Macでお仕事?
Mac歴22年。独立して15年。日に日に減っていく仕事……。そんな売れないデザイナーのひとりごとです。
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どーすんのよ!
危機は、突然やってくる。

2月25日。
振り込まれるべき請負代金が、振り込まれていなかった。
そこで、電話をして聞いてみた。

「厳しい状況なので、1ヶ月ほど待ってもらえませんか?」

世の中には、非常識な人が意外と多い。
そんな大事なことは、事前に知らせるべきだろう。
こちらが電話をかける前に、事情を説明するのが、常識人の誠意というものである。

それなのに、こちらが電話をかけるまで知らんぷりをするなんて、どこを探せば「誠意」が出てくるのか。

私は、悪質な取立て屋ではないのだから、威嚇もしないし暴力に訴えることもしない。
平和に話し合うことができるのに・・・。

28万円が、翌月まわし。

どーすんのよ!

ヨメの言葉が、私の胸を真っ向から貫き通す。

今月の初めには、取引先のリフォーム会社が倒産した。
これは、私の仕事が甘かったと、いま大きく反省しているところである。

昨年の暮れ、いままで付き合いのなかった会社から、2回立てづづけに、チラシの仕事を請け負った。
頭のいい人間なら、手付金か前払い金というのを貰って、請け負ったかもしれない。

しかし、私は手付金も前払い金も貰わなかった。
2回の請負代金が、あわせて9万円。
倒産したことにより、それを回収することが難しくなった。

ただ、印刷代金だけは残る。
それは、私が印刷会社に支払わなければいけないものだ。

「いやあ、取引先が倒産したんで、印刷代金ちょっと待ってもらえませんか」
そんなことを言ったら、次から印刷を請け負ってもらえなくなる。

フリーランスは、一度でも相手の信頼を裏切ったら、終わりなのだ。
相手には、支払いの遅滞を許しても、こちらが遅れることは許されないのである。

金がない。

公団の家賃の引き落としが迫っている。
1ヶ月支払いを待ってもらうしかないか。

どーすんのよ! どーすんのよ! どーすんのよ!

この追及は、堪える。

パソコン貯金がある。
これは、パソコンが壊れたときのために、毎月積み立てているものだ。

おそらく、15万円を超えただろう。
しかし、これを使うつもりはない。
一度使ってしまったら、際限がなくなるからだ。

息子の大学の入学金。
これは、大金だ。
しかし、これは払い込み先がもう決まっている。

「家計が厳しいので、支払いを待ってもらえますか?」
そんなことを言っても、大学側は、鼻で笑うだけだろう。

困ったぞ。
本当に・・・・・。

どーすんのよ!

手に、クレジットカードがある。
私には、縁のないものである。
ほとんど使ったことがない。

10年ほど前、母が真菌症という病気にかかって、手術をしたことがある。
そのとき、手術費用が払えなくて、一度だけカードで支払ったことがある。

それ以来使っていない。

このカードには、キャッシングというものがついている。
それを使おうか迷っている。

しかし、使ってしまったら、際限がなくなるのではないか。
カードでキャッシング。
これは、魅力的だが、あとが怖い。
そして、ヨメも怖い。

この請求書が送られてきたら、ヨメは必ずこう言うだろう。

どーすんのよ!

カードを持つ私の右手が、いま小刻みに震えている。


2009/02/26 AM 10:49:29 | Comment(7) | TrackBack(0) | [Macなできごと]



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