せんすぶろぐ
将棋、歴史のオタクです。他の一般の話題についても折をみて触れていくつもりです。

2009年05月07日  サントリー美術館 「まぼろしの薩摩切子」
 パンフレットのきれいな写真に惹かれて出かけました。

 細かい技術等素晴らしいものであり、島津斉彬の治世の前後の限定された期間に短い光芒を放って消えてしまった経緯もありで、興味深い展示です。解説が丁寧で、勉強になりました。

 ただ、「写真の方がきれいに見えてしまう」のがどうしようもありませんでした。すみません。

PM 10:41:02 | Comment(430) | [日記]

2009年05月07日  出光美術館 日本の美・発見I 水墨画の輝き ―雪舟・等伯から鉄斎まで―
















 昨日、美術館を2つ、はしごしてきました。

 出光の方から券をいただいたこともありますが、せんすは水墨画が好きなので出かけてきました。絵がかわいらしいことが多く、眺めていると何となく幸せな気持ちになるのです。

 我が家の一押しは仙涯(1750〜1837)です。有名な画はこちらです。展示されていた画では、「狗子画賛」がよかったです。「きゃんきゃん」という副題がある子犬のかわいい絵ですが、実はこの犬は紐で縛られている=人に喩えればいろいろな桎梏がある、という隠喩を含んでいるということで、味わい深いです。

 長谷川等伯の竹虎図屏風(上の画)もお気に入り。雄雌の虎が見合っていて、これも獰猛な虎ではあってもかわいさが漂っています。狩野探幽はこの作品を周文の画だと思ったらしく、画に直接その旨のコメントを残しています。これって、結構痛くないのでしょうか?


PM 10:36:25 | Comment(456) | [日記]

2009年05月07日  名人戦第3局:懐かしい戦形
 では、名人戦。

 羽生名人がよもやの中座飛車採用です。よもや、というのは言い過ぎかもしれませんが(王将戦第7局でも採用していましたしね)、新山崎流以外にも先手には有力な指し方が多く、しんどい将棋になるような感触が生粋の中座飛車愛好者だった私においてすらあります。

 なぜか1図で郷田九段が大長考に沈んでそのまま封じ手になりました。


「余計な一言」

 実況(38手目)に曰く、『攻めの味を広げる△7五歩。▲同歩なら△7七歩のたたきなどが生じる。「この将棋は名人戦で谷川さんと丸山さんが指していたよね?」(有吉九段)調べてみると、たしかに平成13年の名人戦第7局で▲丸山−谷川戦があった。やはり棋士の記憶力はすごい。』

 別にすごくないと思いますが。あまりにも大きな勝負だったし、丸山名人(当時)の△4五桂はありとあらゆる横歩取りの本に載っているし、棋聖戦五番勝負(佐藤―丸山)第3局でも出現しているしで、非常に有名な局面ですよね。

 最近の実況はやたらに文字数が増えてしまい、却って読みにくくなっているような印象すら覚えます。

PM 10:28:12 | Comment(45) | [将棋(横歩取り)]

2009年05月07日  稲葉、挑戦ならず(棋聖戦)
 名人戦第3局第1日目と同日の今日、棋聖戦挑戦者決定戦が行われていました。朝、連盟サイトにいって、今日が対局日だということに気がついた体たらくですが、もっと前広に宣伝をすればという気もします。(一応、私は産経読者なんですが・・・) でも、観戦ブログは例年の気合不足の実況に比べるとはるかに充実していました。タレントの矢崎氏をもって、「かなりの指し手」と評したのは、ヨイショ以外の何ものでもありませんが、概ね読み応えのある記述だったように思います。

 木村八段には意趣はありませんが、当然の理由により稲葉サイドでこの将棋を観戦していました。以下、感想など。。。

 1図からの△6二飛〜△4四銀には観戦していた棋士同様、感心しました。アマでは容易に思いつかない着想です。後で出てくる△3五金といい、真似を使用とは思わないのがよいでしょう。これで先手の急戦を止めることに成功し、棋勢は好転しました。

 とはいえ、解説役の真田七段、勝又六段の木村寄りの形勢評価にはいささか首を傾げたくなります。2図で「ぎえ〜!これは優勢を意識してますね。これは参りましたね。先手は指す手がないですね」(真田七段)、「これは先手しびれたでしょう。△9三桂も跳ねれるし味がいいなあ」(勝又六段)とありますが、そこまでの大差だったのでしょうか。先手も上手く角の折り合いさえつけば戦いようがないわけではないように思えたのですが。

 でも3図でいきなり△5四角と打てば、どうだったでしょうか。金を2五によろめかせて、△3六歩と角を追い、6筋と8筋のコンビネーションで攻めれば本譜よりはよかったかもしれません。ただ、それで先手が潰れるわけではない(▲5八金と援軍を送ることは可能だから)ようではあります。

 その後は稲葉四段が優勢になったのではないかと思うのですが、4図での▲2八飛は不可解。ここは▲7八金打と固めて6七を強化し、▲9一香が間に合うようにゆるゆるとしたペースに持ち込むべきではなかったでしょうか。4図の前の▲8二歩成も私の感触では逆に緩めすぎで、まずは▲3三歩と様子をみておきたかったです。△同玉は▲3五歩があるので論外として、△同飛なら▲6一成桂と寄っておくという方針ではいかがでしょうか。

 五番勝負の予想ですが、普通に考えれば、羽生3勝1敗で防衛というところが相場でしょうか。


 

PM 10:07:46 | Comment(421) | [将棋(角換わり)]

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プロフィール
名前せんす
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佐藤康光の棋界制覇、矢内理絵子の女流棋界制覇を切望するオジ将棋ファンです。とはいっても、棋士は皆さん、好きです。

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