せんすぶろぐ
将棋、歴史のオタクです。他の一般の話題についても折をみて触れていくつもりです。

2007年03月21日  奥志賀、インペリアル、発熱(長いです)
 本当は昨日から明日まで娘と二人きりの志賀高原でのスキーの予定であった。(妻は引越の準備に専念するため残留を希望) 娘と二人で泊まりのスキーなどというのはことによる二度とないかもしれないので、父親としてはどこを滑らせてどうスキルを上げさせ、どこで何を食べようか、まるで若い頃に女の子とデートに行くようなイメージもほのかにあった。さらにここ1週間の安定した降雪による、現地のコンディションは3月ではありえない水準に達しているという。私としてはものすごく楽しみにしていた。

 雪質は信じがたいくらい超絶していた。スキーが雪面に入ると、バターを切るように分かれていく。普段はびびっていかない奥志賀のエキスパートコースも私も娘も難なくすべることができる。「いやぁ、いい時にきたなぁ」と神に感謝する。しかも、まだ春休み前なのでゲレンデにはほとんど人がおらず、快適を通り越している。いいコンディションでやれば、普段はできないこともできる。ゴルフとか将棋でもそういうこともありうることと思う。

「インペリアル」
 20日の午前の休憩にグランフェニックスでお茶をしようと立ち寄ると、ティールーム前のエレベータの前にスギヤマスキースクールのウェアをまとった美しい女性インストラクターが3人佇んでいる。なにやらVIPの香りが漂っている。奥志賀−グランフェニックスでVIPというとあのご一家しかいない。しばらくするとお嬢さんがやってこられ、インストラクターやその他の人達と雪遊びに外出された。我々もそろそろ滑りを再開するかと出口前の椅子で娘のウェアをチェックしていると、ロッカーからご両親もお出でになり、奥さまは我々に向かってゆっくりと笑顔で会釈をされた。伝えられているよりはお元気そうにみえるので、何かしら安心したような心持になる。(ことによると、世間と隔絶した奥志賀だからゆったりできるのかもしれないが) さらにお父さまのお付らしき人に、せんす一家のいい加減に立てかけたスキーを丁寧に直してもらい、一層恐縮する。

 このレベルのVIPだと、プライベートとはいっても結局はプライベートにならず、ゲレンデのどこにいても奥志賀の平均値を遥かに越える人が周囲を固めているので遠目からでも一目で分かる。人が多くても、視線が集中する先はご一家しかないから、どの人が誰かもすぐに分かる。帰るときも、前後を県警のパトカーが固めており、通過に当たっては2車線とも一時的に通行止めになる。道路の通過時間は予め地域に通知されており、周辺のホテルのスタッフは表に出てきてお見送りをする。ご一家も気温零下5度にもかかわらず車の窓を開けて手を振られる。私はこの時たまたま焼額第2ゴンドラバス停駅にいたので、再度ご一家を目撃することができた。

 恐らく、今日はコンディションがいいから隣の焼額のオリンピックコースをぶっ飛ばしたいなぁ、と思われても、ボーダーと混じってのスキーなどありえず、奥志賀に留まっておられるのだろう。凡人には想像できないストレスもあるのではないかと思う。

「発熱」
 ここまではいい休暇だったが、この後、暗転する。夕方、娘がいきなり38度5分の発熱。こうなると父親というのは打たれ弱い。妻にどう報告すべきか、などということすら思い煩う。面倒な。宿の人にお願いして、風邪薬と氷枕をもらい、夕食を部屋に運んでいただく。(衛生上の規則では禁止されているが、そこは柔軟な措置をとっていただけた。感謝。) 熱はあっても食欲は旺盛で完食。やや安心。しばらくすると熱が急速に引き始め、午後11時には37度に。一体、何なんでしょ。

 そうはいっても、もうスキーを続けることは論外だ。自分の体なら、このコンディションなら予定通りスキーを続けるが、子どもの身体となるとリスクをとる対象ではない。といいつつも未練たっぷりに今日の宿泊キャンセルを宿に通告。今朝は穏やかな青空が広がり、あまりのことに後ろ髪をひかれて禿げが促進されそうだったが、とにかく朝早々に現地出発。とても悲しいが、やむをえない。

 夕方、娘の体温を再チェックすると微熱があった。正しい判断だったわけでよかったと思う。お子さんが2人、3人もいるお家では、旅行先での子どもの発病は珍しいことではないのだろう。皆さんはどう対処されておられるのかな、などとも考えたが、恐らくは保守的に動く、ということに尽きるのだろう。

 なんだかんだいっても、志賀高原が好きなことには変わりがないので、今年の夏も、次の冬も我が家はまた遊びに行くだろう。

PM 09:45:46 | Comment(12) | [スキー]

2007年03月21日  羽生永世王将
 予定が大幅に変更になり、本日帰宅しました。(変更の経緯については、このブログを読まれる方の大半には興味のないものとは思いますが、後ほど書きます)

 昨日の夜、携帯でアクセスして、羽生防衛、2人目の永世王将については分かっていたのですが、携帯だと将棋の展開がさっぱり分かりませんでした。この偉業については、NHKニュースでも紹介されていたし、私がここで書く意味はありません。(NHKニュースで王将位が言及されたのは7冠達成以来ではないかと想像しますが、永世王位の時は何か報道があったんでしょうか?)

 ですから、例によって手の感想を述べたいと思います。帰宅後、早速解説欄もみずに並べての第一印象は、「これは封じ手の時点でやはり形勢に差があったのではないか」「やはり、後手の左金と飛車は活躍できなかったんだ」でした。先日のNHK杯の窪田−森内戦でも振飛車の6七金型(この場合は振飛車が後手なので4三金型ですが)に否定的なことを書きましたが、私はこの形が好きではありません。私の個人的な感覚だけではないことをご紹介するために、実証データをお出しします。1九香、2九桂、2八玉、2七歩、3八銀、3七歩、4九金、6七金、6六歩、7七角、7六歩だけを配置して同一局面検索を先手、後手(この場合は配置も反転します)でかけてみると、先手振飛車は89勝92敗、後手振飛車は90勝146敗に留まります。とことんトホホというほどではないにしても、あまり元気の出る実績ではないですよね。

 実況の解説でも△4三金については「囲いから金が離れるが左銀の活用を楽にする。」とありました。一つの手に二つの含意があるのが理想的、対してこの表現はAを犠牲にしてBを実現ということを示唆しているようにも見えます。控え室はその時点で後手の佐藤棋聖の苦衷を察していたのでしょうか。

 最近、思うのですが、トップ棋士間の先手勝率の偏りが著しくなっていることから、テニスのジュース制にしたらだめなのかな、などと。。。戯言です。聞き流してください。




 

PM 08:37:14 | Comment(327) | [将棋(角換わり)]

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名前せんす
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佐藤康光の棋界制覇、矢内理絵子の女流棋界制覇を切望するオジ将棋ファンです。とはいっても、棋士は皆さん、好きです。

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