せんすぶろぐ
将棋、歴史のオタクです。他の一般の話題についても折をみて触れていくつもりです。

2008年02月29日  羽生防衛:頓死
 今日は夕方から用事でした。ちょうど将棋は▲5九玉と飛車を取ったところで、脳内では「久保2勝目、後手急戦は苦しい」みたいなエントリーのイメージを作っていました。

 ところが、こういう結果です。。羽生さんは自分の勝ちだと思っていたようなので、久保八段も信用してしまったのでしょうか。。

 仕掛けの辺りとか、もう少し整理がついたら別のエントリーを立てます。

AM 12:09:25 | Comment(17) | [将棋(四間飛車)]

2008年02月25日  棋王戦:森下−渡辺
 棋王戦3回戦の渡辺竜王−森下九段戦から。何で今頃、この観戦記が新潟新聞に掲載されているのかよく分からないのですが、とにかく私は読んでおります。

 図で指した森下九段の手を当てて下さい。このすっかり煮詰まった定跡からの新手です。

 正解は▲9八香。穴熊に潜られると折角の6筋の位がぼけるので、竜王は仕掛けました。以下△5八歩▲3七角△7三桂▲5八飛△8六歩▲同歩△7五歩▲5四歩となるのでは、有効ではなかった感じです。

 もっとも竜王ブログには詳しい解説が出ていました。当時の私は、とにかく忙しくて、このエントリーを見逃していました。落ち着きつつあるので、これからは以前のようにプロ棋士のブログもちゃんとチェックしていきたいと思います。



PM 09:42:20 | Comment(1) | [将棋(矢倉)]

2008年02月25日  佐々木勇気くん
 昇段目前で2連敗でしたね。
(昨年の夏に目前でここで触れてダメだったので、今回は静観してみたのですが・・・)

 最初の負けの八代初段って聞いたことないな?と思って調べたら1級から入品したばかりの13歳で、2段との平手は初めてだったみたいですね。(これまで2階級違っていたので、当たり前か)

 それで佐々木くんに勝つんだから、強い相手だったのでしょう。。

 あと、4連勝すればまだ間に合うけれど。。

 


PM 09:30:54 | Comment(15) | [将棋]

2008年02月23日  棋王戦、タイに
 面白い終盤でしたが、実況のトーンと関係なく羽生勝ち筋と思っていました。▲1五角がかなりの異筋にみえたのと、自玉の横腹にいる龍の脅威はかなりのものと思われたのです。

 1図の銀の直接打ではなく、銀か角を7六においておくと、何が起こるんでしょうか。駒を渡すということは詰むと思っていたということですが、駒を渡さない詰めろで十分なはずです。。。
 

PM 10:15:54 | Comment(18) | [将棋(中飛車)]

2008年02月22日  矢内3連覇
 この番勝負については矢内3連勝を予想していました。その通りの結果でしたが、第2局、3局と終盤までは競った将棋でしたね。終盤力がどうも随分違うみたいで、結局は矢内さんが振り切ってしまうのですが。

 以下は、解説等を一切読まずに書きましたので、ピント外れかどうかも分かりません。報知新聞の記事を読まれた方がおられれば、是非ご指摘をいただけますでしょうか。

 女流の将棋では、1図の後手のような囲いが多いのですが、どういうメリットがあるのでしょうね。2筋に手をつけられると、もうお豆腐としか思えない。駒を引きつけるのにも手間がかかるし、角の運用に柔軟性がないし、取り得が見えないです。

 無条件に馬を作った先手。8筋に歩を打ったものの、桂馬を取れない後手。2図では形勢の落差が明確と思いますが、ここで先手は馬で飛車を取ってしまいます。なぜ▲6四歩でないのか? 以下△同飛▲7三馬で香車を取り、2筋に置いておけば、どうということもない将棋だったと重いますが。。。それを逃したものだから、形勢はいったん後手に傾きます。

 ところが、恐らく後手が2筋を放置したのがどうかということで、3図直前では先手に天秤が傾いたはず。▲3四銀で▲2四歩〜▲2五歩としておけば先手の玉頭が手厚かったと思いますが、いきなり▲3四銀だったものだから、△2三香。これで逆王手になるのはまずいから遅まきながら▲2四歩か、と眺めていると、ありえない▲2三銀成!!! このど終盤で後手をわざわざ引くとは・・・後は矢内さんの猛ラッシュ。迫力がありました。

 3連覇して当然の終盤力だったと思います。おめでとうございます。

PM 10:23:40 | Comment(3) | [将棋(四間飛車)]

2008年02月21日  羽生、3勝目(一瀉千里)
 昨日は帰宅したのが遅かったのでエントリーを上げる時間がなかったのですが、夕方の内に下書きだけはしていました。

・・・・・・・
 羽生王将が自玉安泰のまま攻め切り、気持ちよく3勝目をあげました。

 封じ手前の▲2四歩からの角金交換→飛車先交換→自玉入城による玉周辺安全化→動きの不自由な敵角への集中攻撃と間然とするところがないように思えましたが、あやはなかったのですかね。2図まで好き放題に先手玉が固まる一方、後手の指し手には付加価値が乏しく、一手ごとに形勢が開いている気がしました。

 これでダメなら振飛車は金を上げたのがまずかったというあまりにも安易な結論になってしまいます。(とはいえ、私なら割り打ちがあるのに金を上げることはありません。読みの正確さとは関係なく、こういう横着をして喰らった数限りない敗北が糧になっているのですね)
・・・・・・・・

 で、さっき、王将戦のブログをみにいくと、36手目がどうだったか、という感想。しかし、プロといえどもここで読み切るのは困難で、第1局同様、なんでこんなしんどい将棋をよりにもよって羽生さん相手に仕込まなければならないのかなぁ、と思います。羽生玉>自玉で勝てた人をほとんど見たこともあり、随分損な戦い方だったように感じます。

*女流名人戦は明日、あげます。



AM 12:01:32 | Comment(33) | [将棋(中飛車)]

2008年02月19日  アマ強豪の将棋から
 ほとんどアマの将棋をみない私ですが、何気なく眺めていた新潟名人戦の観戦記が気になりました。後手はアマ強豪の早川さん。飯島流引き角に彼は自分の感覚で△4四歩と突きましたが、先手はそれにどう応対するべきだったのか、を考えて下さい。

 正解は▲6八玉。以下△4五歩▲5七角△5六歩▲6六角△同角▲同歩で、、ぃ蓋浤僂連ィ脅袈漫↓□ぃ姑角は▲4三角で問題なし。本譜は▲3六歩(私が一番指しそうな手です)△4五歩▲3七角だったが作戦負けとなりました。正解手順はなかなか見切れない変化で、勉強になります。

PM 11:09:44 | Comment(6) | [将棋(四間飛車)]

2008年02月17日  決めきれず(NHK杯三浦−佐藤)
 今日放送されたNHK杯戦も面白い将棋でした。

 例によって(という表現も変だが)、異様な立ち上がりの佐藤二冠。組み上がってみると、敵を穴熊にさせた上できっちり攻撃態勢が整っており、作戦勝ちの雰囲気です。

 1図でもう投了間近と思ったものの、ここからが実に長い。そうなった原因を後知恵で検討してみましたが、

1図:△1二玉ならそれまで? 飛車をもらってももらわなくても、先手玉の詰めろに影響がない。であれば、わざわざ△同玉▲4二角成と金を献上する意味がない。

2図:ここで△3三金しかないのではもうおかしい? その前の▲2五歩に△同銀ではどうだったのか。

3図:逆転していますね。青野九段のいうように▲7八金とクリンチしていればいつかは手番が戻ってきたと思われます。惜しいところでしたね。

 佐藤二冠、2連覇まであと少し。明日が実際の決勝戦かな?

PM 08:22:11 | Comment(177) | [将棋(四間飛車)]

2008年02月16日  感心した手
 以前は毎日、読売、東京、日経、新潟、産経、朝日の観戦記をきちんと読んで、ここのエントリーのネタには不自由しなかった私ですが、去年7月に担当業務が変わってから、どうにも無理になってきました。

 そんな中で、東京新聞を読めた日があって、その日の掲載棋譜が王位戦予選の久保―日浦戦でした。その日の指了図が1図で、次の手に日浦七段は驚愕した、さすがはA級棋士、と感服した旨の記事がありました。

 その手を考えて下さい。正解は下をスクロールしてください。

 久保八段の着手は▲2五歩。以下△3三金右▲2六香△8六飛▲同飛△同馬▲2四歩△同歩▲2五歩△5八飛▲2四歩△7八飛成▲4一飛で寄り形。。玉頭に狙いをつける視点は「ほぅ」ですが、後手の飛車交換は自爆に思えます。7筋の凝りをほぐす術はなかったのでしょうか。



AM 11:19:48 | Comment(8) | [将棋(中飛車)]

2008年02月15日  羽生先勝(棋王戦)
 棋王戦のあった13日は仙台に出張でした。1次会が20時頃に終わり、ホテルのビジネスセンターでネットに接続したところ、まだ戦っていた。この棋戦でこの時間に終わっていないとは尋常ではありませんが、なるほど、トリッキーな動きの多い将棋でした。

60手目:△9三桂としたのであっさり▲4六銀打で打ったばかりの角が死んでしまった。△5五角成とするとこの馬は死ぬのでしょうか?? 棋王戦サイトによると「予想外の防戦に追いやられた佐藤も、力をためて反撃に移る。敵玉頭に攻め味をつけ、好転の角打ちから遊び駒の活用を図る。控室では「佐藤有望」の声が高かった。」とありますが、違和感があります。

68手目:△8四桂。▲6五銀を取れないのでは見落とし? まさか本譜が読み筋なんだろうか?

110手目:△3二飛は根性を感じさせるが、現実の駒損がひどく、後手には勝ち目ないですよね。

 でもここから70手以上も持ちこたえるとは、佐藤棋王、恐るべし。

AM 12:32:53 | Comment(6) | [将棋(角換わり)]

2008年02月11日  矢内、2連勝
 週末や祝日のネット中継はありがたいですね。土曜日の朝日杯は充実した中継でしたが、今日の女流名人戦のような素っ気のないものでも、手順の謎を推測できて、それはそれで一興です。

 多分、終盤に逆転したと思うのですが、私なりの推測を記しておき、後日チェックします。

1)1図では後手有利だと思う。理由は、
・1路玉の遠い穴熊
・先手のと金が逆方向に移動するのに対し、後手のと金は普通に先手玉に向けて進撃
・先手の端攻めの狙いは9三に香車を埋めることで対応可能

2)2図は紛れている。大駒の働きが既に違う。△6五歩自体は飛車の横利きを通し、7七桂の移動により4八馬→5九馬を効果的にする意図を持った一手で悪くないように思えるが、切っ先が届いていないのではないか。

3)8六に穴が開いてしまっては望みなし?

 どうでしょうか。

PM 05:54:43 | Comment(304) | [将棋(中飛車)]

2008年02月07日  久保八段、1勝目
 王将戦は久保八段が1番返しました。この将棋を勝っても劣勢は否めないにしても、興味がつながり、よかったですね。

 将棋は居飛車穴熊が一方的に爆撃をくらって崩壊するという、個人的には一番みたくない内容でした。なぜ、こうなったのか考えてみたのですが、封じ手がどうだったんだろうか?と思います。

 △5五歩の局面をみると、
・後手玉は穴熊の中(+) /  先手玉は主戦場の側
・後手の飛車は中途半端 / 先手の飛車は直通 (+)
・後手の角は標的目標 / 先手の角は攻撃の主力 (+)
・当分手番は先手が維持できそう (+)

ということで、どうも後手の分が悪そうです。

 そうであれば、封じ手では利かされのようでも△6二飛とまわり、飛車の有効度をあげておいた方が後々の楽しみがあったのではないかと思うのです。封じ手から4五に桂馬を跳ばれては、先手の全軍躍動という感じで、気分は萎える一方ですよね。

 そういえば羽生さんが穴熊で負けるのをみたのはものすごく久しぶりです。

*と、エントリーの下書きをしておいて、さっき実況ブログをみたところ、1図では△3五歩と攻めるべき、とのこと。大駒があの状態でも殴り合いになれば穴熊の深さが生きるのか。そうですか。自分の棋力のなさ以前に発想の「非穴熊」に顔から火が出る思いです。。。

PM 11:56:29 | Comment(2) | [将棋(四間飛車)]

2008年02月03日  長沼、キャリア最大の勝利
 大雪なので外出の予定をやめて家におります。おかげで素晴らしい将棋をみることができました。

 1図まで羽生二冠の水も漏らさぬ駒運び。新丸山ワクチンを最近採用しない私ですが、「なるほど、こういう風に駒を次から次へとぶつけていけば、左翼の勢力で勝るのか。右銀を上手く戦線に持っていくように心掛けよう」と勉強になりました。しかし、それでも勝てないとは。。。(ベスト4の羽生−佐藤戦を予期し、楽しみにし始めていたのですが)

 1図から△7四金に▲7五歩〜▲7六桂としておけば労せず勝ちだったのではないでしょうか。本譜のように▲8三歩と王手をするようでは変調ですよね。また阿部八段が感心していた▲9五歩も上部を広げる副作用もあり、私はなんかなぁと思っていましたが。

 2図で歩を補充するために一手戻り、みている方ももやもやが現実になりつつあるほうを悟りました。問題は3図で、自玉の頭に大砲が移動してきては既に容易ではないのですが、先手が勝つ条件として、仝綣蟠未鬘呼鵑飽榮阿気擦覆い、移動させるにしても相応の代償を獲得すること、⊆玉の安全を維持するために9六には何らかの駒の利きがあること、かな、と思います。であれば、▲4四飛△同歩▲9四銀成△同玉▲8三銀△同飛▲9五香△同玉▲9六歩のような手順が私ごときでも思いつきますが、ダメですかね。

 綱渡りのような局面を上手くしのいで長沼七段、本当にお見事でした。これで来期のシード権獲得と2重でうれしい勝利ですね。

*終局後の棋士は渋面を作る傾向が強いのですが、これほどの勝利であれば素直に喜んでもいいのではないかな〜

PM 01:11:32 | Comment(18) | [将棋(中飛車)]

2008年02月03日  順位戦、再び。。。
 ふぅ。

 長らくこの棋戦のことはないものとしてきましたが、封印を解いてもよいかと思います。

 金曜日、覗いた局面はよりにもよって1図でした。自分が馬を過信する傾向があるのを割り引いても、後手、取り柄を見つけるのに苦労しそうです。(内心ではもっと過激な台詞が吐かれていた) 玉の堅さで劣り、歩得の維持も困難、先手の飛車を目標にするのもかなり厳しい。

 実際、2図まで進むと、先手の飛車の自由度がさらに向上し、桂馬を取り切るのも困難。(最悪、▲9三桂成とすればよい) 佐藤二冠の感想から、「本譜は桂馬を取りにいく手順ではない」ことが示唆されているのですが、どういう意味なんだろう? 取りにいく手順があるんでしょうか? この辺りで、私は来るべきものを予感して、気持ちが萎えていました。

 3図で先手は仕掛けたんですが、こういう場合は8八銀の運用を優先するものではないのですかね。馬を7八に置いて左翼を任せ、銀を4七まで移動させる方針ではなんか不都合があったのでしょうか。

 圧倒的に不利だった玉頭戦を制した佐藤二冠の終盤はさすがでした。重量FW発進の風情がありましたね。


 

AM 07:43:37 | Comment(27) | [将棋(三間飛車)]

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プロフィール
名前せんす
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佐藤康光の棋界制覇、矢内理絵子の女流棋界制覇を切望するオジ将棋ファンです。とはいっても、棋士は皆さん、好きです。

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