せんすぶろぐ
将棋、歴史のオタクです。他の一般の話題についても折をみて触れていくつもりです。

2009年09月30日  深浦三連覇
 2年連続で出現した3連敗4連勝。囲碁界では頻出だったこの事象、将棋界でも本来の確率分布通りの発生になるのでしょうか。3年連続の4−3勝ちも含めて、この勝利は深浦王位の棋歴を飾ることでしょう。木村八段は棋聖戦といい、詰めに失敗し、ちょっと悲しい結果になってしまいました。。。

 それにしても、面白い将棋でした。△2三金にびっくりし、▲6五桂に感心しました。見事な応酬ですね。指されてみれば納得なのですが、私のような普通の将棋愛好者では思いつけません。

 終盤の指し手についていくつか。△9三角で△6三玉だと▲6四銀△7二玉▲7四歩で先手の勝ち筋、という解説が実況サイトでなされていましたが、以下△9三角と打てば、銀を手放している先手は対応に困ったのではないかと思うのです。どこか読み抜けているのでしょうか?

 また△8一歩で△7二飛として▲同玉に持ち駒をつるべ打ちにして、自玉を安全にする方がよかったのではないでしょうか。本譜のように9一まで潜られては寄りがみつけられないのも道理で、寄せの方針がどうだったのか、という気がします。。。

PM 10:43:37 | Comment(389) | [将棋(横歩取り)]

2009年09月29日  王位戦第7局一日目
 大きな一番が始まりました。以前、大分流行し、最近復活しかけている横歩取りの変化になっています。

 1図の将棋は中原16世名人が多用してるようですが、大勝負での採用となると王座戦羽生―渡辺で2局、棋聖戦佐藤―森内で1局ありますね。その時の王座戦第2局では羽生王座が△4五角を「指してみたかった手」として採用したものの、結果は暗転し、渡辺挑戦者の圧勝になりました。以降は本譜のように△6二金が多くなっています。

 2図の△5五角も直接的すぎて予想していませんでしたが、調べてみるとこれすらも実例はあり、両対局者の中では先例の取捨選択が行なわれていることでしょう。先手陣は飛車を降ろされると豆腐のようにみえますが、案外抵抗力はあるようです。(但しプロの守備力あっての話で、アマレベルでは後手がやりやすいでしょう)

 封じ手の局面はよく分かりませんが、自分なら後手を持ちたいです。やはり飛車を重視するので。


 

PM 09:01:37 | Comment(13) | [将棋(横歩取り)]

2009年09月28日  王座戦第3局追記
 1図の▲1六歩に違和感を抱いた人は多かったと思いますが、やはりそうだったようです。
 
 週刊将棋によれば、1図で▲8一飛成△2五飛成に▲1六歩なら十分。以下△4八角成▲同玉△2九龍▲3九歩△3八歩に▲2二歩成△同金▲4四角△同歩▲4三銀で先手優勢だろう、ということ。▲2二歩成を金で取らないのでは?という気はしますが、竜で払うのも悲しいですし、そういうものなのかもしれません。。


PM 08:38:27 | Comment(435) | [将棋(横歩取り)]

2009年09月26日  羽生18連覇
 巨人のV9の倍ですか。強すぎ。他の棋戦では程々に負けることもありますが、どの辺がこの成績に寄与しているのか、ご本人も含めて分析してほしいところです。

 昨日の将棋は横歩取りの最新定跡に関わるものでした。4年位前と異なり、私自身が横歩取りをほとんど指さなくなっているので感想を抱くことはかなり難しいです。。。

 1図の局面での最善手候補については実況サイトで詳しく述べられていますが、「そうですか」と承知するしかありません。実戦をフォローしていた時に感じたのは、8五飛、6五桂、2五桂が中段に3枚いる状況がいかにも中途半端だなぁ、ということでした。中原囲いは右側から飛車で攻められてもある程度は耐性があり、▲8一飛成が強烈な先手になることは考えにくいです。桂馬2枚も直ぐに爆発的な攻撃につながるわけではない。対して先手玉は城外にいて、うまく7筋方面に逃げ出すこと=角の利きを遮ること、でどうもバランスがよくないように感じたのです。。

 1図で先手有望の手順があっても、アマの将棋だと後手の方が考えやすく、勝率が高くなるのではないでしょうか。。。

 それにしても、2図の竜の使い方には感動しました。。

AM 08:16:18 | Comment(425) | [将棋(横歩取り)]

2009年09月26日  JAL再建
 予め申し上げますが、日本航空にとっては辛口の記事です。

 公的資金注入をJALが要望しているという件が大きく取り上げられていますね。資金繰りのために出資しろ、ということがどういう意味なのかJAL西松社長は分かっているか疑問です。出資したカネにリターンをつけて返す、という本来のあり方とは全く別物です。

 さらに余儀ない路線縮小により公共性具備が厳しくなることが予見される状況で、「公的資金」とはお茶を噴きます。だいたい、資金繰りに困って1000億円の融資契約を締結したのは今年の6月30日のことなんですよ。一体、いくらぶち込めば再建されるのでしょう。

 今頃持ち出すのも変ですが、過去の再生計画を振り返ってみましょう。2008年に発表された新再生計画では、2010年度に総売上高が2兆2600億円になるとしていました。売上増の根拠は値上げで+610億円、客単価増(=ファーストクラス増)で+100億円。こんなに気前よくお金を払う乗客がそうはいないことは十分予想できたはずですが、とにもかくにも、こういう根拠のない数値を挙げていたのです。この時の連結人員数推移は2007〜2010で50,800→48,800→48,800→49,500。なぜ2010年で人員がリバウンドするのか理解できませんが、これにより500億円の連結人件費削減をできるという主張でした。

 ところが2009会計年度の決算で状況は一気に悪化。この時点で、2010会計年度の売上高予想は1兆7,480億円に縮小、営業利益は▲590億円、当期純利益は▲630億円になるとの予想が出ています。悪化の理由は、外部要因が大半ではありますが、JALが選択されなくなった、ということも預かっているのではないでしょうか。先日、社外のビジネスマンとJALで盛り上がりましたが、「アップグレードの行使が全く出来ない。みな、マイレージを持っていて、座席の競争が激しくなっているのではないか」「あの座席は正直オーバーナイトでは辛い」「よく止まり過ぎて怖い。出張手当がしぼられているから、やむなく乗っている」と評判は宜しくありませんでした。この発言だけをみても、2008再生計画で意図していた客単価増とは逆の現象になっていることがうかがえます。

 それはさておき、2009会計年度でのJALの純資産は1968億円ですが、オンバランスされていない退職給付債務が3315億円あります。つまり実質債務超過です。(新会計基準ではオンバランスしなければならないと思われます) こういう会社に公的資金を投入するのは相当におかしいとせんすは感覚しますが、いかがでしょうか。国内唯一の航空会社であればともかく、ANAがいるわけですから、必須の企業とはいえないのではないかと思うのです。前原大臣のいうように年金をばっさり削減して、文字通り既得権にメスを入れない限り、公的資金投入の納得感は得られないでしょう。

 同社の販売管理費は3141億円ですから、売上の上述のような激減をしのぐネタはもう社内にはないと思います。以前のエントリーでも述べましたが、

・株主優待券廃止
・TV、新聞広告全廃
・退職給付全廃/引当金(949億円)戻入

くらいをしてもどうかと思います。これだけのリストラの必要性があることをJAL経営陣は認識しているのでしょうか。


AM 08:09:04 | Comment(435) | [経済]

2009年09月24日  下手な売り方
 この1年くらい会社の手前で下車して歩くようにしている。当初は1駅だったのだが、今では4駅(4.5キロ程度)分をクリアしている。所要時間は50分程度。ルート上に三井倶楽部、東京タワー、増上寺、東京プリンスホテル、芝公園等があるため、目も楽しいし、ルートをその日の気分でいろいろと変えられるため、飽きが来ない。体脂肪や体重が現実に減っていくのを目の当たりにするのも気分がよい。そもそも案外、疲れない。細胞が活性化しているように感じている。

 ただ、最近、通勤に自転車に乗ってみたくなった。景色のバリエーションがさらに増えるだろうという読みである。(私の勤務先は自転車通勤は可) そうなると何をおいても車種を決めなくてはならない。イオンスポーツのCMで紹介しているこれについて調べてみると、ネットでの評判はとても悪い。さすがに動揺して、ほぼやめ。やはり「自転車専門店」に問い合わせてみたいものだなぁ、と、ぐぐるとトップに表示されるお店が割と自宅からも近くよさそう。早速メールで当方のニーズを記入した上で助言を求めてみた。少なくともメールには購入意欲が充満していたはずである。

 「その価格帯の商品は扱っておりません」と素っ気ない返事が早々に届く。。

ヽ(`Д´)ノ どうしてそこで、「当店の価格ラインは○○です。お客さまの場合ですと、このような機能の車種がお勧めです」とついで買いを勧奨せんのだ? こういう姿勢で固定客が増えると思っているのか? だから個人の財布が動かんのよ!

 今の不況の一端はこういう意欲の乏しい売り手にもあるのではないか、と憤激したが、やっぱり助言は欲しいので、再度、「貴店のプライスラインと製品をご教示下さい」とメールする。

 直ちに返事メールがあり、「下記メーカーのHPをご覧下さい」とだけ記されていた。

 ヽ(`Д´)ノ 何で自分の言葉で話さないのだ? いくら賑やかなお店のHPを作っていても、見込み客とまともな対話もできないようでは、ろくなメンテもしてくれそうもないだろうとこの店は見切りをつけました。販売員は買う気もなくブラっと入ってきた客を買う気にさせられるのが良しとされているが、メールで対応した見込み客にこの扱いでは、ダメな販売姿勢というしかない。

 自宅の近くに小さいサイクルショップがあり、空気漏れの修理を適切にしてくれたので、助言等はいまいちかもしれないけれど、ここで買おうかと思います。

*正確にいうと2回ともメール末尾には「取り急ぎ」という断りが記されていた。取り急ぎというよりもおざなりという形容詞の方が妥当なのではないかと思う。私が求めていたのは丁寧なガイダンスであって、拙速な対応ではなかったのである。



PM 09:54:30 | Comment(12) | [自転車]

2009年09月22日  対石田流から
 たまには自分の将棋の悩みを書きます。

 今日の24で図のような局面が出現しました。もちろん先手は私。そもそも対石田流はあまり得意ではなく、島ノートで基本的なことを習得はしたものの、勝率はよろしくないです。

 それにしても図の△7四飛には驚きました。

 秒読みを目一杯使って読んだのですが、
、テ映連て永癶ィ幻淅瑤連ぃ呼鶻兮任箸気譟□ぃ穫司發鯀世錣譴襪里意外に面倒。
他の手を指しても△7二金で強制的に飛車馬交換に持ち込まれ、手順に桂頭を狙われる。私は▲4八銀としましたが、△7二金▲7四馬△同歩▲6六歩△8二銀▲6七金△3三角▲7八銀△6四歩▲7九玉△6五歩▲同歩△6六歩▲6八金△7五歩と先攻され、どうにも苦しい。

 何かいい手順の構築は可能なのでしょうか。どなたか教えて下さい。


PM 08:35:58 | Comment(459) | [将棋(三間飛車)]

2009年09月21日  奈良旅行にて
 連休を利用して奈良に旅行に出かけた。5連休の中の3日であれば、疲れも軽いだろうとの読みで旅行社に日航奈良2泊+往復の新幹線切符を織り込んだパッケージを申し込んでおいた。

「思わぬ節約」
 昨日、品川で新幹線に乗ろうとして初めて気がついたのだが、どこでどうなったのかは分からないが、行程がが2泊ではなく1泊になっていた。確認を怠った私のミスではあるのだが、帰りの切符が21日限定になっているので、日程の延長は不可。妻子の冷たい視線が身を切るように痛かった。。。総額が随分と安かったので不審に思うべきだろうと、厳しい批判を浴びた。

 1日減ったので飛鳥に行くのは断念し、初日:市内(東大寺、興福寺、国立博物館、奈良町)、2日目:法隆寺+薬師寺+唐招提寺でまとめることにした。結果的にはほぼ過不足なく回れて、まずまず。上手く1泊分節約も出来てナイス!と内心喜んでいるが、それを開示できずにいる。。

「法隆寺からの移動」
 奈良を旅行した人ならお分かりと思うが、このエリアは動き方が難しい。

・近鉄とJRの接続が全くよくない。JR奈良と近鉄奈良は15分程度の徒歩の距離がある。乗換駅は皆無である。
・法隆寺に行くにはJRが最適だが、法隆寺から幸便に移動できる目的地はほぼない。
・観光地周辺道路は非常に細くて、今日の法隆寺、薬師寺近辺は大渋滞だった。
・自転車をレンタルすることも考えたが、あの自動車の通行量と道幅で移動するのは子供連れの親としては怖い。。
・法隆寺から法隆寺駅への移動はバスを利用するのが定跡だが、今日は上述の渋滞のため、バスが来ない。昼ごろ、タクシー乗り場の看板のある場所でタクシーを待っていた若い女性の目の前で、外国人2名を連れた別の中年女性が「待っている人はいないですよね?」と返事も聞かずに横取り。唖然とする彼女の前をタクシーはぶっちぎっていった。次のタクシーも道の反対側で老夫婦に止められて、横取りされてしまう。女性はさすがに憤激して、「タクシー乗り場で待っていてもこれでは意味がないではないですよね!」と運転手に抗議するも、「いや、手前のここが乗り場なんだよ」と説明する。私もびっくり。女性も驚き、「じゃあ、あの看板は何なのですか?」とさらに抗議するが、おじちゃんのタクシーは彼女を置いて発進してしまった。
 これでいいなら、私も銀座でタクシー乗り場まで酔いでしんどいところを無理に歩かなくてよいわけだが、どうなんでしょうか?

「横入り」
 これは文化的な相違によるものなのか、とは思いたくはないが、自分自身も今回は似たような目に遭っている。京都駅で近鉄に乗り換えた時のこと。特急乗り場で乗車口が開いたので並んでいた人々が乗車を開始した。私の番になったところで、右から初老の男性が私を小突いて「向こうの車両に行くから開けてくれ」(関西アクセント)という。「場所を開けろ」といわれても、後ろも横も人がいてスペースを作れない。「反対側に回りなさいよ」と私は受け流し、本件終了としたが、彼には全く終わっていなかったようで、私を突き飛ばし、そのはずみで後ろのご婦人もよろめくのも構わず、先頭車両の方に歩いていった。ふーん。こういうのって、ありなの? これでも私も大阪人であることにある種の誇りはあるけれど、こういうメンタルは悲しいです。
 それでも、彼がこの行為で自分の席に速やかに移動できたのでれば無意味でなかっただろう。が、乗車して暫くするとこの男性は席がみつけられなかったようで、車両の中を戻ってきた。切符に表示された座席番号とホームの案内をみて、乗るべき車両を特定することもできないこの無能ぶりと無礼にはさすがにいうべき言葉もなかった。

 さらに、今日。京都伊勢丹のカフェでも同様のことが。連休ど真ん中ということもあり、入り口には列が発生していた。客の回転はよさそうだったので、待つことにしたわけだが、私の前をいきなり入り込もうとするこれも初老のご婦人がおられる。どうしてこうも周りが見えないのだろう。それだけではなく、一族郎党が彼女に倣おうとするので、後ろに10人以上の人々が列を作っていることを指摘してあげた。「あ、すんません」といいつつ、彼女は並んでいる人々に「ここ、最後ですか?」と列の手前から訊いていく。(何で最後の方から訊かないの? 希望的な観測が好きなの?)と訝しいものはあったが、力押しということではなかったので、自分の中の許容範囲内ではあった。。。

 とまぁ、ネガティブなことは一部あったが、全体的には絶好の天気、美味しい料理、久しぶりの仏像群は素晴らしく(阿修羅はいなかったが、山田寺仏頭はいいわぁ。金剛力士像もいいですね)、楽しい旅行でした。

 

PM 11:15:56 | Comment(18) | [旅行]

2009年09月19日  次の一手
 昨日まで掲載されていた棋聖戦予選の神崎―大石戦。序盤のミスから押しまくられていた神崎七段がここで起死回生の一打を放ちます。当ててみて下さい。(正解は下をスクロールして下さい)

 正着は▲9八香。指されてみればなるほどですね。このまま粘り倒して、ついにはうっちゃってしまいました。恐るべし。
 

AM 09:10:53 | Comment(15) | [将棋(角換わり)]

2009年09月18日  羽生2連勝(通算15連勝)
 一昨日中にエントリーを書こうとしたのですが、この将棋の急所が分からず、昨日感想戦の様子がアップされたので、再度書こうとしたものの、やっぱり急所が分からず仕舞。

 1図は飛車を下ろしたところですが、私の腕では速度計算が全く出来ない。後手の攻めは駒を拾って、6九銀くらいで、割と計算しやすいものの、後手陣守備力の評価がしにくい。中段の金銀3枚の集合体はあまり強くないが、ここを突破しても玉は遠く下段にいる。本譜もそうだったが▲3五歩で連携は崩れる。しかし銀を取っても当たりが残るわけではないので、手抜きもできるかもしれない。二段飛車はそれなりに防衛力がある。

 ただ、実際に観戦していた時は、最終盤いきなり後手の守りの手が増え始めたなぁというところに違和感はありました。守って守りきれる将棋ではないので、攻めで後手玉への敵の攻勢を緩和するべきところ、という作りではないかと思っていたので。守備の頼みの飛車を奪われるともはや抵抗力はなかったのですね。。。2図で△6九銀なら角を抜く筋があり、まだまだの将棋だったということですが、山崎七段は本譜△4一金打で金引きなら自玉に詰みがないと読んでいたので、仕方のないところだったのでしょう。


PM 11:24:48 | Comment(201) | [将棋(角換わり)]

2009年09月15日  石橋女流王位
 本日、マイナビOPで熊倉さんに快勝した彼女。対局場は三田のセレスティンホテル。なぜここが対局場なのかよく分からないが、ここはいいホテルです。

 たまたま今日の私は業務系会食がセレスティンホテル内の中華料理店であった。いきにロビーに入ると彼女と大庭さんがフロント近くに佇んでいた。(18時半ごろ)

 たらふく飲み食いして21時前にお店から出ると、彼女達ご一行が別のお店から撤収するところだった。祝勝会ですかね。

 だからなんだ?といわれると困るのですが、まぁ、そういうことがあったという備忘です。くだらなくてすみません。

PM 10:34:29 | Comment(346) | [将棋]

2009年09月14日  「会長の見解」
 友人から「どう思う?」と訊かれたのですが、このところチェックが行き届いておりませんでした。文体、発信の意図ともになかなか個性的な文書でございますね。普通の事業法人のトップでは思いつかないような文書ではあります。

 公にすることで一般のファンもしくは業界内のスポンサーの支持確保を狙っているものと解するのが通常の読み筋ですが、その割には内容が具体的ではなく、支持をしたくてもしようがありません。

 結局、何を意図しているのでしょうか。

PM 10:24:13 | Comment(443) | [将棋]

2009年09月14日  王位戦第6局、追記
 週刊将棋によると、このブログでも話題にした1図が急所だった模様。

・自然な▲5三歩成なら挑戦者有望
・△5三同金▲同馬△5二歩▲4三香△4二桂▲5四馬△5三金▲4二香成△同銀▲3六馬なら、木村好みの落ち着いた展開
・▲3六馬で▲3二馬から寄せに出るのも有力


 でも、なんか△5二歩が弱弱しい。アマなら玉の上を滑らせながら、△4二金打▲6三馬(?)△3一玉と安全圏に逃げ出し、「手順に自玉が強化できてよかった」とホッとしそうなものです。先手が駒得といっても、後手の攻めが切れることは考えられない情勢ですから、そんなに後手が悪いようにも思えません。

 といいつつ、本譜の銀打ちよりはと金製造の方がやはり勝っているのでしょう。

PM 10:12:57 | Comment(487) | [将棋(矢倉)]

2009年09月12日  今月の「どっちが勝ち」
 将棋世界の10月号P.98をご覧下さい。

 後手勝ちとみえて、先手勝ちの手順がある、というつくりなのかと思うのですが、私の腕ではその手順の発見が難しい。

・先手玉は桂馬を渡せない。角も渡せない。持ち駒が歩だけになるのもダメ。
・普通に▲5二角△7一玉▲2五角成は△6四歩と桂馬を外されてだめ。この筋に角を打つのは同様にダメ。

。。。。。先手投了。。。。(所要時間10分。もっと考えれば、ましな思案がでるのだろうか。今日は昼前から外出なので、往復の電車で考えてみます)

 

AM 10:41:49 | Comment(7) | [将棋]

2009年09月12日  日航、デルタと資本提携
 記事が色々と出ていますね。とりあえず一つリンクしておきます。こちら。

 日航のウォッチャーという人種は密かに棲息していて、飲み会などで同類を発見するととても喜んだりします。私も実はこの人種でして、この記事を興味深く読みました。

 包括的な文章を書く気はないのですが、
・赤字会社なのに株主優待券を発行している(試算だと140億円/年くらいになるようですが)
・これまでのシートの高級化による客単価増の狙いはおかしかった、と自省していない。
・広告費が多すぎる。
・年金債務でオフバランスになっている分が巨額すぎる。
と色々不思議なところがありました。こういう足元を見つめなおすことから経営改革というのは始めるのが常道ではないでしょうか。

 路線の廃止等には既に着手していますが、販管費が3100億円超の会社が、売上の激減に対処しようとすれば、外からの注入だけではかなり不足感があります。。


AM 09:33:50 | Comment(427) | [経済]

2009年09月12日  森内、挑戦
 挑戦者が一巡して、前竜王と現竜王の七番勝負になりました。想像ですが、森内九段は前の七番勝負でのパフォーマンスに満足してないのではないかと思うので、気合もひとしおではないでしょうか。でもプロだから、案外、過去のことは気にしないものかもしれませんね。

 この挑戦者決定戦第3局の将棋は同形角換わりから深浦王位の新手。一手損だとそもそも7四を防ぐために6三に金や角を打つ必要はないのですから、一手損角換わりよりも同形の後手の方が損が大きいのではないか、と自分では思っていて、同形の後手をやったことはありません。ネット将棋や職団戦でも一手損はされたことはありますが、同形は皆無で、アマの同形角換わり腰掛銀への評価はネガティブなのではないでしょうか。。

 この将棋、個別の手の論評は全く手に余るのですが、2図時点で、
・7四金の遊び駒化が確定
・4五銀が中途半端
・壁銀が気になるけれど飛車の横利きもあり、先手玉は暫く安泰
だがら、後手が辛そう、と思っていました。それにしても2図での▲6二角成は雰囲気のよい手でした。(私が馬を愛好するからかもしれないけれど)

 この形の将棋は後手が右金を使いきるような方策を立てないと辛いのではないでしょうか。佐藤新手以降しばらくはこの金がいまいちでも後手が戦えていた時期はありましたし、今の堀口新手(2六飛)以降も後手が悪くはないのですが、今日のような将棋をみてみるとアマは後手をもって戦うのは相当に大変と思います。

 竜王戦はこれで佐藤、佐藤、羽生、森内と濃い挑戦者が続いていますが、今回も4−3かな、という予想です。

AM 08:49:44 | Comment(17) | [将棋(角換わり)]

2009年09月12日  このブログの立ち方について
 いきなりコメント数が増えていて驚きました。

 この日記の目的は「自分なりのへぼな読み筋を晒して、他の方々からの知見をいただきたい」ということにあります。時々はプロの方々もいらっしゃいますし、たびびとさんのご意見も勉強になります。もとより、24でR点が2400程度ですので(最近、ちょっとだけ増えてうれしい)プロの読みとはもう全然別レベルです。そういうこともあり、roiさんが私の意見に批判的なコメントをされてもよいと思います。

 「へぼな読み筋」は将棋に限らず、経済とか歴史とか他の事象にも及んでおります。将棋の以外にも重心を置いているところがありますが、「自分はこう考えるので、自分の意見として表明してしまうが、他の人が別の意見や情報をいっていただけるならうれしいなぁ」というスタンスです。あんまり分野を広げると、何のブログか分からなくなるので、将棋中心にしていますが、本当は企業経営とかも書いてみたい気持ちはあります。。。

 戻りますが、自分の将棋観というかむしろ相場観の方が適切な用語かもしれませんが、そういうものは確固としてあり、

1.大駒の活性化を意図したい(だから王座戦第1局みたいなのは悲しい)
2.玉の安全性を重視したい。堅さは正義。
3.持ち歩の数を重視する。
4.軽い攻めには憧れるが、自分がやると失敗する。駒は連携して攻めなり守りなりをしたい。(だから最近の角交換系の将棋にはついていきにくい)
5.攻めてもらう方が攻めるより楽。だから藤井システムにされるのは歓迎。
6.居飛車穴熊が粉砕されると落ち込む。
7.居飛車の銀冠は豆腐。振飛車の銀冠は遠い。

 最近の高段の将棋は、セオリーを乗り越えた向こう側にあり、私の相場観が通用しないところが多いのですが、それを確認する作業としてもこのエントリーで意見を書いておくのは意味があるんではないかなぁ、と思っています。

 書き方で不快に思われる方がおられるかもしれませんが、王座戦に限っていえば、13連勝中の棋界最強者が先勝すれば、「まぁ3連勝なのかな」と感じてしまうのが相場ということではないでしょうか。山崎七段は好青年で、以前お話をさせていただいたときも好感を抱いていますので、2局目以降は頑張ってほしいですね。

 今後ともよろしくお願いします。

  

AM 08:21:29 | Comment(441) | [日記]

2009年09月10日  深浦猛攻、3−3
 追いつきました。この将棋は途中までは木村よし→深浦よし、という印象で観戦していたのですが、東京新聞中継サイトの記事によると、深浦主導権→形勢不明→木村反撃→深浦主導権奪回、という流れとあります。どうなんでしょうか。。。

 昨日の昼前、1図の局面のまま深浦王位が大長考をしていました。見るからに強烈な一手ですし、こういう妙手がなくても先手玉は右翼に逃げ出せそうですから、木村よし、という見立てを私は立てました。先手の攻めはそれほど脳をしぼる必要もないですしね。

 案の定、後手の攻めをうまくやり過ごして先手玉は4筋まで逃亡。でも2図の△5二銀はいい手なのですか? 金銀交換をして銀を敵に渡し、5三にと金を作った局面は後手玉は金か銀の入手がないと詰みがありません。だからそこを注意しながら、後手側は寄せを考えていけばよくなります。黙って▲5三歩成ではないかと思うのですが。。。

 3図での▲2五角。意味はもちろん分かりますが、やはり金か銀の入手がない限り後手玉は詰まない状況には変わりなく、以下手順に玉を追われて▲6七銀と貴重な持ち駒を消費させられては苦しい。

 土曜日のBSで解説があると思うので、待ちます。

PM 05:46:52 | Comment(1013) | [将棋(矢倉)]

2009年09月08日  上田、初挑戦
 早指しの将棋ながら、2時間を超える熱戦。ほぼ全局で上田さんが主導権を握っていたようで、初挑戦となりました。彼女、居飛車穴熊も強いのですね。

 いきなり5七にと金が出来るし、これは上田圧勝?という中盤戦でしたが、1図の辺りでは相当に怪しい。竜が中段に押し戻され、飛車の横利きがなく実質遊び駒状態、歩を使った細かい攻めもできない、ということで、自分が後手なら途方に暮れてしまいそうです。

 気持ちよく隠居していた角が4四に飛び出せては「夢のような展開」(この表現がプロ棋界では好まれるような印象。。)なのではないでしょうか。で、2図で▲3八金と上がっておけば、4九金がスカタンなので、ちょっとやそっとでは負けなかったのではないかと思いますが、40秒の秒読みでは辛いですかね。端歩がついていない割には、先手玉には存外(この表現もプロ棋界お好み表現のような気がする。。)耐性があるようです。

 復活したこの棋戦、第1局はわざわざ都城にまでいくわけですが、早指しで終わりでは愛想がないし、貴重なスポンサーの地元なので、なにかイベントもついていることでしょう。現地の方々には、売り出し中の上田さんもみられて、よい機会になりそうです。

PM 07:59:51 | Comment(477) | [将棋(三間飛車)]

2009年09月04日  羽生先勝(デジャビュ)
 羽生―山崎の番勝負ということで、期待をもって観戦していた今日の将棋。定跡とはかけ離れた展開となり、面白く観られたものの、結果はいつもの通りでした。3連勝の匂いが濃厚にします。

 難解すぎる将棋だったものの、意見が多そうなのは1図での▲3八銀。見た瞬間、入力間違いかと思いました。普通に▲同香とし、△9五香に▲8六歩△7五飛▲9五香△同飛▲9七歩△9二飛▲3六銀みたいな展開で不都合はなさそうですが、先手陣が壊れてしまうような変化があったのでしょうか。。。

 2図からは▲5九銀と引いて自玉強化を指向。ここでは、王手飛車の筋に入ってしまいますが、▲5六歩と突くのはだめなんでしょうか。△9七歩成が気になりますが、▲同桂△9六歩▲8五桂△9七歩成▲同香△同飛成▲同角△同香成▲9四飛なら程々の展開?ではないのだろうか。。△1五歩▲5七銀を交換してから△9七歩成でも▲同桂△9六歩▲8五桂で類似の手順に入るだけ。もし後手が穏やかに△3三桂だと▲6六銀と上がって、角の活用も見込めそうです。読み抜けているとひどいことになるので、意欲がわかないところはありますが、このまま角と金がご隠居というのはもっと意欲を挫くものがあります。。。

 角が本当にかわいそうでしたよ。。




PM 11:18:12 | Comment(993) | [将棋(相掛かり)]

2009年09月03日  作戦齟齬?(佐藤―久保:NHK杯)
 投票日に放送されたNHK杯戦。不思議な序盤作戦でしたね。

 1図のような局面で銀を出るのはあまりみたことがありません。(記憶の限りではゼロです) 普通に▲6六歩でも不都合はないし、▲8六角と出て後手の△6四歩を防ぐのも有力。銀出の意味は一体?

1)4枚穴熊を目指した。
2)ことによると▲7五歩からの仕掛けも視野に入れていた。
3)本譜のように後手の飛車を2筋に追いやることで石田流に組まれるのを防いだ。

 1)は手数がかかりすぎリスキー、2)は冗談の部類(右金が5八に上がっていなければ、飛車の展開もあり、絶対ないとはいえないかも)であれば、3)なのでしょうか。

 でも、2図まで後手に攻勢本位の駒組みをされてしまうと、もう穴熊にはできません。香車を9八に上げる一方、玉が8七に定住するというのも無理な話で、先制攻撃を浴びてしまいました。

 それでも終盤を接戦に持ち込んだ佐藤天彦五段の力は大したものなのかもしれませんが。。。

PM 10:53:14 | Comment(429) | [将棋(三間飛車)]

2009年09月03日  竜王戦観戦記
 昨日まで羽生―片上戦の観戦記が掲載されていました。羽生さんがとどめの▲7七桂を指したところの描写などはなかなかよいです。

 毎日中原名人の過去のエピソードや所感が載っているのも目新しいのですが、いくつかの記述が本譜の内容と直接リンクしていないのが気になります。最終譜だと、「完全詰みまで名人相手に指したのはどうか?」という下りと「銀の成と不成でどちらでも同じところで(恐らく不成を選択すると)怒られた」という下りの因果関係、想像がつかないわけではないが、分かりにくい。。初見のネタだからありがたく読めばいいのだろうか。。

PM 10:27:12 | Comment(7) | [将棋]

2009年09月02日  圧殺(深浦−森内)
 昨日の竜王戦挑戦者決定戦は銀冠振飛車の傑作譜。とはいえ、勝ち方は振飛車の勝ち方というよりは、有吉九段が玉頭位取りで振飛車を押しつぶしていた全盛期を彷彿とさせるものでした。

 1図の組み上がり形自体は勝率8割と称えられる松尾流穴熊ですが、ここまでの手順が相当に不可解。こうしたいなら、角を3七に移動させずに、飛車を3八に回して4四角を強要(=後手の飛車先遮断)→4八角→6八銀→5七角と陣形を細かく動かしておけばいいはずです。でも、本譜は金の上下で1手、銀の移動で2手損をします。組めれば手損は気にならない、という考え方もあるでしょうが、ここまで万全に銀冠に組まれると、居飛車穴熊党といえども頭痛がします。

 この局面以降は先手の勝ち筋がない、という感想戦の結論のようですが、それはまぁ超上級者の世界の話しとして、敵の右桂を含めた桂香と金の交換ならそれほど悪くなさそう。4四桂と駒一枚で大駒を抑えられたのですから、それほど悲観することもないように思えます。しかしこの日の深浦王位はどうも変調で、目を疑う手が立て続けに出現してしまいました。

 まず2図での9筋手抜き。「ありえないなぁ。先手玉が豆腐になってしまうし、後手玉は異様に広いぞ」とみていたところ、感想でも▲同歩を本線にしていたようです。

 3図からの▲4六歩にも「主力の角道を塞ぐの? それでいいのか?」と懸念していると、案の定、「ひどい手」という感想が今朝になって載っていました。後手の金銀5枚のブロックを牽制していた唯一の攻撃力を自ら戦線離脱させてしまっては勝ち目はありません。。

 なんか居飛車穴熊愛好者としては、コクのない将棋をみてしまったな、という印象です。
 

PM 10:31:38 | Comment(418) | [将棋(四間飛車)]

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佐藤康光の棋界制覇、矢内理絵子の女流棋界制覇を切望するオジ将棋ファンです。とはいっても、棋士は皆さん、好きです。

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