せんすぶろぐ
将棋、歴史のオタクです。他の一般の話題についても折をみて触れていくつもりです。

2008年10月31日  羽生2連勝
 終盤、難しくなったような実況欄の記述でしたが、どうもよく分かりません。自分の感じ方を書かせていただきます。

 1図では「もう、これでは先手圧勝でしょう」と実況サイドに同感していた私。両対局者は△6六歩が残っているので容易ではない、という見解を持っているようですが。。「▲7四と△4五歩▲同銀△4四銀▲6六歩の順の方がよかったようだ。」という局後の感想も出ていますが、▲7四とに△6六歩と打つと? ▲6八歩と手を渡されると指し手に窮するでしょうか?

 2図も焦点になりそう。予想されていた▲8四銀は、『「△4五歩▲同銀△4四銀と、手順に逃げられてしまう」(羽生)しかしモニターでその様子を見ていた阿久津六段は「△4五歩には先に銀を取って桂を跳ねれば…なんだか噛み合わないな」』とのことで訳分からず。この銀を取ってしまうと、隠れていた角が動き出すので、抑えに有効そうなと金が消えてしまうことを考えると、先手に得な取引ではないように思えるのですが。

 3図で▲8三銀と踏み込んで、押さえ込みから決戦に移行したのですが、こういう指し方をして幸せになることはアマには少ない。厚みを崩し、その瞬間は駒損の取引だし、飛車一本で後手玉が寄るんだろうか? と疑問には思ったものの、他に手もなし。先手玉の駒が多く、これでもしのげているのだろうか。分からないままです。

 ここから、羽生さんなら打ちそうなそっぽの銀を竜王が見送るとか(この決断ゆえに後手が負けたとはとても思えないのですが)、いろいろと経緯があり、結局は先手が勝勢になりました。

* 4図で藤井九段のコメントとして、「△7五角▲同金△8九角と打って…▲同玉でしょ?そこで△8八銀▲同飛△同歩成▲同飛成△7八銀成で、飛車二枚取れますよ」というものがあり、宙に浮いたままになっていますが、多分、▲8八同飛成ではなく▲同玉で寄りがないのでは、と思います。

 第1局と同様、競り合っているものの、切っ先が届いていない感のある竜王。2年前はこんな出だしから大まくりに成功しましたが、今回はさすがに厳しい感じがします。

PM 11:29:22 | Comment(12) | [将棋(矢倉)]

2008年10月30日  麻生総理のホテル会食
 このネタは一段落したのでしょうか。先週の各紙の一面下部のコラムでは随分と取り上げられていたように思います。あと、カップ麺の価格がどうのこうの、という記事も出ていて、例によって新橋SL広場にメディアが出撃、憤慨するおっさん達の声を拾っていましたね。

 どうでもいいことで盛り上がるものだと思う。戦前だったか、後藤新平(だったと思う)が政局講演会を行っていた時に、聴衆の中から「そういう立派な金時計をしていて、庶民のための政治ができるのか」という指摘があったのに対し、後藤新平は「こんな時計でどうにかなるというなら、使うがよい」とその男に時計を渡したという話を読んだことがある。

 全くその通りで、国政の運営能力とその人のライフスタイルの相関があるという実証があるわけでもないのに、為にする議論ばかり。麻生首相がコンビニの酒とつまみで要人と会談をしているというのもあまりにも情けなく、それはそれで国辱物だという認識のない記者が世論を作っているということ自体が、情けない。

PM 09:53:03 | Comment(15) | [ニュース]

2008年10月30日  博多の屋台
 福岡に出張していました。夜は中州川端の屋台で食べてみようと、適当に物色してみました。ガイドブックの類は持ち合わせていなかったので、程々に客の入っているお店を勘で探すのみです。

 普通にラーメンを注文。細麺にスープが絡み、第一感は悪くないのですが。。。替え玉を注文した時に、印象が一気に悪化。替え玉をするとスープの味が弱くなりますよね。そこを考慮してか、この屋台では粉末状のスープの素らしいものを振りかけてくれるのですが、これが異様に舌に刺さるのです。あれなら、最初から大盛り設定にしておけば、好印象(といっても所詮は錯誤に基づいたものでしかないのかな)でお店を去ることができたのかもしれません。。。

 以前、博多の屋台については小倉在住の知人がかなり辛口の批評をしていたのを思い出しました。他の屋台はどうなんだろう。これも以前、博多に来た時、地元の知人に教えてもらって、屋台でないラーメン屋さんにいっておいしかったので、お店選びが下手だったということだけかも知れませんね。


PM 09:22:03 | Comment(370) | [食べ物]

2008年10月30日  竜王戦第2局 押さえ込みへ
 第2局が始まりました。第1局目のパリ開催というのは、普及という点では意味はありますが、観戦側からすると時間が全く合わず辛いものがありました。明日は金曜日だし、業後速やかに帰宅して最終盤を楽しむつもりです。

 今日の将棋は例によって▲4六銀戦法から始まり、9五歩突き越し→6六銀と先逃げ→後手端攻め→先手7筋方面に盛り上がり、と推移して第1図になりました。

 プロ間では「難しい」ということなんですが、アマなら先手を持ちたい人が多いのでは。封じ手は、「位を潰さない限り、後手に未来なし」という理由で△7二香と思いますが、いかにも一本調子で羽生名人相手には辛そうな気がします。△1二香という声も出ているようですが、今さら穴熊に組んでもちっとも堅くなっているようには思えず、冗談なのでしょうか。

PM 09:10:55 | Comment(17) | [将棋(矢倉)]

2008年10月26日  矢倉は攻めてこそ華
 今日のNHK杯戦(金井−村中)は段こそ低いですが、勝った方が佐藤NHK杯に挑む一戦だし、1回戦の両者の勝ち方がそれぞれ印象的だったので、投了まで真面目に観戦しました。
(なお、以下のコメントは感想戦をみずにかいております。勝負が決してしまうと、妻が勝手にチャンネルを変えてしまうので。。。)

 将棋は先手の金井四段が先制攻撃をかけ、後手の村中四段が金銀四枚と角を動員して迎撃するというよくあるパターン。一段落したのが1図で解説の野月七段は「後手を持ちたい」との所見です。気鋭の七段の意見に逆らい恐縮ですが、同感ではありません。本譜のように▲4九香と打つ筋もあるし(ゆえ。に1図における後手の△4六歩の意味が分からない。あるとすると▲4九香に限定させたという意味か?)、▲2三成桂とか▲1三歩とか複数の攻め筋がありますよね。全部を振りほどけない以上、矢倉は攻めている方が勝ちやすいのでは、と思います。

 そこからまだまだ応酬があって2図。ここで村中四段は△2八角成と突っ込んだのですが、これが敗着なのでは? 自玉至近に1三馬、2三成桂がいる状況で、8二飛をそのまま献上するなんて算盤はありえないですよ。△8六飛と詰めろで進出し、何はともあれ飛車当たりを回避するところでしょう。速度計算がどうなっていたのか、気になります。

 早指しだと、長時間棋戦に比べて終盤の品質が落ちてしまうものなのでしょうか。





PM 10:04:53 | Comment(33) | [将棋(矢倉)]

2008年10月24日  馬はいらないの?
 日曜日放送されたNHK杯戦では佐藤NHK杯が順当に福崎九段を下し、3連覇に向けて好発進しました。

 早めに終わったこの将棋、感想戦も放送されはしたものの、中盤戦以降のみが対象でした。私の関心は、1図の局面、なぜ先手が馬を作りにかからないのか、だったので、残念でした。。

 このブログをお読みの方ならご存知かもしれませんが、私は「馬=黄金聖闘士」と思っており、作れる機会がある限り序盤では馬を作りにかかります。この場合は、特に工作をしなくても、5三に角を置くだけで馬製造が約束されています。解説の阿部八段もいろいろと手を動かしていましたが、先手が具体的に悪くなるような変化は見当たらなかった。なぜ、福崎九段はそれを見送ったのでしょうか。

1.平凡に△4二銀なら▲8六角成で十分。あとは馬を右翼まで運んで、金銀を左翼に集結させれば十二分以上の相撲になるはず。

2.△4五歩は▲3四角成で全く先手に不安なし(のはず)

 さっぱり分からないですね。




PM 10:19:21 | Comment(20) | [将棋(中飛車)]

2008年10月20日  羽生先勝
 終盤、詰めろ逃れの詰めろが何回もかかる派手な展開でしたが、流れ自体は羽生名人の手中にあり続けたような印象です。実況を眺めていると、1図以降穴熊で敵陣を突破した渡辺竜王よし、という話だったのですが、自分自身は結構、懐疑的でした。

(理由)
・後手の2筋近辺の駒がさばけたとも取れる。
・8一飛の守備力が強烈。上から攻めつけるような駒の配置に先手がなっていない。
・4六銀と3七桂の活用の目途が立たない。銀が6筋にでもいれば、別ですが。。。取られることで活用、とはいっても早い攻めがあればの話し。歩で攻められるような感じもない。
・穴熊が堅そうにみえない。横から攻められるのであればともかく、飛車を含めた上からの攻めへの耐性は思いのほか弱そう。

 堅い、切れない、攻めているの3拍子が穴熊の必勝パターンといっても、堅くない。振飛車相手に暴力を振るっているのとは訳が違うように感じます。(自分が穴熊依存症だからというところもあります)

 2図の▲4三金については代わるべき手の指摘もなかったのですが、何か感触が悪いです。本譜は△6四角があったわけですが、この手でなく△6四銀左と自然にかわすくらいでもどうなんでしょうか。▲4四竜ではあまりにもスローすぎる。

 ここからは、厚みと駒数の多さがものをいったような印象です。素人目には、先手の負けということで竜王には痛そうですが、次の将棋の作戦はどうなりますでしょうか。久しぶりに横歩取りとかないでしょうか。

PM 09:16:48 | Comment(14) | [将棋(角換わり)]

2008年10月18日  竜王戦プラスより
 いよいよ開幕ですね。実況サイトではパリ観光の模様が掲載されています。

 パリはロンドン在住時代に頻繁に仕事や休暇でいったことがあり、個人的にも懐かしい光景が写っています。でも、妙なことが気にかかる。まさか、ノートルダムやモナリザの前でフラッシュ撮影をしてないよね・・・

 ヨーロッパの文化施設においてはフラッシュ規制はもとよりのことではあるものの、その規制の態様はまちまちです。

「退場のリスクを賭けていいならどうぞ」
・バッキンガム宮殿
・ベルサイユ(除く鏡の間・・・但し個人的経験かも。私の目の前でフラッシュをした人は警備員に激怒されていた。。)

「とても厳しい/フラッシュを焚ける雰囲気ではない」
・ドイツ系のほとんどの宮殿、美術館
・シチリアの教会、美術館

「放置」
・ルーブルのデノン翼(最も大衆が集まるからか? フランドル派の多いリシュリューとかだと、美術愛好者が静かに鑑賞しているせいか、フラッシュを焚くのを躊躇しないような人は余りいないような印象)
・バチカン(システィーナ礼拝堂は悲惨だったなぁ)

 モナリザの前でフラッシュを使うのは、18歳の学生が飲酒をするのと同じくらいの罪の重さ、なんでしょうか。(違法でも宥恕される・・・) でも、自分自身の中では、あの前でフラッシュ撮影するかしないかは品格のリトマス紙ではないか、と思ってはいます。そして、ほとんどの人がやはりフラッシュを利用するのを見るのがいやだから、私はシュリーやリシュリューで時間を過ごすんでしょうね。



 
 

AM 10:35:48 | Comment(20) | [旅行]

2008年10月18日  北浜七段:暴挙?
 この前まで産経新聞で観戦記が連載されていた北浜七段−勝又七段戦。1図での次の一手をみて、私は飲んでいたお茶が戻りそうになった。

 ▲7五歩!  △同歩▲8六銀△7四銀▲7五銀と先に銀損をするが、△同銀▲7六歩△6六銀▲同金△4五歩▲7七桂(2図)で右玉の玉頭が戦場になるので、やれるという読みです。

 右の銀も5七くらいにいて、3六の歩が突かれていなくて、自玉が8八ではなく7九にいれば、もしかしたら成立したかもしれませんが、本譜の配置では無理でした。(と思う。この部分の観戦記は残念ながら読むことができなかったので)

 2図以降△3六歩▲同銀△3五歩が強烈。▲7五歩△4四角(当然ながら急所)▲6八飛△6五銀と角のラインで攻められては、もういけないと思う。

 以前の棋聖戦(羽生−佐藤)では玉が6二にいた→NHK杯戦の先崎−三浦で後手玉が6二だと▲2四歩△同歩▲2二歩で△同飛だと▲8二角で困ることが判明→後手は玉を7二に置く必要、という経緯があり、7二玉相手なら少々の悪材料も問題にならない、と北浜七段は踏んだんでしょうか。

 モノには限度がある、っていうことですか。。。


 

AM 10:08:41 | Comment(0) | [将棋(角換わり)]

2008年10月17日  ヤバい経済学
 レヴィット/ダブナー共著、望月衛訳。

 出張時に読んでしまいました。この本の感想はそれこそあちこちのブログに溢れているようですが、本当に面白かった!

 時節柄、大相撲で7勝7敗で千秋楽を迎えた力士の8勝6敗、9勝5敗の力士に対する驚異的な勝率の高さ(=8割)に関する記事が何といっても笑える。(というと妥当でない表現になるだろうか) 八百長報道があると直後の場所には正常な勝率に戻る、とか、週刊ポストにデータを提供したのに取り上げてもらえなかった、とか。

*話しがそれるが、「ポスト」の態度はこの種のマスメディアらしくて(データ処理ができない、恐らく中央値とか偏差とかを分かる人が編集部にいない? 人間の話の引用にのみニュース価値を見出したい心性があるのか?)、なんとも分かりやすい。

 米国犯罪率低下の原因は中絶の合法化である、という章が本書で最も目を惹く。だが、元々野放しの日本や英国にも適用できるんでしょうか?という疑問も感じる。データ処理が妥当なのだろうか、という気もするが、そういう疑問を吹き飛ばすくらいに面白い本である。

PM 10:30:56 | Comment(422) | [経済]

2008年10月17日  女流王位戦第2局:大乱打戦というのか?
 昨日行われた女流王位戦第2局は石橋さんが勝ち、2連勝となりました。女流名人戦A級で最下位争いを演じており、どうみても絶好調とは程遠いのに、この棋戦ではタイトル保持者として女流トップを連破か。よく分らないですね。

 しかし、この将棋はなんとも粗い将棋でした。将棋を並べていると、結果が分っていても、先後の対局者が誰でどっちが勝ったか分らなくなることがあります。この将棋もそういう将棋で、

▲2五同飛 (この桂馬を取ると、2筋を押しまくられるので損なのでは?)
▲8八桂!(おわ! 苦しそう。こんなの穴熊じゃない。端から攻められたら辛いやろ)
と出だしは後手有利のようにみえたものの、

先手の手厚い指し回し→後手の竜が1手で即死(1図)→先手、中央を制圧し、飛車桂得→後手、やけくその反撃(2図)。

 なんとなく、先手が勝ったんだっけ?と思いつつ、手を進めていましたが、先手=勝ったと報道されている石橋さん、と思い込んでしまいました。

 ところが、2図から先手の怒涛の駒損街道が始まり、先手は中央に銀を打ちつけて頑張るものの、弱点の桂頭を襲撃→中央の銀部隊は低い構えの後手陣には響きなし→いきなり後手のと金が走り出し、あれよあれよという間に後手勝ちと表示されてしまいました。「あれ? 先後を思い違えていたか!」と気がついた次第です。

 先手の敗因は具体的に言及されていないのですが、普通に考えて2図の後に問題がありそうです。この局面は玉さえ安定すれば、駒得が生きてくるはず。

 そう考えると、2図では▲4六金と馬を外してみたいのが第一感。。。こういうオールマイティな駒は退場いただく。金を渡すのは怖いが、足が短いだけに自陣飛車とか角で十分牽制ができそうです。

 また109手目の▲3五角では▲2九飛と自陣飛車を打っておけば、△6九飛はバカみたいだし、△7八金では駒を自陣においてよしのはずで、逆転されることはなかったのではないか。ここで飛車を渡し、△3七角成まで進んでは、ちょっと先手に勝ち目はなさそうです。

 清水さんのここまでの乱れ方というのはかなり珍しいのではないでしょうか。

PM 09:29:22 | Comment(18) | [将棋(角換わり)]

2008年10月12日  遊び駒
 今日放送されたNHK杯戦は森内九段対中座七段。先手森内九段の石田流への中座七段の対応がやや薄く、途中から一方的になってしまいました。中盤の終わりごろは後手の馬、右翼の金銀桂が全て遊び駒と化しており、玉頭の急場で戦うのは金銀桂香だけ。私ならもうギブアップしてしまいますが、中座七段の戦いぶりは結構、泣けるものでした。

 1図で△5二金左と金銀を6、7筋方面に集中させるのはどうでしょうか。石田と相対した時の最悪パターンというと、角交換→飛車が3筋方面に移動→3四を支えるために居飛車の駒が上づる→角を打ち込まれる、というものが思い出されます。(そもそも、5筋歩交換も△5四銀もあんまり後手にとってよいようには思えないのですが)

 振飛車には角交換といっていたのは今は昔。居飛車穴熊等堅さで互角ならともかく、通常の急戦形であればむしろ、振飛車の角は「標的」とする方が期待勝率が高そうです。居飛車からの角交換は以ての外、という感触を私は持っているのですが、いかがですか? その発想の延長で▲6五歩には△5五歩と抑えるようなアプローチの効果はどうなんでしょうか。

 2図まで進むと、上述した居飛車の最悪図が出現しているのではないでしょうか。。

 何はともあれ、十八世名人はやはり強いです。


PM 10:51:49 | Comment(13) | [将棋(三間飛車)]

2008年10月12日  振り込め詐欺
 先週の某日、会社で部下が「あ、振り込め詐欺だ!」と大声を上げた。「どうしましょう」というので、「そんなの、警察に教えてあげるに決まってるでしょ。しっかり、サツの旦那の仕事ぶりを拝見しましょう」

 いきなり100当番にかけるのも、気分が重いので、警視庁 総合相談センター(03-3501-0110)に情報提供をすることにした。

 電話は2回目で通じた。(合格範囲内と思う) ベテランらしい声のする担当の人に直ぐに電話がつながり、本人から状況等を説明する。 訊くべきことを聞き出すと、それで放免。所要時間5分程度。通報した側の都合を考慮すると、これも妥当。応対も丁寧だったとのこと。

 相手の電話番号がわかっているので、どうせなら、ボランティア等に委嘱して、電話をどんどんかけてもらって、相手をつぶしてしまってはどうか、という邪心が湧き上がってくるのを抑え切れなかった。。。

 警察がしっかり業務をこなしていることが分かり、有益でした。


PM 10:32:05 | Comment(88) | [日記]

2008年10月07日  大局観
 職団戦に出かけていてみることができなかった日曜日のNHK杯戦をようやくみました。将棋は久保八段の圧勝でしたが、注目すべきはその感想戦です。
 
 阿部八段の敗北後の感想戦のリアクションが激烈なものになる傾向が多い(特に同格以下の棋士/羽生、佐藤、森内、谷川には恐らくああはならないかと。渡辺竜王、深浦王位はよく分からないですが)のは割と知られていますが、この日もかなりのインパクトでした。

「大差でしょ!」
「香車を取らせるんじゃ、9筋の位が無意味」
「めちゃくちゃ!」
「金銀が動いていない」

と久保八段を批判する口調に悔しさが滲み出ています。1図の仕掛けについては南九段(解説)も否定的なニュアンスでしたが、どうなんですかね。アマの視点からすると、結構後手の攻めをほどきにくいのではないでしょうか。

 「この将棋は9筋からいくもの」といった発言も阿部八段からありましたが、これだけは「なるほど」とは思えませんでした。

【理由】
・7六に敵の成銀がでかい顔をして居座っているのに、9筋を制圧したからといって自玉の安定度は高まらない。
・9筋を突破しても敵の駒に当たらない。オール手抜きをされて、はるかに付加価値の高い手を後手に指されるのがせいぜい。
・大駒の活性化の方が急務に決まっている。稼働中の後手の駒の数の方が多いのだから、大駒の効率で対抗するしかない。こういう発想が大局観なのでは?

 それがどうでもいい9筋に注目している内に、馬を捕獲され、その9筋も△9二歩で成果を上げることができず、では、完敗するのも仕方がないのではないでしょうか。

 阿部八段の思考プロセスはアマには勉強になるものです。が、佐藤棋王のように限界を超えたところに将棋の可能性を模索している棋士とは対極の思考をしているようで、むしろ発想が制約されているのではないか、という気もするのです。


PM 09:09:35 | Comment(44) | [将棋(四間飛車)]

2008年10月06日  王位戦第5局、第6局
 将棋世界11月号を読んでいます。

 このところのタイトル戦の特集記事が多いわけですが、さすがに週刊将棋とは一味も違うようで、内容が濃いですね。(といっても、最近は週刊将棋は図書館で読むか、将棋タウンさんのレビューでしか参照していないのですが)

 いろいろと驚いたことがあるわけですが、とりあえず、王位戦5、6局から。

 1図での正着は△3四金ですか。。。この瞬間は後手が全くよくないと思っていましたが、手はあるものですね、という平凡な感想しか出ません。以下▲同銀△同金の時にどうするのか。▲5六飛はまるで気抜けみたいだし、▲4六角もなんか逆方向感が漂っています。。

 2図で本譜は△7六銀、この手の勢いがいかにもよいので後手優勢を感じたのに、ここで△5七歩と工作しておくべき、ということです。こういう手は慣れていればいくらでも思いつけそうなので、ヘボアマとしては是非習得したい技です。(昨日の反省でもあります)

 他に王座戦第1局の総括を読んで、△4二玉以降後手に勝ち手順なし、という結論に唖然。この将棋ばかりは、きちんと検討さえすれば、古典文学のように新しい解釈が可能なのではないかと想像はするものの、自分の力ではどうにもならず、嘆くのみです。

PM 09:43:59 | Comment(0) | [将棋(矢倉)]

2008年10月05日  職団戦です
 今日は職団戦。

・実力的に勝ちがガンガン来るわけでもなく、
・女流棋士との対局機会は端から拒まれているしで(D〜F級の慰安戦敗退チーム限定とはこれいかに?)、
・参加賞=扇子は永世名人があと5人くらい誕生しても変わらだろうし、
・コストパフォーマンスが悪すぎて社内で参加者を募るのも結構辛い等、
モチベーションが上がらないが、将棋愛好者としてはやはり出かけるものなのです。

 以下、取りとめもなく雑感。

 米長会長の挨拶だと参加チーム減少に歯止めがかかったとのこと。確かにものすごいおじいさんのチームはいなくなったし、それなりに若い参加者もいるようだけど、本当かなぁ。

 会場内の男性比率は多分、99%を超えているので風景的には全くいかさない。当欄でよく触れる女性は今日もいらしていたようですが、一体、女性選手って何人いるんでしょうね。

 今日の帰り道、私は代々木〜渋谷〜東横線を利用したんですが、代々木で乗り換えた瞬間、「ここは地球なんだなぁ」と感慨を覚えたのです。言い換えれば、東京体育館はディンギル帝国みたいな空間でした。(古すぎてネタがわからない人が多数いるかもしれないので、補足しておくと、宇宙戦艦ヤマトで母星が水没する際、「弱い老人や女子どもなど滅びて当然」と脱出する自国民の選別をした国です。女性を確保したのかどうかは不明ですが、劇中、女性の登場は全くありません)

 午後になると指導対局が始まり、午前中に敗退した人はそれなりの確率で機会に恵まれます。でも、どうせなら午後になれば手空きの奨励会員も増えてくるだろうから、彼らも指導対局に投入したらいかんのかなぁ、と思うのです。こちらも先物買いの興味が湧くではないですか。

 慰安戦を勝ち抜いたチームが私の仲間から出たことがあるが、賞品はいつも時計らしいです。まぁ、複数持っている人も多くはないかもしれないが、彼は慰安戦に強く、すでに3個の同じ時計を保有している(^^;)。 賞品も別にプロ棋士からもらえるわけでもなく、事務局でさくっともらえるだけとのこと。せっかくだからもう少しメモリアルな形で贈呈すればいいのに。

 あと、思ったんですが、女流棋士も普通にアマ戦に出られるようにしてはいかんのですかね。女流棋士では食べられないのですから、普通に就職したり(2重就業への了解をもらう必要があるだろうが・・・年間20局程度であれば・・・土日対局を確保すれば)、大学にいって、そこでアマの棋戦に出られれば、彼女達の実戦練習にもなるし、集客力も向上するしで、だれも損をしないように思うんですが、どこか考慮すべきことが抜け落ちているでしょうか。

PM 06:43:05 | Comment(28) | [将棋]

2008年10月01日  羽生17連覇
 10を越えた頃から現実感がどんどんなくなってきたのですが、この時期は本当にこの人の強さを実感させられます。羽生−木村8番勝負は羽生5勝1敗。私の予想は王座戦3−1の5勝1敗でしたが、大方の相場観もこういうところだったのではないでしょうか。いずれも熱戦だったものの、明白な勝ちが木村八段にあったというほどではなく、熱戦ゆえに力の差も感じ取れる、なんとも悔しさの残る結果でもありました。

 この将棋の終盤戦については、実況の棋譜サイトにも解明があるのですが、それ以前のところは、どの手がよくて悪いのか、分かりません。例によって自分なりの意見を書いておきます。コメント、ご指摘を歓迎します。

 1図では先手がよいのでは、との記述があるのですが。。。穴熊は鉄壁で先手の飛車も守備には利いていますが、攻めが角銀桂ですか。。しかも歩切れ。あやが少なすぎて、いくら穴熊党の私でも先手を持つ自信がありません。

 2図でも▲5三角成で先手がよかったのでは、との解説がありますが、攻め駒が少なく、△1七歩成くらいで後手がそれなりに指せるのでは。銀で金を取ると玉が上がってくるし、▲3四金で押し返すのではやはり攻め駒が少ないまま。だから、本譜のように飛車を奪って息長く指す羽生王座の方針は妥当なのではないでしょうか。

 3図から4図の進行は先手が全く得をしておらず、私のレベルではさっぱり分かりません。香車を捨て、飛車で香車を奪い返し、馬と竜の交換→香車と銀の交換で駒得だが、4図で逆先を食らう。。。守備側のペースになったことは、実況サイトも認めていますが、その理由を特定していないのが惜しいですね。

 今さらですが、強者相手に手数が長くなると期待勝率が落ちるのも仕方がないかなぁ、という感じです。

AM 12:05:43 | Comment(3) | [将棋(矢倉)]

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名前せんす
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佐藤康光の棋界制覇、矢内理絵子の女流棋界制覇を切望するオジ将棋ファンです。とはいっても、棋士は皆さん、好きです。

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