Macでお仕事?
Mac歴22年。独立して15年。日に日に減っていく仕事……。そんな売れないデザイナーのひとりごとです。
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請求書トラブル?
請求書の扱いは難しいものですね、というお話。

当然のことだが、取引先によって請求書の締め日が違う。
もちろん、それを把握して、締め日の前に請求書を送る。
ただ、それでもトラブルがあったことが何回かある。

郵便事故というやつだ。
今は倒産してしまった熊谷のハウスメーカーは、20日締めだった。
その月の状況によって違うが、17日か18日の朝に請求書を投函する。

同じ埼玉県なので、よほどのことがない限り、次の日には届く。
しかし、「21日に届いたので、この分は来月回しになります」と言われたことがある。

え!? 30万近い請求額が、翌月回しに? それは、困る。

いや、チョット待ってください。
封筒の消印を見てください。
17日の午前か昼のスタンプが押してないですか。

確かめてもらうと、間違いなく消印は17日だ。
それが、21日に届くのは明らかにおかしい。
私に落ち度はないはずだ。そう主張したら、親切にも事務員が郵便局に電話をしてくれて、相手が「振り分けの段階でミスがあったかもしれない」と言ってくれた。
事務員は郵便局員の説明に納得して、支払いは正常に行われた。

やれやれ・・・・・。

もう一つは、東京のデザイン事務所。
独立した時からのお付き合いだから、かなり古い得意先だ。
ただ、仕事を出してくれるローテーションは、かなり長い。
2年間、仕事をくれなかったことがある。

そこの締め日は毎月20日で支払いは翌々月10日。
5年前、その会社から締め切りぎりぎりの仕事をもらって、19日夜に請求書を投函していたら20日には間に合わないという状況になったことがある。
そこで、夜、東京飯田橋の会社にまで請求書を持って行った。

しかし、もう事務所は閉まっていて、やむなく請求書は事務所のポストに入れておくことにした。
だが、後日事務員から電話があって、「請求書が届いていない」と言われた。

事情を説明したところ、事務員は納得してくれたが、社長は納得しなかった。
Mさんよう。そんなこと言ったって、俺が確認したのは21日だから、そんな理屈は通らないよ。これは、来月回しだな」

20万円近い請求額が来月回し。
貧乏デザイナーの血の気が引いた。
一般の方の20万円が、どの程度の価値を持っているかは判断がつかないが、我が家にとっては相当な大金である。
それが来月回し?

しかし、私が19日の夜に、請求書を事務所のポストにいれておいたのは間違いがない。
何とかなりませんか?

Mさんよう。それなら、電話で事前にそのことを言っておくべきじゃないのかね。俺が手にしたのは21日。そして、うちの締め日は20日。そのへんのルールは、はっきりしておこうよ」

郵便だったら消印が押してあるから抗弁のしようがあるが、自分で持っていったものには、消印はつかない。
電話で断りを入れなかったのは、明らかに私のミスだ。
だから、証明のしようがない。

仕方なく、その時はあきらめた。

そして、今回―――――
また昨日、デザイン事務所から電話があった。

「先月の請求書が届いたのが21日です。これは来月回しになります」

チョット待ってほしい。
先月の請求書だって?
なぜ、一ヶ月以上もたってからそんなことを言ってくるのだ。

それに、5年前の教訓から、私は請求書は「メール便の速達」で送るようにしていた。
この方式なら、よほどのことがない限り、翌日の午前中には配達される。
それに、これは記録が残るし、追跡調査も可能だからだ。

電話を受けながら、ネットで調べてみると、思ったとおり昨年12月17日に請求書は送ってあった。
そして、18日午前10時過ぎに配達完了となっていた。
「21日ということはありえない。今ネットで確認したら18日に届けられたのは間違いがない」と、私は電話をかけてきた事務員に主張した。

すると、今度は社長に電話が代わって、「Mさんよう」と言うのである。
「宅配会社だって、間違いはあるだろう。俺が確認したのは、21日だよ。それは間違いがない」

しかし、記録が残っていますからね。

「だから、Mさんよう」と社長は、押し付けるように言葉をかぶせる。
「あんた、どっちを信じるの? 俺? それとも宅配会社?」

2万5千円の請求書。
一般の方の2万5千円が、どの程度の価値を持っているかは判断がつかないが、我が家にとっては大金である。
それが、来月回しは、困るな。

そこで、ネット画面の配達状況をプリントして相手にファックスで送った。
しかし、社長の態度は変わらない。
Mさんよう。こんなの間違いかもしれないだろ」

めんどくせえな。

「Mさんよう」と言われるたびに、胃の奥から不快な感情が湧きあがってきて、iPhoneを持つ手に力が入った。

殴りたい、と思った。


そこで、問題です。
私は、このあと、どんな態度を取ったでしょうか?


1.無言で電話を切った。
2.宅配会社に電話をして、もう一度配達時間を確かめた。
3.宅配会社のオペレーターに得意先へ電話をかけてもらい説得してもらった。
4.「一ヶ月以上たって何で今ごろクレームをつけるんですか!」と得意先の社長に文句を言った。



正解は――――――――――
全部です。

私は、無言で電話を切った後、宅配会社に電話して配達状況を確認してもらい、それを得意先に告げて説明してもらった。
そして、相手が納得したところで、文句を言ったのです。

一ヶ月もたってクレームをつけるのはおかしいでしょう!
届いていないなら、何故そのときに言わないんですか。
それは、ルール違反じゃないんですか!

それを聞いた社長の態度ですか?

Mさんよう。今回だけは許すけどさ。次回からは請求書の期限は守ってくれよな」
―――――だってさ。

ケチくさい野郎だな!
2万5千円が払えなくなったのか?
大丈夫なのか、あんたの会社。

そう言おうと思ったが、無言で私は電話切った。



2010/01/29 AM 07:09:42 | Comment(2) | TrackBack(0) | [Macなできごと]



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