Macでお仕事?
Mac歴22年。独立して15年。日に日に減っていく仕事……。そんな売れないデザイナーのひとりごとです。
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高校自慢
高校野球が終わったらしい。
いつ終わったかは定かではないが、まわりが静かになったし、8月も終わりに近づいたから、きっと終わったのだろう。

今年も私は、いたるところで鬱陶しい気分を味わった。
私は高校野球に興味がない、とあちこちで言っているにもかかわらず、高校野球の話題を振られたからである。

これは、喧嘩を売っているとしか思えない。

いきなり、ナントカ高校の名前を出されても、私にはそれが高校野球の出場校なのか、わからないのだ。
ナントカ高校?
そこが、なにか重大な事件でもやらかしたのか、と思って、その都度懸命に記憶を呼び起こす。
しかし、それが高校野球の出場高校だと言われるたびに、私の心に相手に対する殺意が芽生えるのである。

相手が喧嘩を売るなら、こっちも買ってやるぞ。

クソ熱い中、ひとりの人間に百球以上も投げさせやがって、甲子園では虐待が当たり前なのか。
バントが多すぎる。高校野球は教育の一環というのなら、選手を信じて、自由に打たせろ。目先の一点にこだわりすぎて、野球が小さい。
審判があまりにも未熟で、バッテリーが可哀想じゃないか。いくら審判はボランティアだとはいえ、もっと勉強しろ。
みんな足が遅すぎる。野手の肩が弱すぎる。基本練習にばかり気を取られて、肝腎の足が死んでいる。
投手が普通の硬球を投げているのに、打者が金属バットでは、不公平だろう。投手も鉄の球にしろ(タチの悪い言いがかり)。

私のまわりには、ほかのスポーツは興味ないが、高校野球だけは好きだ、と言う人が結構いる。
そういった意味では、スポーツ嫌いの人を引きつける魅力が、高校野球のどこかにあるのだろう。

地域性が強調されるから?
俺の出身地が勝ち進んでいる。だから、応援しなければ。
ほかのスポーツより、感情移入がしやすいのかもしれない。

あるいは、将来のスターを先取りしたり、予見したりする楽しさ?

「俺さあ、あの選手、高校時代から注目してたんだよね。それが今や、メジャーリーガーだよ。俺って、見る目があるなあ」
本当は、あなただけでなく、日本中のみんながそう思っていたんですけどね。

先日、ドジャース斉藤と同じ高校なんですよ」と、ある人にいきなり言われた。
そう言われても困る。
ドジャースの斉藤は知っているが、彼がどこの高校かは知らない。
よほどのフアンでない限り、普通は知らないだろう。

しかし、彼はまるでそれが周知の事実であるかのように、語り始めるのである。
「まあ、私の方が10年以上先輩ですから、直接は知らないんですけどね。でも、嬉しいですよ。まさか彼が大リーグであんなに活躍するなんて。誇りですよ。我が校の誇りです」

大リーグですか?
メジャーリーグと言って欲しかったんだが。

我が校の誇り、と言いますが、あなたは校長先生ですか?
それとも理事長?
素晴らしい卒業生を持ちましたね。
うらやましい限りです。
そうですか、斉藤隆と高校が同じなんですか。
それは、よかった。

「え? 斉藤は、隆って言うの。知らなかった」

殴るぞ!

よくいるんですよ。
確かな情報もなしに、不確かな記憶で自慢をする人が。
そんなことも知らないで、「同じ高校です」って、騒いでいるのか!
こいつに、高校の名前を聞くだけ無駄だな。

インターネットで調べることにしよう。

斉藤隆。
1970年2月14日生。
身長188センチ、体重88キロ。
出身高校・東北高校。
大魔神・佐々木やプロゴルファーの宮里藍も同じ高校らしい。

それなら、「宮里藍と同じ高校だ」と言ってもよかったんじゃないか。
そちらの方がわかりやすい気がしますが。

高校自慢をするやつの心理は、よくわからん。


2007/08/29 AM 07:16:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | [日記]



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