せんすぶろぐ
将棋、歴史のオタクです。他の一般の話題についても折をみて触れていくつもりです。

2009年03月04日  説明不足:ネット中継担当者降板の件
 LPSAやネット中継の老舗である松本氏のブログで以下のような記述がありました。

http://joshi-shogi.com/lpsa/news/090303_seimei.html
http://mtmt-blog.com/2009/03/post-1256.html
http://mtmt-blog.com/2009/03/post-1255.html

 何となくもめているらしい雰囲気はでていましたが、相変わらずよく分からないです。

 なぜ松本氏が将棋連盟との折り合いが悪くなったのか「声明文」には因果関係を伴って書かれていないため、読み手の感触は
悪いままです。

 この因果関係の記述欠如はもう一方の当事者である米長会長の「将棋の話」においても顕著です。(これは前からの症状で、読んでもすっきりすることのないという点では希有なサイトなのですが)

 「mtmtなる人物」の項に何らかの経緯があるにはあるのですが、読み手は「だから何なんですか?」と訝り、自分の勤務先で同様の事象がありうるか考え、この種のやり取りをネットで行なう人達の「変」を実感することでしょう。

 こういう揉め事があった日にサーバー落ちがあると、なにか関係あるんでしょうか(多分ないとは思うが)と不審に思います。

 何より、呼びかけるべき対象である顧客、ファンに対し、「あなた達を大切にしています。そのためにこれこれのことをしています」と明示できていない点で、五十歩百歩ではないでしょうか。。当てこすりをみせられても、気分が悪いだけです。

PM 11:39:02 | Comment(18) | [将棋]

2009年03月04日  A級順位戦最終日(3月3日)
 順位戦のイメージというと、夕食休憩まではじっくりと作戦を練り、午後9時頃に漸く駒が衝突、午後11時頃に終盤戦というものがありますが、3日の最終日の進行はずいぶんと早い感じでした。

 最も進行が早ったのが森内−三浦戦。上手く石田流に組んだ先手森内九段に対し、左美濃の三浦八段。ただ、8筋の歩が切れているのが通常形と違う。そのせいか、この戦形で後手が取りたい6三銀型維持から△9二飛(△9五歩の狙い)▲8八角△7二飛(△7四歩の狙い)以下の千日手戦術は取れなかったのでしょう。後手は△6三金と守りの金を囲いから外します。これでは囲いの堅さも先後大同小異となり、後手に主張点がなくなるのでどうなんだろう?と思っていたら、▲7四歩(1図)が入ってしまいました。これは先手がよいでしょう。実際には紛れもあったようですが、A級&順位戦連続勝ち越し記録のかかる森内九段が先手であることもあり、ここは「まぁ先手勝ちだな」感が濃いです。

 次に最注目の谷川−鈴木戦ですが、先手が構築に時間のかかる矢倉指向でもあり、後手がさくさく仕掛けるのかな、と思いきや、玉を8二まで移動させ、次に金が7四にまで進出。これでは当たりがきつくなるだけではないか?と夕食前時点ではせんすは先手持ちです。再開直後に▲9三桂成(2図)〜▲7五銀が炸裂。今もってその効果が判然としないというか、説明されて理屈は分かるんですが、どういう脳味噌であればこういう手順を構築できるのか、訳が分かりません。久しぶりに、谷川九段の神髄を見た思いです。それはそれとして、この将棋が午後10時半で終了したのはいけません。とにかく根性で衛星中継放送時間までは粘らなくては。以前、森内二冠(当時)が全勝で勝ち抜いた時も対戦相手の島八段(当時)は絶望的な形勢ながらも放送開始後20分は戦い続けたものです。それすらできないくらい、ばっさり斬られてしまったということなんでしょうね。

 さらにいけないのは、サーバーダウン。ニフティのせいなのかもしれませんが、この日にダウンされるのでは我々は何のために料金を負担しているのか分からない。どの程度のアクセスがありうるのかは、過去の実績や最近の契約口数等から予測が出来るはずで、現時点のサーバー容量に不安があるのかどうかは事前に検証し、供給品質に万全を期すべき。不具合が生じたのであれば、単に詫び言を述べるだけではなく、どのように弁済するのか検討してもよいと思いますよ。(翌月分を数十円値引きするくらいでも誠意は伝わります) 

「本日はニフティのサービス認証部分の障害により大変ご迷惑をお掛けいたしております。
 今回の現象に関するお問合せにつきましては、お手数ですが下記までお願いしたく存じます。」

 他にいいようもないのでしょうが、なんか他人事の風情を感じます。

 本題に戻りますが、他の将棋も、この対戦、この状況ならこっちの方が勝ち目が多いよなぁ・・・という方が優勢。佐藤−藤井はこの二人の噛み合わせがより腕力のある佐藤棋王を利することが多いのですが、この日もその再現。中盤でいきなり銀得確定(4図)。終盤ははっきりと藤井九段の力負けで2手差以上の大差でした。

 深浦−丸山は現時点の序列、対戦成績は深浦王位が上ですが、この棋戦であれば丸山九段の方が格上感がありますよね。中盤の入り口で馬を3四に進出させ、当たりを取るのが当然と思われたところで、深浦王位は▲3五歩(4図)。以下2筋を普通に突破されて部分的な取引ではダイレクトに飛車銀と角交換。かなり考えにくい手順ですし、深浦王位といえば、その円満な人格とは異なり強硬な攻撃が身上(と私は思っていた)のはずなのに、なんかよそ行きの将棋になってしまっている。終盤も粘りに粘りましたが、勝ち色がでる瞬間はついに訪れませんでした。

 肝心の挑戦権の行方ですが(郷田−木村戦)、これも△3六銀(5図)に違和感ありあり。先手の飛車すら攻めていない。郷田九段は涼しい顔で応接を続けます。ここ3期で7勝、6勝、6勝+αとこの棋戦への適性に確信を持てているようですね。以下、後手の木村八段が粘りに粘るものの、あんまりあやがなく、そのまま制勝。

 全体に、昨年のような強烈な場面もなく、静かに挑戦者と降級者が決定したというところでしょうか。深浦王位は3回連続の相星頭はね(全て三浦八段絡み)ですが、10位で3勝6敗、終盤3連敗、6敗の中に勝ち目が濃かった将棋は皆無となれば、この結果もやむを得ないでしょう。一方、来期のA級昇級者の顔ぶれを考慮すると、この2名がそのまま来期降級候補と称してもそれほど異存のないところでしょう。よって、今期残留棋士にとっては実質2期分の余命を確保したのと同義。含意の多い今期A級順位戦でした。




PM 11:30:52 | Comment(16) | [将棋]

2009年3月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31     

最新記事
2009年12月13日  大和証券杯:3連敗
2009年12月13日  「芸術的だろ」
2009年12月10日  里見、女流名人戦登場
2009年12月08日  欝な駐車車両群
2009年12月06日  また落ちました(大和証券杯)

過去記事
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月

プロフィール
名前せんす
URLhttp://sensu1030.hp.infoseek.co.jp/
佐藤康光の棋界制覇、矢内理絵子の女流棋界制覇を切望するオジ将棋ファンです。とはいっても、棋士は皆さん、好きです。

カテゴリー
日記(110)
ニュース(90)
旅行(25)
将棋(309)
子育て(10)
テレビ(31)
映画(33)
経済(50)
食べ物(26)
ゴルフ(4)
スポーツ(35)
芸能(5)
将棋(矢倉)(236)
将棋(横歩取り)(193)
将棋(中飛車)(170)
将棋(四間飛車)(224)
将棋(三間飛車)(66)
将棋(角換わり)(264)
将棋(相掛かり)(77)
将棋(向飛車)(44)
将棋(その他)(72)
漫画(2)
スキー(13)
歴史(56)
将棋(右玉)(4)
書評(2)
自転車(5)



Warning: fsockopen(): php_network_getaddresses: getaddrinfo failed: Name or service not known in /home/www/html/sys/head.php on line 626

Warning: fsockopen(): unable to connect to apix.jword.jp:80 in /home/www/html/sys/head.php on line 626
SockError:apix.jword.jp