せんすぶろぐ
将棋、歴史のオタクです。他の一般の話題についても折をみて触れていくつもりです。

2008年06月29日  陸上日本選手権
 土砂降りの中、熱かったですね。(NHKで観戦)

 今日は男女の100mに注目。女子短距離走の国内戦に注目するのは、久しぶり。旬の福島選手をはじめ決勝進出選手には見栄えのする人が多いということもありますが。。。

 この種目の世界十傑の記録をみると、世界記録のジョイナーの10.49(ソウル五輪)をはじめほとんどが20世紀のもの。ドーピングの影響があったのではないかと考えてもそれほどうがちすぎではないでしょう。日本選手のタイムは11秒台ですから甚だ見劣りがするように感じていたのですが、引け目を感じるほどの大差でもなかったのかもしれない(差はあるにしても)、と思ったのです。

 北京はともかく、その次までに差が縮まればと妄想しています。

PM 09:02:06 | Comment(60) | [スポーツ]

2008年06月29日  3人乗り自転車(2)
 相変わらず自分のブログのコメント欄に書き込みができない。皆さんが普通に書き込めているところを見ると、自分のPCのせいなのだろうか?? うーむ。

 このネタについてはコメントもありましたので、もう少し書き足しておきます。3人乗り自転車がこの画像のようなものなら、日本に直輸入するのはかなり厳しいですよね。ハードの問題はともかく、日本の場合、自転車のマナーがよくないことは否定できない。「そんなのはお前の感覚だろう」といわれるかもしれない。確かに、幼稚園前の横断歩道を信号が青になって渡っていたところ信号を無視してきた暴走自転車から子どもを守るために肩に当たられた経験(運転者は女子高生で、「ごめんなさい〜」と言い捨てて逃亡。私は打ち身になりました。)とか、狭い歩道を歩いていたら買い物の荷物を満載にした主婦に「邪魔だからどいて」とかなり厳しくいわれた経験もあり、あまり自転車には優しい気持ちは持っていません。しかし、車道の逆走、無灯火は頻繁に見るし、極めて理非を弁えた知人の奥さんなども、無理を承知で子ども2人乗りした挙句、転倒してお子さんに怪我をさせたことがあり、類似の事例はどうやらよくあることらしいことなどをみると、もともと自転車利用の教育がなっていないんだろうな、といっても無理はないように思えます。

 冬の雪道走行について、よくスキー場関係のスレッドで「夏タイヤ+チェーンで大丈夫だろうか?」というベタな質問に、「安全と金を秤にかけるな」という批判が噴出するという展開がよくありますが、これは正論ですよね。同じことを自転車に当てはめると、利便性と安全は比較になるはずもなく、奥さま方の3人乗り規制への反感は世の人々を納得させるものではないと思っています。

 安全教育もなく、適切なハードもないのであれば、現在の日本では3人乗りは禁止、爾後の条件整備を待つのが妥当と思うのですがいかがでしょうか。その意味では、読売の社説は突込みが論外に足りませんが、趣旨においては肯定できます。

*「欧米では」のフレーズを使わなければ、よかったですね。
**自転車大国(昔)の中国だとどうだったんだろう?

PM 06:37:37 | Comment(11) | [ニュース]

2008年06月27日  3人乗り自転車
 6/26の読売社説「自転車3人乗り 解禁に向け知恵を絞ろう」に「欧米では2人分の幼児座席を付けた自転車が普及している。」という記述がありました。

 新聞の「欧米では〜だが、それができていない日本はへたれだ」という論調を目前にする場合、私はデフォルトで眉に唾をするのですが、この記述はどうなのでしょうか。

 イギリスから離れてもう9年近くになるとはいえ、仕事では毎年EUには行っているのですが、このような光景を見たことがない。(オランダではありうるかも) 検索してもそれらしいものはでてこなかったのですが。。。


PM 10:57:17 | Comment(898) | [ニュース]

2008年06月27日  次の一手:竜王戦1組 丸山−木村
 今日のお題は丸山−木村戦。各棋戦で勝ち残っている木村八段ですが、この将棋だけは上手くいきませんでした。図は最終盤で非常に際どい局面ですが、先手に好手があります。

 正解は▲6二歩! 詰めろなので受けないといけませんが、
、ぃ技斡發連ィ彊貳槇ぃ監鷆蔓ィ鎧擁發詰めろ。
□ぃ彊貶發連ィ胸粟香が詰めろになり△同金は▲5五飛で桂を外されてしまいます。1図で▲3四歩と取り込むのでは、詰めろにならず負けてしまうところでした。

 こういうところに指が伸びれば、と思いますが、なかなか。。。




*(7/2追記)
 木村八段が不調なんではないか、という指摘があったので、意外に思い調べてみましたが、なるほど、竜王戦と王座戦で勝ち残っているので気がつかなかったが、王位戦の失速もあり、黒星が固まっていますね。
 羽生さんを回避したということはないと思いますよ。シニカルに考えると、3番勝負よりは1番勝負の方が勝ちやすい道理ですから。

PM 10:08:34 | Comment(86) | [将棋(角換わり)]

2008年06月24日  次の一手
 今週は実況中継のあるような大きな対局がなくてつまらないですね。将棋連盟さんは、もう少し繁閑格差の圧縮を考えられると、顧客満足度向上に資すると思います。

 古い観戦記のまとめ読みを続けています。今日は平成17年の竜王戦から。1図、2図での最善手はそれぞれ何でしょうか? 2図の一手は結構、話題になったような記憶があります。

 正解は1図が▲7七桂。本譜は▲5八金。どういう違いかというと囲い方をどうするかということ。本譜は6六歩〜6七金以下ミレニアムに移行します。しかし角が5七にいるのだから、6六歩を突かないで右金を下段で動かして引きつければ囲いが早いし、角筋が通っているという主張。いわば初期のミレニアムですね。私はこういう形だと角が移動した瞬間△7五歩を食らう恐怖が強く、本譜のような囲いを指向してしまいますが。。。

 2図は▲5三桂成△同金▲4五金とかわすのが好手順。終局まで3八角は動く機会をもらえずに推移しました。


*ご指摘により繁簡格差を繁閑格差に訂正しました。よもや、ワープロの変換でデフォルトが繁簡とは思いもしませんでした。。。


*コメント欄の指摘によると、今週は名人戦最終局が予定されていたとのこと。なるほど! でも、流れる可能性が高かったわけですから、裏カードの一つもあってもよかったのではないか、と思います。(6/27)


PM 08:56:21 | Comment(18) | [将棋(向飛車)]

2008年06月21日  佐藤2連勝
 今日は用事が早めに片付き、午後5時半ころから棋聖戦第2局の観戦をすることができました。

 さくっと並べてみると、佐藤棋聖が穴熊。1図からの入城はスムーズで安心感があります。角交換将棋でこれほどすんなり「熊れる」のでは、後手としても作戦を立て甲斐がないように思えますが、どうなんでしょう? このクラスではとにかく穴熊にできればそれだけで半歩先にでたくらいの差があるといってもおかしくないようだし、実際、佐藤棋聖が羽生さんを大の苦手にしていた頃も居飛車穴熊に組めた時はそれほど悪いパフォーマンスでなかったと認識しています。

 そして、あっさりと駒得になった2図。7筋にもあやが生じて、あとは上手く歩を入手し、大駒を侵入させれば勝ちやすそうだな、という予感は働きます。ここからは控え室のコメントへの感想を書いていきます。


18:07 藤井九段「これは大差です」。

→そう思う。先手はどんどん駒をぶつけていけば勝てそう。こういう力づくの将棋は佐藤棋聖向き。

18:09 ▲1四歩に控室「なんで桂はねないの」。
→桂馬? 左の? 一秒も考えなかった。なるほど△7四銀だと角を切って寄るのか。。△7一玉だと▲6五桂なの? いくらなんでも、と思いますが。。。 

18:14 「▽4三金でまだ大変だね」と藤井九段、軌道修正。
→? 本譜でも先手がよさそうですが?

18:26 佐藤棋聖、1分将棋。
→この両者だと必ず佐藤棋聖が先に秒読みになりますね。

18:27 羽生挑戦者の6二金からの指し手に感嘆の声。「1八歩はすごいですね」とも。
→これだけだとよく分からない。6二金は角筋を避けて当然だし。銀をボロッと取られて、悲しかったのでは。

18:33 ▲5六角に「えー?」「ちょっとおかしいですね」。
→これもよく分からない。大駒2枚と後手の金気1枚の交換でもまだ先手が得なわけだから、残りの1枚さえ生き残ればいいのでは? 歩切れを解消し、よい手と思いました。

18:45 控室に「どきどきするね」の声。
→何のことだか、やっぱり分からない。3四角で1枚は確実な活用が見込めて、もう必勝なんでは?

18:56 午後6時49分、99手の▲7四歩をみて羽生挑戦者が投了した。▲7四歩から桂を取られるうえ、先手玉が堅く、寄りつく形がない。「投了もやむなし」と青野九段。
→それはそうでしょうね。居飛車穴熊は最強です。18:14以降のコメントはなんだったのだろう?














PM 08:26:43 | Comment(16) | [将棋(角換わり)]

2008年06月20日  棋聖戦第1局追記
 相変わらず自分のコメントを書き込めません。否定的なコメントの方も含めて、リアクションをしたいのですが、すみません。

 さて、棋聖戦第1局です。1図で▲4五金と打っていれば、まだまだという記事を週刊将棋で読みました。この段階では既に形勢が決していると思っていたので、驚きました。

 本譜の▲7四歩は後手の飛車を活性化させるので、「いい手ではないかもしれない」という感触はあったのですが、形勢は上述のように後手よしと思っていたので、実質的な影響はないと思っていました。うーん、全く意外。。。そもそもこういう金打ちは全く思い浮かびません。

 改めて▲4五金の局面を考えてみたのですが、週刊将棋で紹介されていた△4二桂▲4六飛に1筋の成桂がバカみたいだけど、△3八成銀と角を取って▲同金△2四馬(2図)くらいでどうでしょうか。飛車金が団子で先手がよいとは思えないです。後手はゆっくりペースに持ち込んで△6五歩とか△1七成香とかを間に合わせればいいんだよね、くらいの間合いで臨めば十分ではないでしょうか。。。

 来月号の将棋世界を待ちます。

PM 09:39:41 | Comment(19) | [将棋(角換わり)]

2008年06月19日  王位も奪回へ
 しばらく濃い勝負が続きます。王位戦挑戦者決定戦、橋本七段の指しまわしはいかに?ということで、注目もひとかたならぬものがありましたが、将棋界ではこういう勝負は上位者が貫禄を見せることが大抵。今回もそういう結果になりました。もし下位者が勝つようなら、その人が将来、有力諸侯の一角を占めることは約束されているようなもののようですが、橋本七段はまだそうなる可能性はあるので、次の機会を期待します。

 将棋の内容なんですが、馬への信奉度の高い私には1図で既に先手指しよしです。相手に馬ができると、なんというかそれまでは青銅聖闘士が相手だったのが、いきなり黄金聖闘士に入れ替わったような気持ちになるんですよ。後手は金を5二に上げてから、仕掛けるとか普通の陣立てはできなかったのでしょうか。この将棋でいえば、飛車も下段で防衛本位だし、全軍で受けに回っているようなところに、後手は当たりのきつそうな浮き飛車と生角と銀で攻め込むのでしょう? しんどそうです。

 でも、先手の左銀を辺境に押し込み、自分のバイアスをとれば、案外後手も戦えるのかな、と思ったところで2図の△7四歩なんですが、これもよく分からない。。。9筋に働きかけるのは遊び銀を相手にするので論外とすると、邪魔な銀を相手の銀との交換を試みる△7四銀とかが普通に思いつきますし、実況ブログでも紹介されていたようです。

 3図までいくと、伸びきった後手の攻撃陣を維持できなくなったことが明白ですよね。最終手の▲8九銀も当然なんでしょうが、さすがの駒運びです。全ての駒に光を当てていますものね。

 すっかり最大戦速モードの羽生三冠、土曜日も面白い将棋を見せてくれるのでしょう。私は用事で家にいないのが残念です。
 

 

PM 09:41:17 | Comment(21) | [将棋(相掛かり)]

2008年06月17日  羽生十九世名人
 1994年に米長名人(当時)を破った時は20世紀中に永世名人になるのは確実と思った人が大半で、まさか2008年まで持ち越すとは思いもしなかったことでしょう。ようやくにして、羽生さんが本来有していてどこからも異論のない地位に就きました。本当に見事な指し回しで、彼の代表局として追憶されることでしょう。

 △3八歩〜△3九歩成は手筋として初学者向けのテキストにもよく出てくるのですが、プロの将棋ではかなり勝率が悪いという話しを週刊将棋のコラムで読んだ記憶があります。自分の記憶の中でも、大昔の中原−内藤の棋聖戦(空中戦の名局)の△3八歩とか、もちろん形は違うのですが、どうもよくないと。(今期棋聖戦の木村−久保戦はうまくいった事例になります)

 と金が出来ても、桂馬を取れるわけでもなく、飛車の横利きを遮断もしていない。飛車交換になっても一手で王手に降ろせない。さらに、羽生二冠が銀を4七〜3六に転用した発想が素晴らしく、後手玉頭方面の勢力は先手が優勢。加えて▲6五歩で後手の角が遮られた2図ではと金製造に乗って桂馬が活動を始めており、先手の指し手の付加価値の高さが目につきます。

 この後も、先手玉は堅くなる一方、先手の右桂も駒台に乗っかり、とくれば、このレベルではかなりの大差と思えます。それにつけても、後手玉はやはり豆腐でした。5筋6筋の金銀は主君防衛のためには一度も活躍することもなく終始しました。3図では、最悪でも先手は駒を全部ぶつけて飛車さえ先手に打ち込めば勝てるだろうな、という粗い目算は立ちそうです。戦略的優位をそのまま活かし押し切る横綱相撲でしたね。

 さて、20世名人は誰になるんでしょうか。
 

*6/19追記
 相変わらず自分のブログなのにコメント欄に記入できない。こちらでお返事します。

 佐藤さんは2006年以降対羽生戦の戦績が16−18と拮抗しています。深浦さんと並んで羽生さんと現時点ではタイマンを張れる数少ない棋士ですね。二人が2日制の将棋でもう一度戦うところをみたいですね。あと、羽生−渡辺の竜王戦も期待しています。(はやくせんかい、というのが本音)


PM 10:25:52 | Comment(20) | [将棋(相掛かり)]

2008年06月16日  名人戦第6局
 またも相掛りを選択。封じ手の局面はお互いに筋違い角を放ち、構想力勝負になっています。

 自分はこの形の後手(というよりも相掛り系の後手)への感性がさっぱりでして、初手▲2六歩に△8四歩を返すことはほぼないこともあり、この後の展開が全く分かりません。

 直感では、後手の囲いはほとんど豆腐で、どちらか一方から攻められても上から来られても、あんまり抵抗力がなさそうだなぁ、というところですが。

 封じ手予測は、私は穴熊党=堅い玉を好む、ということで自分なら▲7九玉ですが、羽生さんはもっと奔放な指し方が好みじゃないかと思います。

PM 10:40:34 | Comment(30) | [将棋(相掛かり)]

2008年06月15日  これも前の将棋(前期竜王戦2組決勝)
 保存していた観戦記を次から次へとまとめ読みしています。これも去年の将棋。竜王戦2組の決勝戦です。

 1図は仕掛けのところ。ここで▲同銀ならどうなるんだろう。深浦さんの将棋は結構こういう細い攻めをつないでくるところがあるのですが(横歩後手からの急戦とかですね)、素人にはなかなか真似できない。

 2図が次の一手にしたい局面。私が想定した一手は疑問手でした。正解を考えてみてください。

 正解は▲49銀。△89飛成▲52と△21玉▲79歩で先手が指せているのではないかとの感想。私が選んだのは、▲78歩。これでも悪くはないのですが、最善ではない。△5八成香▲同玉△8九飛成▲5二と△2一玉に▲4一と(この手も私の予想手と同じ)が疑問で、△4九銀 ▲4七玉△6九竜と迫られて進退窮しました。▲4一竜△3一金打と駒を使わせ、▲7一竜〜▲2四桂を狙えばまだまだ戦えたとのこと。

 どうすれば正解手に指が伸びるのかなぁ。この将棋と自分の思考過程を振り返れば、「後手の竜を遮る手段として78歩と79歩の比較が正しくできていない」のは、読みの力不足ですが、4一竜を嫌うのは後手を引くのがいやだ、という感覚の部分によるもので、修正が利きにくいようです。


*追記
 なぜか自分のブログのコメント欄へのコメントができなくなってしまっています。(もう!) Rocky-and-Hopperさんからのコメントに対し、お礼と追記です。 

 入玉へのアレルギーはないです。以前、24で4段目に玉を上がっただけで対戦相手に非難されたのを、ここで愚痴ったこともありますよ。なるほど64とからの入玉作戦ですか。そういう発想もあるんですね。

AM 08:35:11 | Comment(263) | [将棋(矢倉)]

2008年06月12日  次の一手(王座戦:藤井−鈴木)
 この局面で驚くべき1手があります。

 正解は△6三角!!! バカな、▲同角成△同金▲同竜で金がただじゃないの? と思いますが、金を6三に移動する(=5二で精算しない=竜で金を取った手が王手にならない)のが鍵で、以下△6九竜で勝てる仕組です。

 すごすぎる。

 なお、本譜は△6三角に▲同角成△同金▲9六角△7七歩成▲6三角成△6八とと進みます。ここで▲4一金が詰めろにみえ、△6九竜▲4二金△同銀▲4四桂の妙手で勝ちに思えるが、△3三玉と逃げて詰みません。


PM 11:44:40 | Comment(224) | [将棋(角換わり)]

2008年06月11日  佐藤7連覇に向けて好発進
 昼前に眺めてみたところ、なんか記憶にある局面でした。ずっと前の本ブログのエントリーで取り上げたことのある2005年の王位戦白組リーグの山崎−佐藤戦とほぼ似通った序盤だったのですね。山崎−佐藤戦では馬が強くて後手の佐藤棋聖の快勝だったのですが、今日の将棋も馬が隅っこに逼塞しているようでもそうではなく、後手に負け味の少ない展開だったようです。

 午後6時に外出した時の局面が、3図でした。その前の2図の段階で、先手の飛車が歩越し、2筋3筋に展開した先手の歩は掃除され、△4二玉(指された段階ではなんともリスクの多い手に見えたが、展開を読みきっていたのだろうか?)の移動により先手の角の効果は半減、ということで、後手は指しやすいのだろう、という見立てをしていました。3図では、先手の飛車を追う間にさらに後手が有効手を指しているわけで、ここから形勢がひっくり返ることは相当考えにくいだろうな、と思ったのですが、実況室(今回は割りと頻繁な書き込みがあり、例年より印象改善)の18:40の記事によると、「形勢不明」というのが控え室の判断だということ。

 形勢不明の判断根拠がよく分かりません。

 佐藤−羽生戦といえば、一時はダブルスコアペースでしたが、少なくともここのところはタメを張っており、面白い番勝負になるでしょう。佐藤棋聖にはもう苦手意識はないものと思います。






PM 10:43:50 | Comment(16) | [将棋(角換わり)]

2008年06月09日  1年前の王位戦リーグから
 大分、新聞観戦記が溜まっていたのを今日から片付け始めました。手に取ったのが、前期王位戦紅組リーグの佐藤二冠対深浦八段戦(当時)。この将棋に勝った深浦八段は頂点まで駆け上がり、一方この時点で2連勝だった佐藤二冠は一転3連敗、今期予選も初戦で敗退したわけで、振り返ってみれば分水嶺の一戦でした。

*佐藤さんは、このリーグ陥落が残念で、しかも誰も慰めてくれない、と将棋世界で語っていましたが、あれほどの実力者に慰めの言葉を掛けられる度胸の持ち主はそうはいないのではないか、と。。。

 1図。私は第一勘は△4五歩だったけれど、本譜は△5二飛。▲5七歩△8五銀▲7四金で飛車周りを咎められてしまったし、後手は角を使わないまま捕獲されてしまった。大駒を使うようにした方が結局は得だと思うのですが、解説がないので分からないですね。

 2図と3図は次の一手にします。下に白字で書いておきますので、スクロールしてください。


「2図」
 単に▲7四歩と取り込むのがよいとはなるほど。馬が使えます。本譜は▲9四銀成△同歩▲8三桂不成と気持ちのよさそうな手順ではありますが、△8二玉▲7一桂成△同飛で後手はまだまだ戦えます。

「3図」
 後手が猛烈に追い込んだところ。ここで△6八銀成▲同銀△6六歩▲5六玉△2九馬▲4六玉△4三飛としておけば、まだまだ後手が戦えたとのこと。要は遊んでいる馬を活躍させる、ということですね。

 時間がなくて読みの精度を高められない時に、大駒の活用を思い出したいものです。



 

PM 08:47:02 | Comment(32) | [将棋(向飛車)]

2008年06月06日  名人、快勝:2−3
 昨日の封じ手の局面では、角が前のめりになるんじゃないだろうか、などと思えた(そんなことを思ったのは私だけだろうか?)名人の布陣でしたが、今日はぐいぐいと局面をリード。羽生陣の2,3筋の金銀を遊び駒のまま中央から制圧しての快勝でした。

 以上、終わり、だと、勉強にならないので、最終盤を考えてみたいです。

 1図は羽生二冠が最後の根性を見せているところ。これだけ手が限定されたところでも怪しい雰囲気を作り出せるのはさすがですね。

 こういうところで、私は▲7四歩を指したくなってしまうのですが、本当にそれだとまずいのでしょうか、ということを考えてみます。

 △8七角成といくしかない。▲7八金打の一手で、
、ぃ技庸呂世箱ィ兄以眄△同桂▲同金寄△7一玉となり、ううむ、というところかもしれないが、▲1五香と走れば、さすがに捕まえられそうです。

□ぃ玄軍兩▲7八金打△8六飛でどうか、とも考えられますが、▲7三歩成△同桂▲同金寄△7一玉▲8七金直△8四飛とはなっても先手が負けそうな感じはしません。

 もちろん本譜が最も簡明でしょう。終了図以下△8九飛▲7九銀△6八歩▲同玉△7七馬以下金を抜いても先手玉が寄る見込みは皆無で、いかに羽生二冠といえども手の施しようがないか。(それは第3局も同じことか?)

 やっぱりどうやっても寄りだったのでは、とヘボは思うのですが、実は本譜しか寄りはなかった、なんていう真相が分かれば、将棋の深さを体感できそうです。

PM 10:07:51 | Comment(24) | [将棋(相掛かり)]

2008年06月05日  積極的な森内名人
 第5局が始まりました。

 劣勢の森内名人ですが、相変わらず駒を前に繰り出しており、気持ちは全く萎えていないようです。さすがですね。

 形勢はもちろん云々できませんが、個人的な好みをいえば、▲6五歩+▲6六角は伸びすぎのような気がして、後手の方が心が穏やかなのですが、どんなものでしょうか。

 所詮、この形を先手で私が指すことはないので勘所が全く働かないだけなんでしょうが。。

 この形の将棋なら、第4局のように終盤皆無の将棋にはならず、ある程度熱戦を期待できるのではないかと思います。

PM 08:31:07 | Comment(15) | [将棋(相掛かり)]

2008年06月01日  NHK杯戦 飯島−瀬川
 2週間前の神崎−阿久津戦ほどではないかもしれないけれど、面白い将棋でした。

 低い態勢から先攻した後手の瀬川四段。フリークラス脱出の意気込みを感じさせますが、ちょっと無理だったか。飯島五段の▲2八飛が当然なのでしょうが、見習いたい思考です。

 で、終盤。1図では先手がかなりいいはずです。駒得で手番も持ち、後手の2二銀がかわいそうです。こういう局面だと、私は後手の主力である馬をいじめたくなるのですが、飯島五段は▲4五歩。解説の田中九段も唸っていたようですが、敵の急所ではあるにしても、リスクが大きすぎるように思いました。

 その後も先手の自壊作用を伴った攻めが続き、2図まで一直線。ここで瀬川四段は△8七角成とガードを下げてしまったために、即詰みに討ち取られたのですが、ここで△8七飛成だとどうなんでしょうね。解説では▲8八金で後手がまずいような言い振りでしたが、△同竜▲同銀△7八金▲5九玉△6九金▲4九玉△4六香で合い駒に困り、△5六馬が決め手になるように思います。なんか変化手順があるんでしょうか。


PM 07:53:25 | Comment(1069) | [将棋(相掛かり)]

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プロフィール
名前せんす
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佐藤康光の棋界制覇、矢内理絵子の女流棋界制覇を切望するオジ将棋ファンです。とはいっても、棋士は皆さん、好きです。

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