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● またひとつ仕事が消えていく… |
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「せっかく高い金を出してショップを開いたのに、全然注文がないのはどういうことか!」 すごい剣幕で、さきほど電話がかかってきました。
半年前から、インターネットショップを開くということで、細々と準備をして、連休前の4月28日にホームページを立ち上げました。
「強力な宣伝をしない限りは、すぐに結果は出ません。少なくとも、3ヶ月は低空飛行は覚悟していた方がいいですよ。もしすぐ結果を求められるのなら、やらない方がいいです」 と、一番最初の打合せで、そうアドバイスしました。
HPの宣伝などは、先方が自身でやるということだったので、こちらはHP製作だけを担当しました。校正につぐ校正で、納得するまで7回も修正を重ねて、やっと立ち上げたものです。つまり、HPの内容に関しては、先方では納得して「校了」となったわけです。
こちらはHPを作るだけの約束ですから、それ以上のことを望まれる筋合いはありません。 ムッとして、「宣伝はどのようなことをされたのですか?」と聞くと、先方は「もとから持っている自分の会社のHPにリンクを張っただけだ」と言います。
は〜〜! とため息が出ました。 それが宣伝?
他の取引先に頼んでリンクを張ってもらうとか、社員全員で手当たり次第にメールをするとか、ファックスを送るとか、メールマガジンを独自に作って配信するとか、いくつかのアドバイスしたのですが、どれもしていないようです。
それで、どうやって自社のショップを認知させることができるのでしょうか。挙げ句の果ては、こちらに矛先を向けて、「高い金云々……」で責任転嫁をする始末。
これはせっかちというより、幼児的ですらあります。
何も宣伝らしいものはしていないのに、たった9日間で、結果が出るはずがありません。 連休明けの朝一番の電話がこれでしたから、独立してはじめて、キレテしまいました。
「そんなに早く結果を求めるのなら、やらない方がいいと言ったはずです。こんなことでは、先々付き合いきれませんので、ホームページの更新作業はそちらでやってください。それに、ひとこと言いますが、私は高い金は貰ってませんので!」
思ったことを言うのは気持ちのいいものです。
しかし、またひとつお得意さんを無くしてしまった……。
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2005/05/06 PM 06:16:45 |
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