Macでお仕事?
Mac歴22年。独立して15年。日に日に減っていく仕事……。そんな売れないデザイナーのひとりごとです。
[TOP] [RSS] [すくすくBLOG]








東方神起、椎名林檎
東方神起を初めて聞いたとき、鳥肌が立った。

おそらくJ-WAVEでだ。
グループ名を聞いたとき、面白い名前だと思った。

これはスゴイぞ、と思った。

しかし、そのとき、彼らが「韓国のス●○プ」と紹介されたことに、違和感を持った。
こんなにうまいのに・・・・・。

受け入れられるかな、とも思った。
カラオケ感覚の歌だけが流行る風潮の中で、密度の濃いハーモニーは、時代に合わないのではないか、と。
だから、最初、認知度は低かったと思う。

その後、倖田來未とコラボした曲があった。
それを、当時小学校6年の娘に聴かせたことがある。

声がセクシーだろ?
(小学6年の女の子に向かって言うことばか?)
「ああ、セクシーだな」

クールだろ?
「クールだ! ポップだ!」

娘は、それ以来、東方神起を気に入って、私より詳しくなった。
彼らのことを熱く語るときの娘の目は、異様に熱を持っている。

東方神起の解散報道があったときには、少し落ち込んだ。

「アタシはまだ東方神起のライブに行ってないんだぞ! いま解散されては困る。とにかくコンサートに行きたい。韓国でもいいぞ! おまえ、何とかしろ!」

よし、わかった!
俺が解散させない。
俺の力で、解散を止めてみせる。

「いや、そういうことじゃなくて。とにかくライブに行きたい。何とかしろ!」

う〜〜ん、それは、ちょっと・・・・・。

完全に、軽蔑の目で見られた。

娘の携帯電話の中に入っている曲は、偏っている。

東方神起、椎名林檎東京事変

娘が小学2年の時、椎名林檎の「罪と罰」を聴かせた。

「なんだこれ! スゴイじゃないか!」
一発で、椎名林檎が好きになったようだ。

普通、小学校2年の子が聴く音楽ではないのだが、娘は「他にも聞かせろ」と言って、「無罪モラトリアム」を貸すと、自分専用のCDラジカセで、くり返し聴いていた。

「『丸の内サディスティック』いいな。『モルヒネ』は、すごいが、よくわからん」

アルバム「勝訴ストリップ」の中の「病床パブリック」を聴いて、「わからんが、いいぞ!」と興奮する娘。

アルバム「加爾基 精液 栗ノ花」の中の「葬列」を聴いて、「椎名林檎は神だわ」とつぶやく娘。

こんな小学生って、怖くありませんか?

今では、私より椎名林檎に詳しい娘は、私に対して、「もっと椎名林檎を勉強しろよ」と偉そうに説教する。

「『東京事変』は、世界一の音楽ユニットだぞ! もっと、真面目に聴け!」

それは、3年前まで、私が娘に言っていたことばである。

完全に立場が逆転している。
東方神起や椎名林檎に関する知識は、もう娘には、敵わない。

完敗だ!

しかし、洋楽だったらどうだ。
ジミ・ヘンドリックスのギターこそ、神の領域だぞ。

「ああ、『ブードゥー・チャイル』は、カッコイイな! あれは、確かに神だ。ジミヘンのギターが脳髄に響いてくるゼ」

そうか。
彼女は、私の言ったことを、ちょっとしたことでも逃さず、すべて覚えているのだな。

そう思ったら、迂闊なことは、言えない気がした。
親が何気なく言っている言葉や行動を、子どもは確実に記憶しているということだ。

もしかして、ジャニス・イアンのことも?
「ああ、椎名林檎の『17』は、ジャニス・イアンの歌に影響されて作ったんだろ?」

・・・・・・・・・。

ニルバーナは?
「独特な音楽観を持った3人組のユニットだろ? メンバーのカート・コバーンは、自殺したんだっけ? たしか椎名林檎も歌ってたよな」

恐れ入りました。

子どもの吸収力は、驚異的だ。
親は、よく考えてから子どもに、ものを言わなければいけませんね。

すみません、師匠。「三文ゴシップ」の中で、一番のお勧めは何でしょうか?

「『労働者』かな? あれは、林檎ワールド全開だからな」

ありがとうございました!


2009/09/10 AM 05:01:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | [子育て]



(C)2004 copyright suk2.tok2.com. All rights reserved.