せんすぶろぐ
将棋、歴史のオタクです。他の一般の話題についても折をみて触れていくつもりです。

2009年02月18日  自由奔放:清水市代
 当ブログでの清水さんへの評価は強さは認めつつも、あまりよろしくありませんでした。私だけなのか、といえば、知人間でも同様で、「来る日も来る日も右四間と先手中原流相掛りと急戦矢倉ばかりで、もう飽きた」と言い切る人も多く、将棋ファンは色々なタイプの将棋をみたいのだなぁ、と思ったものです。(もっとも、そう言い切った将棋仲間は三間飛車しかしないので、「君はどうなの?」と問い詰めたい気もしますが)

 しかし、今日の将棋に限っていえば、観ていて、実に面白かった。何が彼女を駆り立てたのかは分かりませんが、私の中の評価は大分、様変わりしましたよ。

 昼休みに何気に観にいくと、1図のような局面で絶句しました。中央にロケットの発射台がいて、左右にエレベーターがある? 

 2筋を突き越した2手が全く意味がないし、もう何がなんだか分かりません。升田九段、佐藤棋王といえども、こういう構想を抱くことはないでしょう。そもそも「構想」が何かは分からないのですが。。

 こういう将棋と相対した時に考えることは、「駒さえぶつければ自然とよくなるはず」ということなんですが、序盤の矢倉模様の出だしのため、後手陣は3二金、3三銀型になっています。よって、4一玉型では流れ弾に当たりやすいことは先手玉と同等、ゆえに玉が安全地帯まで移動するまでは「御身大事」「隠忍自重」モードになるのでしょう。

 しかし、2図の△8三歩は我慢しすぎか? △7四銀と強く対抗し、▲8四角なら△7三金とぶつける。▲5七角なら△7三桂が絶好。それ以外の位置への角の移動なら△3一玉で不都合なし。後手陣が一気に潰れるような状況ではないので、ある程度強く戦いつつ、玉の移動を心掛けたかったように思います。

 以後、先手陣の伸び上がりがものすごく、5筋から8筋に厚みを築きます。後手も2、3筋の位を取りますが、1筋を突き越されているので、いまいち玉の広さが物足りません。それでも、普通に駒をぶつけていけば、勝ち目がありそうでしたが。。。3図の△9三桂は変。恐らく、本譜のように進んで▲8五歩に銀を取れると錯覚していたのではないでしょうか?? この折衝で大損をしたため、先手先手で2筋に手掛かりを作られ、桂馬の質駒を含みに4六に桂打ちの傷まで抱えては、一気に形勢を損じてしまいました。

 急戦もできず、玉頭方面の位も生かせず、となると、矢内さんの作戦自体がどうだったんだろう?という気もしますが、それよりこの破天荒な駒組みをまとめた清水さんの力を讃えたいです。



PM 10:02:09 | Comment(16) | [将棋(その他)]

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佐藤康光の棋界制覇、矢内理絵子の女流棋界制覇を切望するオジ将棋ファンです。とはいっても、棋士は皆さん、好きです。

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