せんすぶろぐ
将棋、歴史のオタクです。他の一般の話題についても折をみて触れていくつもりです。

2006年11月10日  プロにして
 プロ棋戦の観戦記を読んでいると、たいていは感心するのですが、たまには「おいおい・・・」という手が出てきます。将棋の道理に通じたはずのプロ棋士にして「勘違いにしてもこの発想はどうよ?」とヘボアマの突込みを受ける手が現れるのです。今日はそんな手を2つ。

 棋聖戦の本日の譜より。小林九段が桂馬をただ捨てしたところ。最近観た手の中でも極めつけの暴挙に思えたのだが、果たしてその通りだった。どれほど無理やりに考えても、この手を動機付ける理屈は私には思いつきません。観戦記にも具体的な理由の言及はありません。

 2図はもう少し建設的な例で、△7七桂成を▲同桂と取ったところ。そもそも7七銀を敵の桂馬に取らせたこと自体が中原永世十段ならではの桂馬至上主義の発現で、私にはどうかと思えるのですが、それは見逃しても▲同桂はどうか。桂馬を活用するのが筋と考えたようですが、その記事を読んで思い出したのが、ちょっと前の週刊将棋(だったと思う)の講座。確か矢倉に対し△9七歩とされたのを何で取るのかという問題だったと記憶していますが、中原永世十段は矢倉の守備の要は8九桂であり、これが動くのは論外、みたいな指摘をしていたはずです。この場合でも割り打ちは食うし、桂馬の頭が弱いしでメリットをまるで感じられません。

 悪手にしてもその理由が不明、という手をプロが指すのはどういうことなのだろう。

 

PM 08:41:38 | Comment(0) | [将棋]

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佐藤康光の棋界制覇、矢内理絵子の女流棋界制覇を切望するオジ将棋ファンです。とはいっても、棋士は皆さん、好きです。

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