Macでお仕事?
Mac歴22年。独立して15年。日に日に減っていく仕事……。そんな売れないデザイナーのひとりごとです。
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高校野球のJUON
「夏はやっぱり、高校野球だよね!」

「あの清々(すがすが)しさ、純粋さ、ひたむきさを見てると、涙が出るよ」


昨日の夜、最近親しくなった友人と電話で話したとき、彼が言ったことだ。

それを聞いて、ひねくれ者の私はいつも思うのだ。

ひたむきなのは、高校野球だけじゃない。
暑い夏の盛り、陸上部は誰も見ていないところで、野球部の何倍も練習をしていた。
硬式テニス部もそうだった。バスケ部も、剣道部も…。

高校野球だけが、清々しく、ひたむき?
お前らは、ただ大手新聞社の商業主義に踊らされているだけじゃないか。
スポーツの本質を何も知らない。(可哀想な人たち……)

昨年の8月、得意先でこんな雑談があった。

「カスカベキョウエイ、惜しかったね。相手が悪かったかな。これで今年の夏の楽しみがなくなったよ」

は? カスカベキョウエイ? 何じゃそりゃ!
何が惜しいんだ? 夏の楽しみがなくなったということは、「カスカベキョウエイ」というのは、夏に関係しているイベントなのか?(春日部市の競泳大会?)


高校野球に興味がない私にとって、「カスカベキョウエイ」というのは、埼玉県春日部市のイベントとしか思えなかった。
そこで、間抜けにも、こう言ってしまったのだ。

ああ、カスカベキョウエイ? え〜と……、あれはいつからやってたんでしたっけ?

相手は、私が何を言っているのか理解できず、10秒間くらい固まっていた。
「いつからって、昨日、負けたでしょ。○○○○(何て言ったか、覚えていない)に! 見なかったの!」

「負けた」という言葉で、何となく「カスカベキョウエイ」が、高校野球の出場校だと理解できた。
少し考えて、甲子園大会のことを言っていたのだ、と遅ればせながら気付いた。

彼は、日本人ならみんなが高校野球に興味を持っていると決めつけて、いきなり「カスカベキョウエイ」という話題を振ってきたのだ。

高校野球に興味のない私は、この時期、肩身が狭い。
私が知っているのは、PL学園だけだ。しかも、清原の出身高校であるという非常に薄い知識しか持っていない。

このように高校野球に関して、私の知識はゼロに近い。

時に人から憐れみの目で見られる。

「あんな面白いスポーツに興味ないなんて、珍しいね(可哀想に)」

しかし、高校野球に興味はないが、イチャモンはいくらでもつけられる。

炎天下、同じピッチャーに予選から決勝戦まで投げさせるのは、狂気の沙汰。
野球というスポーツは、投手の運動量が、他のポジションより圧倒的に多いのだから、投手こそ休ませるべきなのに、高校野球では投手が酷使(虐待)されている。

一回表ノーアウトで送りバントをさせるのは不可解。
試合の初めから、わざわざ相手にアウトを一つ献上するのはあまりにも消極的だ。策がない。
それに、バントがあまりにも多すぎて、試合の流れが止まるのが嫌だ。

毎日練習している割りに、パワーがない。守備が下手。肩が弱い。足が遅い。とっさの判断ができない。
監督に個性がない。笑顔がない。審判が下手。選手の坊主頭が気持ち悪い。

そして、一番気にくわないのが、あまりにも美化されすぎているところ。

汗と涙の甲子園。
純粋な球児たち。


主催する新聞社の思惑通りに、見事に洗脳されている。
読売新聞社が、販促の一環として「巨人」を利用したのと同じ手口である。
それを朝日新聞(夏の甲子園)と毎日新聞(春の甲子園)が踏襲している。
胡散臭(うさんくさ)い

昔、私が通っていた高校にも野球部があった。
地区予選一回戦でいつも負けていたのに、女子マネが2人もいた。

それに対して、彼らよりはるかに運動神経のいい、イケメン揃いの我が陸上部には女子マネがいなかった。

その恨み、いまだ忘れず!
(私の高校野球嫌いには、こんな高尚な理由があった!)

今年もまた、恨みの夏がやってくる。



2006/07/15 AM 11:43:02 | Comment(0) | [怖い話]



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