せんすぶろぐ
将棋、歴史のオタクです。他の一般の話題についても折をみて触れていくつもりです。

2008年09月01日  竜王戦挑決、羽生先勝
 この将棋の行われた29日、夕方前の局面(1図)をみてから外出したのですが、その時点では、「羽生圧勝だな」と決め打ちしていました。元々の先手番羽生期待勝率(私の勝手な見立てですが)が75%のところ、直前の王位戦と同じ戦型を敢て選ぶのも戦略的にどうなんだろう、ということで5%アップ、さらに穴熊に入れて5%アップ、局面のみを評価しても、駒損なく銀桂が交換できそうな上に、後手の角道が止まっているので、合計10%アップ、以上合計で期待勝率は95%というところです。

 その前の手順についていえば、だいたい、△3三歩何か間に合うはずないし、▲5四歩△同金で金が守備から離脱するのでは、どうするのよ? 木村八段は受けに回る場合でもこういう風に後手後手の受けはしないはずなのでは?と後手の方針には不満一杯でした。

 ところが、全面後退したはずの後手陣が意外と駒が多くて抵抗力がある。なぜなのかその時点では分らなかったものの、後で調べてみると2図からの▲1二角のところで▲4六歩△3六銀に▲1二角△3三玉▲3四歩△同金▲2三銀が厳しいとのこと。確かに銀がどいてくれるのであれば、角打ちを待つ方がいいのでしょうね。

 でも、なんといっても先手は穴熊ですから速度計算が楽です。7八の金をぼろっと取られても詰めろにならないし、疑問手が大して利いてこないので精神的な安楽度も絶大。ましてや指しているのが名人で、疑問手の頻度が特に少ないことを考慮すると、「やっぱりこのままなんだろうな」と思うのが相場です。

 この後、馬が4七まで稲妻で帰還した手が龍当たりになり、大勢は決しました。そうなった原因である△6九龍(3図)で△4八竜であれば後手優勢だったという話しを聞きましたが、何か現実味が乏しいのはなぜでしょう。過去2戦、ド逆転を繰り返してきた名人の威信が究極まで高まってしまっているからなんでしょうか。。。


PM 08:46:41 | Comment(15) | [将棋(矢倉)]

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佐藤康光の棋界制覇、矢内理絵子の女流棋界制覇を切望するオジ将棋ファンです。とはいっても、棋士は皆さん、好きです。

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