せんすぶろぐ
将棋、歴史のオタクです。他の一般の話題についても折をみて触れていくつもりです。

2009年03月16日  女流最強戦:中井、久しぶりの栄光
 日曜日お昼に行われた決勝戦(中井−上田)、夜からだと思いこんでいた私は12時50分頃「一応、ログインだけしておくか・・・」と観戦室にいくと、既に対局開始直前。ラッキーでした。

 将棋は誰もが事前に予想した振飛車穴熊対居飛車銀冠。何十回も書いていますが、私には対振飛車で銀冠を選ぶメリットがよく分からないのです。女流棋士はおしなべてこの囲いが好きですね。美的感覚に訴求するものがあるのか、心理学、審美的にも興味深い事例と思われます。

 将棋は案の定、振飛車が先攻。駒損が一転駒得にもなり、優勢かと思われましたが、上田さんが攻め急ぎ、中井さんが余しました。直前に米長会長のさわやか日記における執拗な中井さんへの呼びかけがあり、当日も当の会長が登場ということで胸の中でもやもや渦巻くものがあったと推測されますが、「よくがんばりました」というところでしょうか。(双方の主張の是非はこのブログでも申しているようにいずれもが十分に因果関係を展開していないため、論評しかねますが、自分が中井さんであれば、気分が悪い環境でした。)

 感想戦が短かったので急所がいまいち分からないままでしたが、こういうことでいいのでしょうか。

・△6三歩(1図)は相当変ですね。こういうところは△4三銀▲6三成銀△4二金右とかわすのが掟のはずです。
・2図の△3三銀はどうなんでしょうか。竜を5一に移動させての8四馬はさすがにやりすぎと思います。せめて、馬を切る前に△1六歩を入れておくものではないでしょうか。とはいえ、まさか後回しにした本譜で手抜かれるとは思わないでしょうが。。。
・3図からの▲2八竜で▲6八竜なら後手玉の寄せに竜が使えたはず。これは羽生名人の直感でもあったようです。本譜は竜ごと攻められる形で損でした。
・4図の▲5五銀はやりすぎ。(△5七金を見落とし) 観戦していた時も、「わざわざ駒を捨てて上に逃がしてやるなどという手は将棋にはないわなぁ」と思っていましたが、普通に▲5三桂成でいいのでしょ? 「駒落ちでは上部に玉を逃がさないようにするべきです」羽生さんもいっていましたが、これは駒落ちに限った話しではありませんものね。

 羽生さんがこれまでに女流公式戦の将棋を解説したことがあったかどうか記憶にないのですが、彼の眼にどのように映ったのでしょうか。「これくらいの元気がないといけません(笑)」という評価はあったようですが、微妙な言い回しでもあります。


PM 11:10:46 | Comment(16) | [将棋(四間飛車)]

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佐藤康光の棋界制覇、矢内理絵子の女流棋界制覇を切望するオジ将棋ファンです。とはいっても、棋士は皆さん、好きです。

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