せんすぶろぐ
将棋、歴史のオタクです。他の一般の話題についても折をみて触れていくつもりです。

2008年12月04日  「なぜグローバリゼーションで豊かになれないのか」
 北野一著。割と評判がよかったので、買ったもの。しかし、値段(1800円)ほどの読み応えはなかったかな、と思います。

 要は、
・日本株は世界標準と同じ株式コストを要求されているため、各企業は背伸びをさせられている。
・株主への配当増等による株主還元を進めつつ、自己資本を適性水準まで減らすべき。(借入依存度を高めよ) 低借入金利を生かすことができるはず。

 これは分かる。ただ疑問もある。

・自己資本比率上昇=善としている日本の多くの企業の姿勢はどうかと思う。外資に株式を取得された挙句、かなり無理な配当増をいわれるくらいなら、筋目のよい金融機関から借入をした方が、税効果があるし、有利なはず。

・しかし、これゆえに、配当増による自己資本減を正道とする著者の意見には必ずしも同調できない。株主は変動しますからね。

・「日本株が世界標準のリターンを求められて、疲労している」というのは、私の中では十分腑に落ちない。少し前までの企業の堅調な業績回復は、人員の非正規化、資産のスリム化等厳しい言い方をすればその時経営者の椅子に座っている人なら誰でもが同じことをしたであろう方策の結果で、それをもってグローバリゼーションというのかどうかについては鉄板ではないと思う。
 それに「世界」といってもピンからキリまであり、教科書通りであれば、日本は比較的ローリスクだから株主コストが低くてもいいでしょ、ということになるのではないかと思う。この「常識」について、そうではないよ、と著者が考えているのであれば、省略すべきではなかったのではないか。

 もう少し親切に書いてくれれば、付加価値が上がったように思えて、残念。


PM 11:10:31 | Comment(66) | [経済]

2008年12月04日  竜王戦第5局
 前局から日を置かずして第5局が始まりました。この間隔だと、凌ぎ勝った竜王に気分のいいものではありますが、相手がその辺のことをあまり気にしない方なので、大きな材料にはならないように思います。

 将棋は相矢倉戦で先例の乏しい方向に進んでいます。封じ手の局面は先手が後手の角をどのように押さえ込むかが焦点のようですが、これと並行して桂馬を取る必要もあります。

 当たりの薄い後手玉対角筋に入りやすい先手玉との対比も考慮すると、後手を持ちたいのですが、この発想自体が穴熊党のバイアスによるものかもしれません。

PM 10:33:27 | Comment(1244) | [将棋(矢倉)]

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佐藤康光の棋界制覇、矢内理絵子の女流棋界制覇を切望するオジ将棋ファンです。とはいっても、棋士は皆さん、好きです。

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