Macでお仕事?
Mac歴22年。独立して15年。日に日に減っていく仕事……。そんな売れないデザイナーのひとりごとです。
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国を愛する心
昨晩、同業者との会合で出た話題で気になったことがあります。

それは、学校の通知票に、「愛国心」の評価項目を掲げた学校がいくつかあるということ。

それを聞いて、同業者相手に、私の一人舞台が始まりました。
いつもながらですが、座が白けるのも構わず、語りました。

一体、「愛国心」というのは、どうやって評価するものなのでしょうか。

私は「日本国」というのが、好きです。

それ以上、何が必要なのでしょうか。
誰か、勘違いした輩(やから)が、真っ当な民に「国のために死ぬ心」を求めているのでしょうか。

国のために国民が死んだら、その国は滅びるでしょう。
まさか、頭のいい選良に、そんな簡単なことがわからないはずはない。
かつて、この「日本国」は、その寸前まで行ったことがあるはず。
それをまた繰り返すほどの愚はない。

民を生かしてこそ、国は栄える。
もしも、そんな簡単なことに気付かない「政治家」がいたら、それこそ「日本国」にとっては、亡国の士です。

我々は税金を義務として納めている。
これが一番の「愛国心」とは言えないか。
為政者に、どんなに馬鹿にされても、虐げられても、この国の民は「時の政権」に一票を投じて追認する。
こんなに「(政治家にとっての)愛国心」のある国民はいない。

無能な為政者が、どんなに国税を湯水のように使っても、この国の民はクーデターを起こさない。
どんなに大手銀行だけを依怙贔屓(えこひいき)しても、この国の企業や民は、高額な税金を納め続ける。

彼らの言う「愛国心」というのは、自分たちにとって都合の悪いことには目をつぶってくれる「国民の理解力」でしょう。
その意味では、我が国民は充分な「愛国心」を持ち合わせているはず。
逆に言えば、血税を消費する輩こそ、「亡国心」の持ち主であると言えます。

もし、この民が「本当の愛国心」に目覚めて、滅茶苦茶な為政者を糾弾したら、真に困るのは彼ら(為政者)に違いない。

彼らは一体、何を勘違いしているのだろう。

周辺諸国のように、仮想敵国を作って、それを糾弾して政権を維持したいのか。
この国を60年以上前の状態に戻して、「お国のために〜」という人種を増やして、この国を消滅させたいのか。

どこかの国のように、エキセントリックに仮想敵国を作って、体制を維持することに汲々とする国家は、美しくない。

ワールドカップやオリンピックの時だけ、「愛国心」が目を覚ます国が、一番平和で美しい。

フィギュアスケートのように、細かい採点基準を基に、主観で「愛国心」を採点されるなど、出来の悪い冗談としか思えない。

誰かさんは、「自民党をぶっ壊す」と、威勢のいいことを言いながら、自派だけはしっかりと肥大させるという「喜劇」の主役ですから、こんな冗談も平然と言える。

国を栄えさせるのは、民や企業であって、「為政者」ではありません。
こんな簡単な理(ことわり)もわからないようでは、彼らに「教育」を語る資格はない。


2006/05/15 PM 12:39:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | [日記]



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