せんすぶろぐ
将棋、歴史のオタクです。他の一般の話題についても折をみて触れていくつもりです。

2009年03月15日  潰えた連覇の道
 本日放送のNHK杯準決勝の佐藤−森内戦。シビアな序盤で面白かったですが、先手佐藤NHK杯の手順がやや無理気味で、後手森内九段がきっちりと受け止め快勝しました。さすがにトーナメント戦での3連覇は難事ということですね。

 1図の▲5六歩は初めてみました。普通は▲8八飛です。自分も遊びで指したことはありますが、こういう向飛車であれば▲6六銀とは進めたい。しかし、5六歩を突いていないと後手が腰掛銀にした時に銀の進退が窮屈だし、突いていれば△7九角の打ち込みがあるので左金の動かし方が難しい。

*この1手前の局面は森内九段も指していますが(王位戦田村六段戦)、惨敗しています。この作戦は佐藤さんによると「通常の角交換向飛車よりは3〜4手は手得できる。但し、手特にどういうメリットがあるのかはよく分からない。森内さんはなんでこの戦形を採用したんでしょうね(笑)」ということでした。上述の悩みも話したところ、「実はそうなんですよ(笑)」といわれてしまいました。

 その辺を勘案しての▲5六歩なのかもしれませんが、どういう効果を意図していたのか、私の腕ではさっぱり分かりません。さはさりながら、△1四歩(大きな一手だ)に▲6六銀△4四銀▲4六歩と進むと、もう向飛車という将棋ではなくなってしまっています。2図のように中央で戦いが起こるのであれば、「2筋にかけた3手は一体何だったの?」ということになってしまったような感じです。

 2図の▲4五歩では穏やかに▲7八金と指せる状況でもなく、先手の指し方に制約が多いです。本譜のような強硬な指し方をするのであれば、玉がせめて3九にいてほしいところで、陣形の伸び過ぎをきっちりと咎められているようです。3図になり、駒割は一瞬は同じでも、大駒の働きに差があり、銀桂交換も必至となれば、後手が有利です。

 それでもまだまだ先手に戦いようがあるのだろうか、と観戦していましたが、4図の▲6六歩しかないようでは、かなり辛そうです。このレベルではひっくり返らない差になっています。

 佐藤棋王のNHK杯戦の連勝は13でストップ。よく分かりませんが、この棋戦での最高記録なんでしょうか。

PM 01:32:38 | Comment(446) | [将棋(角換わり)]

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佐藤康光の棋界制覇、矢内理絵子の女流棋界制覇を切望するオジ将棋ファンです。とはいっても、棋士は皆さん、好きです。

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