュなシンディ・ローパー、ニューヨークが似合うビリー・ジョエル、大御所ボブ・ディラン、どこへ行ったヒューイ・ルイス、首振りスティーヴィー・ワンダー、お騒がせジョージ・マイケル。
そして、MJ。

このときのMJは、輝いていたな。
「This is it」見たくなりましたよ。

そんな感慨に耽っていた時、ヨメが仕事場に顔を出した。

「ねえ、うちって、メリハリがないわよねえ」

なんだ、突然。
メリハリ? ん?

聞いてみると、我が家には、節目節目のイベントが少ないとボヤクのだ。
確かに、思いあたることは少々だが、ある。

年越しに、年越しそばを食うこともしない。
もちろん、年明けうどんも食わない。
ただ、新年のカウントダウンは、私とヨメはビール、息子たちはシャンパンもどきで乾杯する。
私は、これは立派なイベントだと思うのだが・・・。

正月は雑煮もお節も作らない。食わない(人の家にお邪魔したときは食う)。
ただ、ここ数年元旦には手作りのピザを食っている。これはお節と判断してもいいのではないだろうか。何も和食だけがお節ではない。

我が家のご老人は、伝統を重んじる日本古来の風習の中で生きているので、彼女にだけ小さなお重にお節を盛り合わせ、雑煮は餅は危ないので、鱧のすり身を使ったお吸い物をつけた。
それだけで、ご老人は満足する。

初詣も行かない。

正月らしい行事といえば、子どもたちのお年玉くらいか。

節分もしない。
一度、ヨメが恵方巻きという、馬鹿げた陰謀に身を任せようとしたが、私は断固拒否した。
マイナーな風習を無理矢理メジャーに仕立て上げ、金儲けしようという企みに加担するのは嫌だ。

バレンタインデーは、ヨメとつきあい始めて一年目二年目まではお付き合いしたが、「馬鹿げてないか」と私が提案して、三年目からはやめた。
当然のことながら、ホワイトデーというオマケのこじ付け行事もやめた。

雛祭り、こどもの日は、はるか彼方の風習だ。
それなりに値の張った雛人形、武者人形は持っているが、出すと仕舞わなければいけないので、出すことはしない。
私は、極度の面倒くさがりなのです。
人形は、虫干しをしなくてはいけないらしいが、防虫剤を毎年変えるだけで済ませている。

七夕もしない。
最近では、これはしない家庭のほうが多いかもしれないが。

夏の風物詩、花火大会は、我々夫婦は揃って好きだが、大学一年の息子が音がうるさいと言って嫌い、中学二年の娘は人込みが鬱陶しいといって嫌うので、10年以上行ったことがない。

クリスマスだけは、子どもたちメインのイベントとして、存在する。

ヨメとの間では、つきあって一年目は、ディナーショーなどに出かけて頑張ったが、翌年からはしなくなった。

クリスマスイブに、なんで恋人たちが愛を確かめ合わなければいけない?
クリスチャンたちも、そんなことをしているのだろうか。
クリスマスを豪華に過ごすのは、世界の常識なのだろうか。
みんなは、それを変だとは思わないのだろうか。

クリスマスは、ただのクリスマスで、恋人たちとは何の関連性もないと私は思うんだが・・・。

しかし、これに子どもがからむと、突然サンタさんが出現してくる。
夢の世界になるのである。

子どもたちの夢を壊してはいけないので、とりあえず私も真剣になる。
クリスマスケーキを作り、プレゼントを用意する。
それなりに手の込んだ料理も食卓に出す。

メリークリスマス!

誕生日も、それなりに祝う。
ケーキを作って、プレゼントも買う。
主役の好きな料理を用意して、誕生日らしい雰囲気を作る。

ハッピーバースデイ!

ただ、私の誕生日は、断固拒否する。
私が生まれたことによって地球上の空気は確実に汚染されたから、それは祝っていいことではない。
だから、「私の誕生日のことは、忘れろ」と、家族には言ってある。
それは、ここ10年ほど、忠実に守られている。

ようするに、子どもがらみのイベントは、我が家でも人並みにしているということだ。
だから、メリハリがないとは、私は思っていない。

しかし、ヨメは、「メリハリがない」とご不満である。

そこで、言ってみた。
「俺たちは、3回の結婚記念日を持っている」

「ああ」と、宙を見上げて、ヨメが思考を停止させる。
思い出したようである。

我々夫婦には、記念日が3つある。

駆け落ちした日(なんと古典的!)。
婚姻届を出した日(実際に夫婦になった日)。
友だちを呼んで披露パーティを開いた日(みんなに認めてもらった日)。

5月31日。
6月12日。
10月29日。

毎年、その日にはワインで乾杯するようにしている。

「でも、ワインで乾杯するだけだわ」と、ヨメ。

しかし、千円のワインだぞ。
たまに飲むワインより、702円も高いではないか。

「それは、そうだけど」
ヨメは、不満そうである。

では、一体どうすればいいというのだ?

・・・・・・・・・・・。

まあ、それは、今年の宿題ということにしときましょうか。



2010/01/31 AM 08:10:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | [日記]



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