せんすぶろぐ
将棋、歴史のオタクです。他の一般の話題についても折をみて触れていくつもりです。

2007年06月16日  あの名人にして
 森内名人にして、この将棋を落とすことがあるんですねぇ。なんか間違えるように誘導する力が無理やり働いたような印象で、逆転するところはライブでみることができたんですが、感動とか興奮というよりはむしろ超常現象を見てしまったような思いです。

 将棋の方ですが、昨日のエントリーで気にしたように、後手の攻撃陣が不活発なまま推移して、名人ペースが続きます。5三にと金を製造し、負けにくい態勢を築いた名人に対し、飛車を打ち込み、△8五歩からようやく自陣の飛車の活用を図ろうとする郷田九段。しかし△1九竜が「何でここで香車を一手かけて拾う必要があるの?」と素人目には不可解な一手で、ついには王手竜取り飛車取りという派手な手が森内名人に飛び出ます。

 そのまま追い込んで、どう仕上げるかという場面でいろいろとあったようですね。

 1図で▲2四飛とすれば決まっていそうですが、△1二玉▲3三馬に△2二金打で結構、後手もやれるのではないでしょうか。

 2図は話題になったところで、馬で銀を取っても飛車で桂馬を取ってもいいところではあるのですが、経験上は後者の方が事故率は少ないはず。本譜の展開を予想するまでもなく、大駒が当たりになっている必至というのは王手かなにかでその大駒が抜かれるリスクを抱えています。本譜の場合は飛車も馬も両方取られる可能性があるわけですから、アマなら細かい読みができないこともあり、何もいわずに飛車を成るでしょうね。

 本譜は△4九角に▲5七玉かなと思って観戦していたのですが、△4六銀とされるとかなり危ない。角筋を回避する普通の逃げ方ができないのも2五飛が不安定だからなのですね。香車を打たれて3九を目指すべく4八玉ならよかったでしょう、とはいえても、そもそも逃げ方一個間違えただけで落とすような将棋ではなかった、という気もします。郷田九段が△4九角を打つ前に随分考えていたのですが、それだけの局面ではあったのですね。

 何にしても恐ろしいものをみせていただき、第7局の興味が高まりました。


AM 05:32:35 | Comment(13) | [将棋(矢倉)]

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佐藤康光の棋界制覇、矢内理絵子の女流棋界制覇を切望するオジ将棋ファンです。とはいっても、棋士は皆さん、好きです。

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