Macでお仕事?
Mac歴22年。独立して15年。日に日に減っていく仕事……。そんな売れないデザイナーのひとりごとです。
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人生はサプライズ!
昨日の続きです。

昨日しつこく電話をかけてきた同業者は、昨日の朝2回、夜1回電話をかけてきました。しかし、私は出ませんでした。
そして、午後10時前に突然の「ピンポーン」。
彼の性格からして、夜のご訪問があると察してはいましたが、私はちょうどバスタイムでした。

妻が出て、私が風呂に入っていることを告げると、了解もしていないのにスリッパを履いて上がり込み、「出るまで待ってますよ」と言い、勝手知ったるリビングへとやって来たそうです。

リビングでは、娘が得意のお絵かきの最中でした。
夜遅くの突然の来客に、娘は驚き、普段は決してそんなことはないのに、泣き出してしまいました。

それはそうでしょう。夜の10時に、リビングに突然知らないおじさんが入ってきたら、誰でもビックリします。
来客を告げるチャイムが鳴ったら、お客だと言うことは分かりますが、まずは母親が入ってきて、「お客様が来たから、ちょっとだけここを開けてね」という言葉があって、次に来客が顔を見せるというのが順序としては普通です。

それがいきなり、ギラギラした眼のおじさんが入ってきたのです。
これは、トラウマになってもおかしくない状況です。

私は風呂の中で、娘の泣き声を聞いて、すべてを察しました。
(きっとアイツが来たに違いない……。)

私が、風呂のドアを開けると、娘が泣きながら、私を見上げていました。
私に似て、人に弱みを見せるのが何よりも嫌いな娘は、親の前でも滅多に泣き顔は見せません。その娘が泣いているのです。

このときの私の怒りは、自分でも抑えきれないほどのものでした。

濡れた髪もそのままに、私は着替えをすませ、リビングに入って行きました。

私は彼の腕を掴んで、そのまま玄関まで引っぱって行きました。
彼は懸命に振り解こうとしますが、こちらの怒りは頂点です。こんなときは、すごい力が出るようです。彼が少々暴れても、何でもありません。

私は無言で玄関ドアを開け、彼を外に押し出しました。
そして、そのまま玄関ドアを閉め、鍵をかけました。

こちらの剣幕に彼も驚いたのでしょう。彼の普段の性格なら、ドアをドンドンと叩いても不思議ではありませんでしたが、それはしませんでした。

私は、すぐに娘の部屋に行って、彼女を慰めようと思いました。
このことで彼女がどんなに傷ついたか…。私は少し気後れを感じながら、彼女の部屋に入りました。
すると、娘は私の顔を見て拍手をしています。

「パパ、カッコ良かったよ」
といって、Vサインをしているではないですか。
彼女の目にもう涙はありません。

私もつられてVサインを出していました。

うちの娘は、一体どんな性格をしているのか。
親というのは、こんなサプライズをいくつも感じながら、子どもと共に成長していくものなのですね。

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そして、今朝の8時過ぎに、彼から電話がかかってきました。

一昨日、昨日と、電話に出なかったこちらも悪いと思い直したので、電話に出てみました。

彼は昨晩のことを誤りもせず、「今請け負っているホームページが思い通りに動かないので、アドバイスして欲しい」と言うのです。

これも私にとっては大きなサプライズです。
昨晩のようなことがあって、何でまた電話をかけてこられるんだ!

人生はサプライズの連続です。
でも、このサプライズは当然おことわりしましたけどね…。



2005/05/10 PM 12:15:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | [日記]



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