Macでお仕事?
Mac歴22年。独立して15年。日に日に減っていく仕事……。そんな売れないデザイナーのひとりごとです。
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真夜中の怖〜い出来事
パッケージデザインを2種類作成した昨夜の出来事。

プリンタの最大許容範囲の厚紙を使ってプリントしようとしましたが、ローラーの摩耗のせいでしょうか、紙詰まりを起こしてしまいました。

何度やっても手差しの入口部分で紙が止まってしまい、最後は中で紙がジャム状態に。
裏蓋を開けて内部の紙を取り除きましたが、「カミヲトリノゾイテクダサイ」のエラーマークが消えず、プリント不能になってしまいました。

時間があれば分解して取り除くのですが、クライアントに見せる時間まで約9時間しかありません。時間が惜しい。
そこで、近所の印刷屋さんのプリンタを借りることにしました。(会社の鍵は常時借りた状態なのでフリーパスで使えます)

真夜中の1時。防寒を万全にして、自転車で印刷屋さんに向かいます。
霊感の強い人に言わせると「霊がウジャウジャいる」というお寺の前を全速力で駆け抜け、3分ほどで印刷屋さんに着きました。

無人だし、機械も動いていないので、ひどく寒い!
すかさずエアコンを全開にします。
プリンタが暖まるまで約10分、冷蔵庫にあった缶コーヒーをゆっくりと飲みながら、池宮彰一郎の「島津奔る 上巻」を読みながら待ちました。

プリンタが正常ならプリントは簡単。
2種類のパッケージを3部ずつプリントするのに、5分もかかりませんでした。
1つはクライアントに、そして1つは保存用、もう1つは組み立てをミスしたときのための予備。

印刷屋さんのライトテーブルの上で、パッケージを組み立てているとき……。
電話が鳴りました。
時計を見ると、1時35分。
こんな時間の電話は「間違い電話」か「いたずら電話」に決まってる。だから無視!
それに、ひとの会社の電話を勝手に取るわけにはいかない。

しかし、電話はほぼ1分おきに3回鳴りました。
いくら何でもしつこい。
そこで、4回目は受話器を取りました。
「はい、目黒警察署!」(市外局番048で目黒警察はおかしいが、目黒警察署の近所で育ったので咄嗟に出てしまった)
その効果は絶大。
それから、電話はかかってきません。

そして、組み立てにミスがないかを確かめて、出来上がりを紙袋に放り込み、すべての機械を「指さし点呼」しながら消しました。
時刻は2時過ぎ。

鍵をかけて印刷屋さんの前に置いた自転車に乗ろうとしたところ、「ワッ!ビックリした!」という声。
見ると、背の低い黒のジャージ姿のおじさんが、まん丸い目をして立っていました。
「こんなに遅くまで仕事?」
聞かれましたが、この寒空、こんな真夜中にジャージ姿でいるオッサンはどう見ても怪しいと思ったので、無視して自転車を走らせました。

「なんだ、アイツ!」と罵られましたが、知ったこっちゃない!

「霊がウジャウジャいる寺」の前を全速で通り抜けたときです。
横にパトカーが止まって、「ちょっと止まって!」と言われました。

やましいことは全くないが、この時間帯に制服警官を見ると、少しビビリます。
しかし、パトカーを降りてきた警官の顔を見ると、二人とも明らかに私より10歳以上若そうので、何となく余裕ができました。
「その紙袋は何ですか?」
まったく威圧的でない態度なので、さらにホッとしました。
「仕事帰りです」といって、紙袋を差し出すと、「なんだ、これ」と言われたので、簡単に説明しました。
「へえ〜、色々な仕事があるんですね」と警官二人顔を見合わせています。

「あのォ、オレそんなに怪しく見えました?」
「そりゃ、紙袋持ってあんなに全速で走ってたら怪しいですよ。しかもこんな真夜中に(下着泥棒だとでも思ったか?)」
確かにそうだ。私が警官でも絶対問いつめるだろう。

身元を確認する物を見せて、無罪放免。
2時20分過ぎに、家に帰りました。

身体が冷えたので、焼酎のお湯割りを飲んで、3時過ぎに寝室へ。

さあ、寝ようと思ったら、隣で寝ている娘が「プリンター、直った?」と聞いてきました。
ん? この子は11時前に寝たのだから、プリンタが壊れたことは知らないはず…。
そこで、顔をよく見てみると、目を閉じています。
つまり、寝言! しかし、なんとタイムリーな寝言でしょう。

よく寝言を言う子ですが、こんなにタイムリーだとちょっと怖い。

「フレンチトースト……食べるゥ……zzz」
朝食のリクエストまで寝言でするとは、さらに怖い。



2006/02/17 AM 10:47:27 | Comment(1) | TrackBack(0) | [怖い話]



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