Macでお仕事?
Mac歴22年。独立して15年。日に日に減っていく仕事……。そんな売れないデザイナーのひとりごとです。
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こんなとき、あなたならどうする?
腹が立ったことがある。
そのことに関して、このブログを読んでいる人に、ご意見を伺いたいと思います。

年に1回程度、仕事を出してくれる会社がある。
ここの担当者は、少し変わった人だ(こちらのブログを参照)。

ただ、今回はこの人に関してのことではない。
違う部署の部長のことだ。

営業部の部長、シミズさん。
この会社の営業部からは、一度も仕事をいただいたことはない。つまり、接点がない。
ただ、何度か、社内で話をしたことはある。
「やせたね」とか「忙しいの?」とか、ごく短い会話を交わすだけである。

シミズさんは、おそらく40代半ば。
一番の特徴は声がでかいこと。そして、太鼓腹、坊主頭。
「俺は、できる営業マンなんだ」というのを体全体でアピールしている人だった。

今年の1月、仕事の打ち合わせに行ったとき、突然シミズさんから「なに無視してんだよ! おまえ」と罵られた。
私には、まったく意味が分からなかった。

無視もなにも、私は担当者と仕事の打ち合わせをしていただけである。
怪しい霊感の話を聞き流しながら、無表情に相手の話を聞いていた。
この状態を日本語では「無視」とは言わない。

しかし、営業部のブースから身を乗り出して、シミズさんは顔を赤くして怒鳴っているのである。
私を指さしているのだから、その罵声は、私に向けられていることは間違いがない。
明らかに年上のはずの私に向かって、「おまえ!」と指さしているのである。

担当者が小声で、「Mさん、とりあえず謝っておいたほうがいいですよ。あの人に理屈は通じませんから」と言ったが、罵声の原因がわからないのに謝るのは、どう考えても変だ。

だから、私はシミズさんのブースまで行って、罵声の原因を聞いてみた。

シミズさんによると、数日前、新宿駅のホームで私に声をかけたのだが、私が何の反応も示さずに通り過ぎていったことに腹を立てているのだという。

何の反応も示さなかったのだから、気づかなかったのだろう。
実際、私は全くそのことを覚えていない。
つまり、無視をしたわけではない。

しかし、無視をした、しないで言い争っても何の解決にもならない。
だから、とりあえず私は謝った(大人の対応)。
赤い顔のシミズさんは、「まったくよぉ!」と、怒りっぱなしだったが、一度謝ったのだから、私は、その話は終わりだと判断した。
だから、その後の彼の怒りは、「無視」した。

そして、今年の8月1日のことである。
得意先に行くと、また私はシミズさんに「おい! いい加減にしろよ! また無視しやがって、おまえ!」と罵られたのだ。

また、「おまえ!」だ。
なぜ年下の太鼓腹男に、二度も「おまえ」呼ばわりされなければいけないのか!
私の脳細胞の奥深くに格納した「怒りの炎」が、小さく灯った。

私はまたシミズさんのブースまで行って、聞いてみた。

新宿駅南口の改札口。
私が、外に出ようとしたところに、シミズさんが歩いてきたのだという。
そこで、彼は私に向かって「あんた」と声をかけた。
「おまえ」の次は「あんた」呼ばわりである。

詳しく聞いてみると、シミズさんは、私の右側に位置していたようだ。
私には、精神的な欠陥が数え切れないくらいあるが、肉体的な欠陥も2つある。
まず右耳が聞こえない。そして、右目が弱視である。
このときは、タイミングが悪いことに、眼鏡をかけていなかったから、右側への注意力がゼロに等しかった。
だから、シミズさんの存在がわからなかった。

それをシミズさんは「無視された」と怒っているのである。
私は、人の前で病気自慢をしない。
それに、道行く人に、おれは耳が悪い目が悪いと、ことあるごとにアピールして歩くわけにはいかない。
耳が聞こえないとか視力が悪いというのは、他人からはわかりづらい。そして健常者は、自分が正常だから、他人も正常なんだと思いたがる。

健常者であるシミズさんは、当たり前のように「あんた」と声をかけたが、運悪く私は、彼の存在を感知できなかった。
言いたくはなかったが、私は自分の肉体的な事情を彼に説明した。

すると、シミズさんは熟し切ったトマトのような顔で、怒鳴るのだ。

「そんなに都合よく、耳が聞こえなくなったり、目が見えなくなったりするかよ!」

ここまで言われて、怒らない人はいない(と思う)。
私の「怒りのスイッチ」が、全開になった。

「俺は、都合よく耳が聞こえなくなったり、目が見えなくなったわけじゃない! いつも聞こえない見えない! あなたは、すべての障害者に対して、そんなひどいことが言えるのか! 彼らは、都合よくそんなことになったと思っているのか? なにを考えているんだ! それに、街角で『あんた』と呼ばれて、みんなが自分のことを呼ばれたと感じると思うか? 今度街角であなたにあったら、俺も『あんた』って呼んでみようか? もし、反応がなかったら、俺も『無視した』って、怒っていいんだな!」

熟し切ったトマトは、そんな私の言葉にさらに反応して、怒鳴り散らしたが、言っていることは支離滅裂だった。
だから、私はそれを「無視」して、担当者のいるテーブルに戻って、打ち合わせを再開した。

担当者は、「大丈夫ですかね? あの人、怒ればなんでも通じると思っている人だから、Mさん、えらいことになりますよ」と、蒼白な顔で心配してくれた。

またまた、やっちまったな。

そう思ったが、やっちまったことは、取り返しがつかない。
一応、仕事はもらったので、今それをしているところである。

次に得意先に行くときは、「右耳が聞こえませんよカード」と「右目が弱視ですよカード」をぶら下げていこうと思っているが、それはシミズさんの怒りの火に油を注ぐことになるだろうか。
もちろん、これは冗談だが、やってみたい気もする。

そこで質問です。

今回の悲劇が、あなたの身に降りかかったら、みなさんだったら、どうしましたか?

「お客様は神様なので、とりあえず、謝る。謝りまくる」
「とことん、喧嘩する。その結果、仕事を失っても構わない」
「最初から、無視を貫く。ひたすら、無視する。無視、無視、ムシ!」


私は、最初から無視を貫けばよかったか、といま反省しているところです。



★無視する人は、CG「ひまわり病院」



新内閣の評価が、各新聞ごとに出ていました。

朝日24%、毎日25%、そして読売41%。
共同通信が、31%ですから、讀賣新聞の支持率が突出しています。

共同通信の31%をニュートラル(中立)と捉えると、讀賣は、10%世論誘導をし、毎日は6%、朝日は7%、世論誘導していると推測することもできます。

讀賣新聞の読者の中では、新内閣を5人に2人が支持しているという世論調査。
この微妙な支持率では、解散が遠のいたと言いたいのか、あるいは、人気が持ち直したのだから、解散総選挙に打って出るべきだと言いたいのか、判断しかねます(ナベツネのお友達・妖怪ナカソネは、『総選挙』と毒液を吐いているようですが)。

朝日、毎日の支持率の低さを見ると、解散総選挙はとても無理に思えますが、自民党応援団の讀賣新聞社主の、いつもながらの強引な手法から推測すると、讀賣シナリオの総選挙もあり得るかもしれないと思ったりもします。

世界で最大の発行部数を誇るこのパブリックペーパーは、前回の「郵政選挙」のようなスローガンを探して、日夜、妖怪たちが会談(怪談?)を開いているかもしれません。

あるいは、毎朝、トップページで、「麻生、麻生、麻生太郎は吉田茂の孫。次の総理は麻生で決まり」という呪い唄をばらまいて洗脳するとか・・・。


2008/08/04 AM 07:21:38 | Comment(11) | TrackBack(0) | [Macなできごと]



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