Macでお仕事?
Mac歴22年。独立して15年。日に日に減っていく仕事……。そんな売れないデザイナーのひとりごとです。
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ダルマから来たラヴ・レター
手持ちの仕事を順調に終わらせたので、ビールを飲むことにした。

そこで、娘に、銀河高原ビールが入った段ボールを開けるようにお願いした。
この銀河高原ビールは、WEBデザイナーのタカダ(通称ダルマ)が、お中元として送ってくれたものである(そのことに関しては、こちらに書きました)。

だいぶ前に送ってもらったものだが、普段発泡酒を愛飲している私は、大好物の銀河高原ビールを最後まで取っておいたのだ。
私は、食べ物に関しては、好物は最初に食べる方だが、酒に関しては、好物は最後に取ることにしている。

娘が「全く人使いの荒い親父だな」と憎まれ口を叩きながら、ビールを1本持ってきた。
右手にビール、左手に手紙だ。

何? 手紙?

「これ、段ボールの中に入ってたぞ。まさか、LOVE LETTERか?」
LOVE LETTERを正確な発音で言っていた。勉強の成果は、確実に出ているようである。

ダルマから恋文?
それは、あり得ないだろう。
私たちは、そんな仲ではない。

では、何か?
「読めば、わかるだろ!」
娘のツッコミ。

確かにそうだ。
読んでみた。

めでたく結婚が決まったダルマが、10月の披露宴で流す歌の順番が書いてあった。
「披露宴の進行の節目に、浜崎あゆみの曲を流す予定です。これは、その曲順を書いたものですが、もしアドバイスがありましたら、お願いします」

アドバイスかぁ。

まさか、この中にこんな手紙が入っているとは、思わなかったから、この段ボールは3週間以上、ほったらかしだった。
いまさら、返事をしても遅いよな。

それに、ダルマには悪いが、私は浜崎あゆみの歌は、あまり真面目に聞いたことがない。
興味が無いというわけではない。
ダルマとトモちゃんを繋げてくれたのが、あゆの歌である(そのことに関しては、こちら)。
だから、気にはなっている。

ただ・・・・・。

浜崎あゆみは、華のあるアーティストである。
誤解を恐れずに言わせてもらえば、華のある存在感だけで疾走してきたアーティストだと言ってもいい。
こんな歌手は、他にいない。

マドンナ、ジャネット・ジャクソン、ホイットニー・ヒューストン、ビヨンセ、アヴリル・ラビーンなど、時代を作った数々の歌い手がいる。
彼女たちはみな、個性と実力を売り物にしているが、華を売り物にはしていない。

浜崎あゆみは、その点で特殊である。
だから、華のなくなった浜崎あゆみを、私は見たくない。
彼女がいつまで華を持ち続けるかわからないが、いつかはその華も枯れるだろう。
私は、それを見たくないのである。

私の高校3年の息子も、浜崎あゆみが好きで、シングル、アルバムのほとんどを持っている。
私が息子にその話をすると、「あゆの華が無くなることは絶対にない!」と力むのだが、咲き続ける華は、むしろ不気味だ。
華は枯れた方がいい。だが、枯れた華は見たくない。

だから、私は浜崎あゆみの歌に近づきたくないのである。

しかし、ダルマやトモちゃんにとっては、そんなことは関係ないだろう。
幸せなふたり。
そして、選ばれた7つの曲。

これは、彼らの軌跡そのものなのかもしれない。
そう思ったら、これを無視するのはいけないのではないかと思った。
時刻は午後9時前。

私は、午後9時を過ぎたら、電話をしないようにしている。
誰だって、夜は自分の時間を持ちたい。
それを無粋で自分勝手な電話に侵入されたくない。
相手が親友であっても、侵されたくない時間というものがある。
私は、それが9時以降だと思っている。
だから、9時を過ぎたら、よほどの緊急事態でない限り、絶対に電話はしない。

だが今は、9時になっていない。
ダルマに電話をした。

ダルマは、すぐに出た。
「師匠、お久しぶりです。夏もそろそろ終わりですね。相変わらず、走ってますか。俺も、トモちゃんと一緒にジョギングを再開しましたよ。おかげで、体調はバッチリです!」
幸せマックスのダルマの上機嫌の声。
それは、たいへん鬱陶しいが、気持ちのいい鬱陶しさでもある。

その鬱陶しい男に、私はこう言った。
「手紙読んだ。なかなかいい選曲だと思うよ。でも、4曲目と5曲目は、逆にした方がいいかもね。その方が、盛り上がるんじゃないか」
(4曲目も5曲目も、私の知らない曲だが、とりあえず言ってみた)

「ああ、さすが、師匠! 俺たちも、そこ悩んだんですよ。トモちゃんも逆がいいかなって言ってたんですけど、俺が、強引に決めたんですよ。そうですかぁ! 師匠も逆がいいんなら、そうしますよ」
(え? ホントにいいの? 適当に言ったんだけど)

適当ついでに・・・、
「1曲目は、君とトモちゃんの出会いを暗示させる歌、そして、最後はこれからの未来を予感させる歌にした方が、いいんじゃないかな。その方が、来てくれた人に伝わりやすいと思うよ」
(そんなに都合いい歌が、あるわけないよな)

「ああ! やっぱり、そうですよねえ! ありますよ! あります! ただ、あまりにそれらしい歌なんで、ふたりとも『露骨だなあ』って思ってしまって」
(あるのかい! そんなに都合のいい歌が)

「いやあ、鋭いご指摘ありがとうございます! 隣でトモちゃんも喜んでいますよ。師匠、銀河高原ビール、もう切らしちゃったんじゃないですかぁ?」

ああ、もうとっくに、飲んじゃったよ(嘘です)。

「じゃあ、明日また送りますので。本当にありがとうございます。参考になりました。助かりました」
(これで、よかったのだろうか?)

ごめんね、タカダ君。
君の師匠は、大嘘つきなんだよ。
幸せボケもいいが、そのことを忘れないように。



★幸せボケの人は、CG「中庭を俯瞰する」



北京オリンピックで、日本が取ったメダルの数は25個。

これが、多いか少ないかは、人それぞれ感じ方が違うでしょう。
私は「金」に関しては妥当ですが、「銀」が少し少なかったな、と感じました(まったく勝手な個人的な感想です)。

「金」は、多ければ多いほどいい、とみんな考えているでしょうが、こんな考え方はどうでしょうか。

各国のオリンピックにかける強化予算と対比して、その国の順位が妥当かどうかを判断するというものです。

たとえば、日本のメダル獲得順位が10位だったとします。
そして、オリンピックの強化予算も10位だったら、日本の選手は「仕事をした」ということになります。

もし予算額が5位で、獲得順位が10位だったら、選手は「金を無駄に使った」ことになります。

このような統計を取っている人はいないのでしょうか。
たいへん興味があります。

私の推測では、アメリカ、ロシア、イギリス、中国は、かなりオリンピック予算を使っているような気がします(これは、偶然にも皆『核保有国』)。

「核保有国は何故オリンピックに強いのか」という本があったら、読んでみたいものです。
(いや、読まないかな・・・・・、馬鹿馬鹿しくて)


2008/08/26 AM 07:00:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | [日記]



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