Macでお仕事?
Mac歴22年。独立して15年。日に日に減っていく仕事……。そんな売れないデザイナーのひとりごとです。
[TOP] [RSS] [すくすくBLOG]








美女とブサイクデザイナー
知人のウェブデザイナーに連れられて、雑誌社に行って来ました。
彼と共同でその会社のホームページを作ったのがほぼ1年前のこと。
彼がメインのデザインをして、私がサブでFLASHアニメーションと簡単なCGIを作りました。
今回、大幅なリニューアルをしたいということで、再び呼ばれたのです。

このウェブデザイナーT君は33歳。
私が彼にウェブデザインに関する知識を教授しました。
彼が手がけたホームページは200件近く。師匠の私を差し置いて、今や一流の領域に入ろうとしています。
彼は師匠を踏み台にした「恩知らずな男」です。
そして、禁煙が1年しか続かず、今や禁煙前よりもヘビースモーカーになった「負け犬」です。

「師匠、今度も前回と同じ担当者ですから、気持ちよく仕事ができると思いますよ」
私より15センチも背が低いが、20キロ以上体重の多い「ブサイクデザイナー」が、醜く鼻から煙を吐きながら言いました。

確かに前回の担当者はよくできた人で、「のせ上手」でした。
「ああ、いい出来ですね。思った通りですよ。でも、できればここはこうした方がいいと思いますが、どうでしょうか?」
「こういうのは思いつかなかったですね。これは大変新しい試みで勉強になりました。ただ、この部分をもう少しわかりやすくしていただけると助かるのですが…」
などなど。

このように、最初は必ず褒めて、次に具体的な修正案を出してくれますから、大変わかりやすく、こちらの自尊心も満たされます。
終わった後も、サブの立場の私にも電話で労いの言葉をかけていただき、大変いい気分にさせられました。

クライアントの会社に凸凹コンビで行って待合室で待つこと数分。ドアがノックされて、担当者ともう一人の女性が入ってきました。

その女性を見て、思わず「ブサイクデザイナー」と顔を見合わせてしまいました。
「今回助手を(ナントカカントカ)」と担当者が言ったが、まったく耳に入ってこない。
そして、立って挨拶をしなければいけないところを、立つこともできず、二人とも「まん丸の目」で女性を凝視してしまいました。
何故かというと………。

すごい美人だったから。

間違いなくハーフ(混血)。
髪は黒いロング。目は薄い褐色。睫毛長し。穏やかな目元。身長は180センチの私とそれほど変わらないから、175センチ以上か。歳は25歳前後。
ストレートの長い髪とエキゾチックな顔が気品を感じさせて、とにかく、キレイ!

これは、8年前、間接的に某国営放送の仕事を受けていたとき、渋谷の放送センターで生の中山美穂のオーラを受けたとき以来の衝撃。

そんな我々を見て、「思い通りのリアクションでしたね」
担当者が、嬉しそうに笑っています。
「彼女を見ると、皆さん同じ反応をするんですよ。でも、もっと驚くことに、彼女は結婚していて、お子さんが二人います」

「はあ〜〜〜〜!」
ブサイクデザイナーが、みっともないため息をついたのが可笑しかったのか、彼女が笑いました。
当然ながら、笑顔も美しい。

2時間ほどの打ち合わせは、至福の時間。
こんな幸せな打ち合わせは、生まれて初めて。
ブサイクデザイナーなどは、まばたきすらしない。いつもはうるさいぐらいの、貧乏揺すりも忘れている。

前回の仕事の時は、私が打ち合わせに参加したのは、最初の一回だけ。
ということは、今回もこの一回だけ? Oh My GOD!

ブサイクデザイナーは、この先何度もこの美人と打ち合わせをするのかと思うと、憎らしくなってきました。
帰りの車の中で、嬉しそうに煙草をふかしている彼に「肺ガンになるだろ! こんな狭いところで吸うんじゃネェよ!」と八つ当たり。

それでも、「エヘヘヘ」と嬉しそうに笑うこの男の顔………とてもブッサイク。



2006/02/20 AM 10:47:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | [Macなできごと]



(C)2004 copyright suk2.tok2.com. All rights reserved.