Macでお仕事?
Mac歴22年。独立して15年。日に日に減っていく仕事……。そんな売れないデザイナーのひとりごとです。
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暴走バイク
丸一日ヒマになってしまった。

私の場合、仕事が入ると、一気にやってしまうことが多い。
手持ちの仕事を片付けておかないと、次に仕事が入ったとき、時間の調整で右往左往することになるからだ。

私は、基本的にどんな仕事でも請けることにしている。
よほど非常識で高圧的な仕事の出し方をされない限り・・・という但し書きは着くが。

今現在ストックしてある仕事は、1件ある。
しかし、画像がそろわないので、イメージがわかない。
だから、保留にしてある。

そのため、ヒマ・・・・・。

「ヒマなときは、酒だろう」というのが、今までの私の常識的な時間のつぶし方だった。
安い酒を一人で、ダラダラと飲む。
これは、ストレス解消にいいのだ。

特に、「ダラダラ」というところが。

しかし、我が家には今、老スパイがいる。
そんな私の常識が通用しない状況になっている。
ヒマだからといって酒なんか飲んでいたら、どれほど悪意のあるストーリーが出来上がることか・・・。

「どこかの政治家の真似でもしてるんじゃないの!」


それに、先日、中学1年の娘にこう言われた。
「おまえみたいに顔に出ないお酒の飲み方が一番怖いらしいぞ。もう年なんだから、ほどほどにしろよな」

そして、ボソッという感じで、こうも言ったのだ。
「心配だからな」

その宝石のようなお言葉を聞いて、私の酒量は確実に半分以下に減った。

そして、先日娘の友達のフナ公(女の子です)から、こんなことを聞かされた。
「Kは、父親が心配するから、高校卒業するまでカレ氏作らないって言ってたよ」

なんという孝行娘!
私は、泣いた。

しかし、フナ公はこうも言う。
「まあ、心配しなくてもKにカレ氏ができることはないと思うよ。クラスの男たちからKがなんて言われているか知ってる? 『暴走バイク』だからね。カレ氏なんか、無理ムリ・・・」

そうか、暴走バイクか。
聞かなかったことにしよう。

と・・・・・いうことで、酒は控えるか。
暴走バイクが怖いし。

しかし、意志の弱い私は、簡単に酒を選んでしまったのである。

「そうだ! 『隠れ家』へ行こう」

隠れ家に関しては、このブログに何度か書いた(たとえばコチラ)。

今年初めての隠れ家。
埃がたまっているかと思ったが、人類が生存可能な範囲だったので、ソファをパンパンと叩くだけにした。

ソファに座り、早速「いいちこ」のお湯割りを飲んだ。
焼酎の適度な臭みが鼻から入ってきて、顔がカッと熱くなる。
その熱さを心地よいものに感じながら、一気に残りを飲んだ。

全身が熱くなる。
CDラジカセから流れているのは、ディープ・パープルだ。
ハードロックの王道。
どのプレイを取っても、ハードロックの教科書という演奏、シャウトである。

熱くなる、熱くなる。

だから、冷まそうと思って、麦とホップを飲んだ。
グイグイ、グビグビと飲んだ。

2本目を飲む。
そして、3本目に手を伸ばしたとき、「暴走バイク」の顔が浮かんだ。
曲も「チャイルド・イン・タイム」に変わっていた。

スーッと酒が醒めてしまいました。
娘の言葉の威力というのは、すごいですね。
恐るべし、暴走バイク。

そのあと一時間ほど寝て、家に帰った。

暴走バイクが待っていた。

「おい! 来週、期末試験だ。数学がよくわからんから教えろ。ただとは言わないぞ。自腹でビールを買ってきたからな。ビールだぞ。発泡酒ではないのだぞ!」

バカ親父は、いとも簡単に、暴走バイクに買収されたのでした。



2009/02/21 PM 04:12:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | [Macなできごと]



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