Macでお仕事?
Mac歴22年。独立して15年。日に日に減っていく仕事……。そんな売れないデザイナーのひとりごとです。
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得意先にあえて苦言を
得意先の「自社ビル完成披露パーティ」に招待されました。

その会社とは、4年間でたった3回の付き合い。
招待されるのは大変嬉しいのですが、担当者以外知っている人がいないパーティというのもどうかなぁ、と少々腰が引ける思い…。

でも、その会社にとっては晴れやかなイベントですし、招待されて行かないのも問題だと思って行ってきました。
あらかじめ祝花(一番安い花輪)などを送っておき、もしも行けない場合に備えて手を打っておきました。しかし、その方面に行く用ができてしまったので(仕方なく)行くことになりました。

新しい自社ビルの1階がパーティ会場。
以前、同業者から「クリエイティブなデザイナーは、どんな状況でもジーパンでOK」と言われたのですが、さすがに「この種のパーティでそれはまずいだろう」と思ったので、スーツで行きました。
案の定、ジーパンの人は一人もいない。
アイツのいうことを真に受けなくてよかった。(当たり前か)

会場を見渡してみると、参加者は300人くらい。
立食のパーティですし、それほどフロアが広くないので、参加者が空間を埋め尽くす感じが何となく威圧的で居心地が悪い。

早く帰ろ……。

担当者以外知っている人が誰もいないというのは心細いもの。
出入口近くで、スパークリングワインを2、3杯飲んで、担当者に挨拶したらすぐ帰ろう…、そう思っていました。

ワインを飲みながら、担当者の姿を探そうと会場内を見渡してみると、知った顔が…。
2年前まで何回か仕事を貰っていた印刷会社の営業のKさん。
その印刷会社は突然倒産してしまって、2ヶ月分の請求は回収出来ず終いでした。
もしかして、その後この会社に再就職したのかな…。
彼は隣にいる女性と談笑していました。

すると、こちらが見ているのを感じたのか、Kさんがこちらを向きました。

明らかにうろたえた顔。

この場合、彼に挨拶をした方がいいのか、それとも武士の情けで、知らんぷりをした方がいいのか。
あの態度から察すると歓迎されてはいないと思って、ここは知らんぷりの方を選び、会場の隅に移動しました。

隅っこで壁をお友達にしてワインを飲んでいると、声をかけられました。
振り向くと、彼と談笑していた女性が立っていました。
「誰から招待されたのですか?」
名乗りもせず、いきなり聞かれました。眉間にしわの寄った顔は、敵意丸出し。

最近、こういう無礼な輩(やから)が多いので、嫌になる。
歳をとると丸くなる、とよく言われますが、無礼は無礼、こんな無礼に対して丸くなりたくはない!

「人にものを尋ねるときは、まず名乗る、それが常識」と、とんがった言い方をしました。
案の定、相手は露骨に顔をしかめ、目は三角に。
彼女が着ているのは会社の制服。そうなると、この態度はひどすぎる。
仮にも私は招待された側なのだから、(いくら吹けば飛ぶような自由業とはいっても)それなりに応対されるべきでしょう。

「ST(会社のイニシャル)さんの方ですか?」と私が聞いても、戦闘的な目つきは変わらず、答えてくれません。

こちらも同じように戦闘的な態度で、「Y部長の招待ですよ!」
担当者の直属の上司の名前を出しました。
部長とは一度も話をしたことはありませんが、招待状にはY部長の名前も入っていましたから、嘘ではありません。

これはかなり効果的でした。

相手はキョロキョロと目を泳がせて、逃げるようにその場を離れていきました。

結局彼女がどういう立場の人間で、なぜ私に対して詰問調の態度をとったのか判断できず、大変後味の悪い思いを抱きながら、パーティ会場を後にしました。

得意先のことを悪く言うのは気が引けますが、あえて言わせていただきます。(このことは嫌われることを承知で、担当者にも言いました)

新社屋を建てるのはご立派だが、社員教育の方が先ではないのか。
盛大なパーティが虚しく感じられる。



2006/02/24 AM 11:10:56 | Comment(1) | TrackBack(0) | [日記]



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