せんすぶろぐ
将棋、歴史のオタクです。他の一般の話題についても折をみて触れていくつもりです。

2009年07月15日  矢内ストレート防衛
 今日のマイナビOP第3局、熱戦の末、矢内さんの勝ち。今日は終日外出していたため、途中経過は全くみれないままでした、帰宅して棋譜を開けて、結果や実況解説を見ないように努めて、自分の感想をまず作りました。後で解説陣の見解とクロスチェックして、まとめたのが下記の文章になります。

 1図の前の局面では、「いけ!穴熊に組むんだ!」と呟いていましたが、穴熊嫌いとしか思えない矢内さんに限ってそういうことはなく△6四歩の仕掛け。ここを突くと6筋が争点になり、先手の桂馬が6五に跳びやすくなるはずで、私的には全く考えられないのですが、強い人の考えることは分からない。分からないといえば、事後にみたその直前の解説では、串かつにするのではないか、というニュアンスもでており、「先手の1筋が突き越しているのに、いくらなんでも、串かつはないだろう? ネタ?」とすら思ったのですが、プロの考えることはよく分からない。将棋界には穴熊に組み換えを積極的に評価する流れが、羽生名人、渡辺竜王らから出ているのに、なんとも平仄に合わない話で、ヘボアマには理解できないことばかりです。

 2図の▲6三歩も私には理解できない手で、せっかくの飛車の進路にわざわざ歩を置いてさばきを阻害するなどとは振飛車らしくない、ここは△7二歩くらいで△5六歩▲同銀△5五銀とでも動いてもらえばいいのでは、と自分の意見を固めました。ところが、解説では矢内さんの続く△6一歩は苦戦を承知の我慢ということで、またしても驚きです。とはいえ、1筋に展開するつもりなら、この歩の交換をいれたくなるのは分かりました。視野の広さが違いますね。

 その後いろいろあって、3図の▲5六歩も意外。馬をゼロ手で作らせる感触が非常に悪く、後手からするとありがたそうですが、その後の展開をみると後手玉の行動範囲をきっちり狭めている。清水さん(解説)も評価していましたね。結局、後手が駒得でも飛車一枚が完全な遊軍と化していることもあり、先手が指しよい形勢だったのですかね? 4図はいかにも即詰みがありそうだった(実際にあった)のに、後手玉が5筋に逃亡してしまっては勝敗の帰趨はみえてしまいました。

 岩根さんはいい将棋を作りますが、着地に失敗することが多かったのが残念ですね。それだけ、矢内さんの将棋が手厚いのでしょうね。

PM 11:29:54 | Comment(146) | [将棋(三間飛車)]

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佐藤康光の棋界制覇、矢内理絵子の女流棋界制覇を切望するオジ将棋ファンです。とはいっても、棋士は皆さん、好きです。

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