せんすぶろぐ
将棋、歴史のオタクです。他の一般の話題についても折をみて触れていくつもりです。

2006年09月30日  二転三転
 王将戦リーグの藤井九段対佐藤棋聖戦の棋譜をつい今しがた並べてみました。実況の様子からは佐藤棋聖が概ね優勢だったようなニュアンスを感じるのですが、実際のところはどうだったのか。ヘボの観るところ、何回か形勢の入れ替わりがあったような気がします。

 1図直前は明白に佐藤棋聖有利のはず。でも△9八飛よりは普通に△8七飛の方が勝っていたのではないでしょうか。▲7七角△5六歩▲3三角成△5七歩成▲6六馬となりましたが、先手の角はうまくやれば捕獲もありえたはずなのに、先手駒得で自陣に生還では計算が合わない。そこから△4八と▲同馬△5九銀▲3九馬△4八金▲5五角△7三歩▲8八銀で2図になるのですが、これでは折角の飛車まで機能不全になり、逆転しているんじゃないでしょうか。受けの好きな人なら先手をもって苦にしないと思います。

 私はこの将棋の棋譜を結果を確認しないようにして並べたのですが、3図まで進んだところで後手の指し切りを感じました。佐藤棋聖の攻め駒は香車をいれても3枚で持ち駒は歩だけ。でも、4図の△3六歩で飛車馬交換を強いられると、銀一枚の先手玉には上手い受けがなかったのかな? でも▲3六同歩と堂々と取り、△3七歩なら▲2八玉と立てば3六歩が馬の利きを遮っていることもあり、上部脱出ルートがあった可能性は残っていたのではないでしょうか。。。

 本局の感想戦は2時間を越えるハードなものだったそうですが、週刊将棋で特集はできないですかね。王座戦の決着がついたばかりなので無理か。

 この将棋を見る限り、佐藤棋聖の調子はそれほど落ちているようでもなく、相変わらず錐のように鋭く、重いですね。


PM 11:22:04 | Comment(7) | [将棋(その他)]

2006年09月28日  ちょっと前(NHK杯:野月―山本)
 日曜日のNHK杯戦(野月―山本)は思いのほか面白かったです。

 このブログでは、どうも妙手に感心したというエントリーよりも、「この手の意味が分からない」というものの方が多いのですが、今日もそんな感じです。

・1図では3三角を動かさないと話にならないので、何はともあれ△6五歩では? 山本五段は手抜きがあるとは思っていなかったのかもしれません。

・△3二角はどう好意的に考えてもいい手のはずがないのでは?(@@) 桂馬を惜しんで角を手放した結果が歩を一枚取っただけで、その角を歩で取られているなどという取引は理屈に合わなさ過ぎます。

・▲6一竜みたいなきついことをする必要があるのでしょうか。ゆっくりぬるく指して、角2枚をとる、という発想でよいと思うのですが。

・感想でもいっていましたが、4図では何はともあれ▲7七銀(感触よし)と固め、△5七竜と角を献上しても竜の筋が玉横から外れるので手は稼げたはず。

 最終盤の△9三玉の直前は山本五段勝勢としか思えず、この将棋の結果を知っていた私は、「あれ? 見間違えた?」と訝しく思ったのですが。。。まさか玉を引くとは思わなかった。思う思わない以前に玉引きは一秒も考えなかったのですが、それは本譜の筋が正確に読めたからではなく、玉を5七角の利きからそらしたい気持ちが強かった、という感情レベルの理由によるものです。△9三玉には「え!???」と驚いてしまったのですが、たまたま私の警戒レーダーがまぐれ当たりをしたようです。


PM 08:24:51 | Comment(14) | [将棋(向飛車)]

2006年09月27日  15連覇
 またも羽生王座のスウィープで王座戦は終了しました。将棋の方はもう謎だらけです。

 去年の第2局を思い出させる立ち上がりから、佐藤棋聖が決戦を見送って1図。ここまででも、首をひねるところは多いのですが、ここではパスします。羽生王座もこういう趣向一杯の指し方をするのですねぇ。

 1図の▲5六歩は後手の銀出を防ぐためにやむをえないとしても、△5四歩とされると今度こそ△3九角があるので▲4八銀の一手。そこで3筋を突き捨てられてから△6四角と打たれては(2図)、普通の居飛車党なら嫌気がさしそうです。この段階で▲6六歩を突いてあれば、後手も角を投入しにくかったのではないかと想像しますので、囲いの一手を省いて▲6六歩〜▲4八銀だとどうだったのだろう、などと考えます。

 この後、あっさり後手の香車得+馬製造成功に至り、スプーンを投げたくなったのですが、3図までいくと先手は大きな駒損とはいえ、後手の左翼の桂香が遊んだままだし、先手玉もそれなりの堅さなので、案外、悪くはなかったようです。どこまでが佐藤棋聖の読みでどこからが軌道修正なのかよく分かりませんが、この将棋の観戦記者は若島正さんなのでディープなところまで解明してくれると期待しています。

 3図で、私が考えたのは後手からは3筋をほぐすことはできないのだから、▲5六歩か▲2六飛だろうな、ということです。まぁいきなり▲5六歩だと△4六金▲4四歩の後がよく分からないし、当たりを事前に避けておくのが上級者の習いだから、ひとまずは▲2六飛かな、と。しかし、佐藤棋聖は▲3四歩の取り込み。これは一手の価値が薄い、後手がはっきりよくなったと思ったし、解説でもそうでしたね。

 でも、手順を検討してみると、私レベルでは4図でも後手の勝ち方がはっきりしない。ここではとりあえず、損のないように▲4四銀の「おいも攻め」ではだめですかね。多分、だめだと思いますが、本譜は直感で一手足りないことが見えます。

 今さらですが、羽生王座の強さは格別。特にこの序盤はどういうことを考えていたのか、是非、専門誌で解析していただきたいものです。

PM 11:28:09 | Comment(4) | [将棋(四間飛車)]

2006年09月25日  法王発言とビザンチン帝国
 すごくマージナルな話し。このブログの読者のほとんどの人は流していただいて、なんら支障ありません。

 ちょっと前のニュースだが「ローマ法王ベネディクト16世が12日、ドイツ南部で行った神学講義で、イスラム教を「邪悪で残酷」と表現したビザンチン帝国皇帝の発言を引用してイラスム世界の反発を招き、謝罪した」という件があった。

 ここで引用された皇帝はマヌエル2世(在位1391年-1425年)なのだが、なぜこの趣旨の話しをローマ法王がするのに、よりにもよってマヌエル2世の言葉を引用するのか、と訝しく思った帝国のファンは多いだろう。

 当時の帝国は、全盛期とはかけ離れた弱小国。トルコからは容赦なく攻め立てられる一方、同じキリスト教徒といっても西の教会や諸国は東部の苦境に手を差し伸べる意欲も能力もなかった。もともと東西の教会間には暖かい交流も途絶えて久しい。そんな誰からも見放された国、確実な滅びを目前にした国の支配者が、絶望的な気持ちで語った言葉を、なぜ寄りにもよって見捨てた側の系譜を引く現法王が取り上げるのか。

 帝都占領の蛮行を犯した第4回十字軍については時の法王インノケンティウスは当初非難したものの直ぐに宗旨替えして認めている。その系譜の方がですよ、攻められた側の衣鉢を継ぐ人物の言葉を借りて、他者の非難をするのか。どうにも理解できない。

 イスラム教徒に対しネガティブなことを言いたい心情は分からないではないが、なんか歴史認識が捩れているように感じる。


PM 11:28:57 | Comment(18) | [歴史]

2006年09月25日  棋聖位就位式
 いってきました。永世棋聖になったからか例年よりは人出が多いようでした。とはいえ、私を見知っている参会者は数人のレベルなので、あんまり関係ないのですが。ローストビーフの列の長さがすごく、私はパスタや魚をいただきました。これはこれでおいしかったです。

 佐藤棋聖の謝辞で「四段になった時、タイトルは取れるとは思っていたが、永世号を取れるとは思わなかった」というコメントが、正直でよかったですね。

 ある方のお話を伺いました。
せんす
 「竜王戦はどうでしょうか」
ある方
 「渡辺君も随分と腕を上げたように思うね。いい勝負じゃないかな」
せんす
 「竜王はタイトル戦に出てこないので成績の厚みがないという人もいますが」
ある方
 「でも、いいところまではいっているでしょ。結果がでなくても、こういうところでそれなりにやっていることが大切なんだよ。実際、B2の棋士であれだけやっている人は他にはいないだろう」
せんす
 「佐藤さんの最近の指しっぷりはどうですか」
ある方
 「あんなに無理をしなければいかんのかなぁ。天下を取ってからでもいいと思うけどねぇ、好きなように指すのは」
せんす
 「私も実況観戦をしていると、『あぁ、またか』と気をもむことが多いです。結果がでているので、杞憂なんでしょうけれど」
ある方
 「将棋は技をかけるよりも、技をかけるしかないところに追い込んで転がす方が楽なんだよ。大山さんを見習って、自己主張しないほうがいいと思うよ。」
 「これだけ充実して、棋聖しか取れなかったとしたらもったいないし、普通に指しても結果はついてくると思うんだけどなぁ。羽生君なんかは普通に指しているよねぇ」

 とはいえ、佐藤棋聖は自然に指しているつもりなんでしょうね。でも、さらに反語を重ねると、将棋世界の特集に「指したい手を指す」といった趣旨の言葉もあったので、目の肥えた人から見ると自我の勝った将棋と映るのではないかと思いました。

 プロとはかけ離れた私のレベルだと、仕掛けるよりも仕掛けてもらった方がかなり勝ちやすく、佐藤棋聖のように自分で手作りをしていくのは大変。それだけに耳にすっと入るものがあります。


*「ある方」の正体ですが、このブログの過去履歴を読んでいただければ容易に想像可能と思います。いうまでもなく、私のようなその辺のへぼな将棋ファンではありません。

 

PM 10:37:54 | Comment(13) | [将棋]

2006年09月23日  三間飛車対居飛車穴熊
 棋聖戦の小倉七段対清水女流2冠戦が産経新聞にて掲載中。この将棋は以前の将棋世界でも紹介されていましたが、もう居飛車穴熊党にとっては見ているだけで病気になりそうなくらいの爆撃を食らっています。

 1図は私レベルの将棋でもよく出てくる局面。手元のDBだと先手の17勝35敗とまるで勝負になっていないようなので、小倉七段に限定するしても6勝7敗。そのデータだけだと居飛穴側はあまり気にしなくてもいいのかもしれないが、後手の立場からすると先手の左銀の出動が気になるのも事実。

 1図の後手の対応は清水女流二冠のような△5四歩は少数派。多数派は△2二玉で私もこの手以外は指したことがありません。△5四歩は▲5六銀△5五歩▲4五銀△8四飛のように5五歩で先手の角の利きを押さえようという発想なのでしょうが、小倉―清水戦のように▲5八飛〜▲5六歩を狙われてしまい、却って先手の駒の活性化を呼び込んでしまっているように思えます。

 △2二玉なら▲7五歩が普通。以降、先手の対応に関わりなく△5四歩を保留して穴熊を目指す方が私の好みなのですが、DBを掘っていると2図のように進んだ将棋がありました。▲7五歩に△5四歩と突き、▲5六銀△8四飛▲4五銀△5五歩▲5八飛と清水戦と似たような手順だけれど▲7五歩を突かせているのでかなり事情が違ってきます。

 歩を一枚損するのはいやだけれど、銀が5五にいれば先手の角道は止まってしまうので、後手にとっても悪い話ではないという理屈ですね。△4二角とすれば7五歩に当たるし、後手は右の金銀を動かしていないので飛車交換も平気だよ、ということです。

 自分の中ではさっぱり整理がついていないのですが、こういう三間飛車に意見のある方がおられれば、コメントをよろしくお願いします。


 

PM 11:38:43 | Comment(20) | [将棋(三間飛車)]

2006年09月22日  佐藤棋聖の永世棋聖記念パーティ
 次の月曜日ですが、どれくらいの人が参加されるでしょうか。(私は参ります)

 恒例だと会心の一手を当てっこするのですが、第2局の▲3一角なのではないかと予想しております。


PM 09:10:48 | Comment(1013) | [将棋]

2006年09月21日  不信の時
 最終回は不振で、観ているこっちは不信一杯。

 かつて仲間由紀恵のキャリア中の汚点ともいうべき「東京湾景」を脚本、プロデュースしてしまった栗原美和子がまたやってくれました。

 松下由樹の子どもの父親は一体誰?という疑問で悶絶した人は万を下らないだろうし、最後の江波杏子の謎の笑顔はなんだったのか意味不明。

 こういう馬鹿な結末になるのをどうして誰も止めてあげなかったの?


PM 11:08:58 | Comment(22) | [テレビ]

2006年09月21日  次の一手
 今日の朝日OP掲載譜からです。昨日の指了図が1図で次の一手を考えてみました。

 目につく▲3四桂はまぁ悪手だろう。こういうのは反対側から攻めるのが心得としたもの。でも、どうやって? 7三金を攻めるべきだとすると▲7四歩か▲8五桂(筋悪〜)くらいだろうが、前者は△同金、後者は△6三金で後続手が分からないな。

 というわけで、楽しみにして待った本譜の答えは以下に白字で。

 正着は▲7四歩△同金▲6三香。△同飛の一手に▲5二角で手になっている。(谷川九段の読み筋) 畠山七段は▲3四桂と指してしまい、さらにその後大悪手を指して、かなり優勢だったと私には見えた将棋を落としてしまいました。彼には谷川九段指摘の手順が読めていたのか、ちょっと気になりますね。。。

PM 09:51:24 | Comment(10) | [将棋(角換わり)]

2006年09月20日  名人戦共済(もとい共催)
 まぁ、よかったですね。

 お互いのいいところ、朝日の観戦記アーカイブと毎日の実況を上手くかみ合わせて、将棋ファンのCS向上を目指してほしいです。

 ついでに書かせていただくと、B1以下の観戦記向上を希望します。今のB1以下は毎日夕刊に短い観戦記が載っていますが、あまりの扱い。掲載媒体が2つになるのですから、うまく分担してB1以下の好取組をすくい上げてほしいですね。

 それから対局時間については、ここで何度も書いていますが、ファンが観戦できる時間というものを意識した運営にしてほしいです。今日のJT杯は森内―三浦の好取組でしたが、早指し戦なのに午前10時の開始で11時過ぎには終了。リアルタイムで観戦した人は100人を下回るでしょう。いい将棋を指せばファンはついてくる、みたいなプロダクトアウトの発想では未来はありません。

 アマ将棋については、トップアマの棋戦はもうほどほどでいい(この人たちはいわば釣った魚なので、もう餌はやらなくても逃げない)ので、中級者が楽しめるようなイベントを盛り上げてほしいです。


PM 09:53:53 | Comment(10) | [将棋]

2006年09月20日  タイのクーデター
 おかげで株価が下がりましたね。どーんと構えてほしいものです。これでタイは安定に向かうでしょう。

 ことタイに関してはクーデターは「合法的」とはいえないにしても許容される手続きである、と思う。(1991年の時はかなりやりすぎてしまったわけではあるが) 民主的でないとか、いやタクシン首相が強圧的だったからやむをえない、といった評論は、この国に関してはほとんど意味がなく、ビルトインされているといった方が分かりやすい。軍が時々出張るからこそ長期政権に伴う腐敗の目が摘み取られるし、このことは黙示的には承認されているとみてもおかしくないだろう。

 ここまで書いてなんか似た国があったな、と思い巡らしてみると、なんのことはないビザンチン帝国に至った。民主主義はあまたの政体の中では優れた制度ではあるが、国によってはそれを選ばない場面もありうる。

 タイという国の風変わりではあるが奥深さかな、と感じる。


PM 09:43:17 | Comment(0) | [ニュース]

2006年09月20日  4五角戦法
 横歩取り4五角戦法の変化手順で私は今、迷路にいる。

 1図は割りとよくある局面。ここで▲7七歩△8九歩成と進むのが定跡だと思っていたのだが、▲7七歩に△6七銀成▲同金△8九歩成(2図)のようになると後手が歩を補充しているのでどうも難しい。角を切る筋を放置しておくのも変なので▲5六歩くらいだと思うが、△9九ととされると現実に駒損だし、飛車の打ち場所は先手陣のほうが多いしで、むしろ先手が苦しいのではないか。

 知人の知恵を拝借してみたところ、▲7七歩で▲4六飛と打ってはどうかという。その心は△5四角なら▲8八金△8七銀成▲7八金と柔らかく受けておけば歩切れの後手は困るだろうというもの。でも角をあっさり見捨てて△8九歩成と踏み込まれると容易ではない。角を取るものなのかもしれないが、その後の飛車の運用が難しい。銀を取るのでは駒損の上飛車を一方的に手放していることになり、いいはずがない。

 激指、ボナンザと私が後手を持って戦ったところ一度も負けないが、先手を持ってやると全て負ける。

 どうしましょ。

 ほとんどの人には関心を持ってもらえないであろうマイナー変化ですが、どなたかご知見をいただければ幸いです。



PM 09:33:05 | Comment(33) | [将棋(横歩取り)]

2006年09月19日  NHK杯広瀬―谷川
 日曜日に放送されたNHK杯戦は居飛車穴熊を愛好する私には見ていて辛いものがありました。1図の▲9八香では普通であれば後手の先制攻撃を警戒して▲7八金と締めておくのが習いのはず。なんといっても後手の飛車角いずれも利きが通っているのですから、▲9八香は緊張感が欠けていたといわれても仕方がないように感じます。あるいは、「何が何でも穴熊にするのがこの将棋のつくりだろ」と熊るのであれば、私もへぼのみを省みずこんなことを書かないのですが、△6五歩と仕掛けられた次の手が▲7八銀と穴熊放棄だったので、がっかりしたのです。状況を鑑みれば、やむをえないのでしょうけれど。。。

 2図では▲同銀△5六銀▲同金△同飛▲6七銀打で受けとめているのではないか、と感じたのですが、△5一飛▲6五歩△5六歩▲5五歩△5七歩成▲同銀△5五飛▲同角△同角▲7七桂△3九角▲5八飛△6六歩▲5六銀左△6七金と遮二無二押し寄せられてだめみたいですね。

 終盤、広瀬四段が上手く混戦に持ち込んだように思えたのですが、3図で▲1八角と撤退したのがよくなかったか、△6三歩で馬と角の利きを一気に止められて敗勢に。でも3図で他の手があったのでしょうか。


PM 11:55:03 | Comment(0) | [将棋(中飛車)]

2006年09月18日  坂東真砂子、まだまだ続く
 相変わらずとばしておいでですね。

 ご本人は事態の沈静化どころか炎上をご希望としか思えません。結局のところ、

「どうして、食用獣殺しは当然のこととして見過ごされ、犬猫のペットの命であれば、それほどの重みがでてくるのだろう。」

ここをどうみるかによるのでしょう。あと、世の中には公言してほしくない領域の事柄があり、並みの配慮の持ち主であればそれを尊重するのに、彼女は敢えて平地に乱を起こすところが嫌悪されているのです。

 ここまで軸がはっきりしてしまうと、もう収束することはありえない。私としてもモニターはしますが、ここで取り上げるのはこれをもって最後にします。


PM 08:46:48 | Comment(16) | [ニュース]

2006年09月18日  デスラー総統
http://www.youtube.com/watch?v=nS9HAZ_y2zc

 懐かしかったので。。。

PM 08:01:18 | Comment(31) | [漫画]

2006年09月17日  王位戦第6局追記
 週刊将棋配達。王位戦第6局の特集を読みました。

 かなり私が受けた印象と違うのですが、特にインパクトがあったのが第1図。佐藤棋聖の感想では「5五の位が大きく、角の展開にも成功して手応えを感じていた」とのこと。大分以前の佐藤棋聖の著書ですが「戦いの絶対感覚」に佐藤棋聖は駒の働きを重視するといった記述があったと記憶しています。この局面選択もそういう発想による評価に基づくものなのでしょうか。(とっくに変わっているかもしれないが)

 でも、5筋の位は飛車が四段目で支えている位でいまひとつパワーがないし、それ以上の攻めがあるわけではありません。1三角も8八角よりは機能しているでしょう。でも、飛車が動くと1筋を攻められるし、桂頭の傷も気になる。このままだと5筋奪回に先手が動くのは確実で、そうなれば飛車の四段目からの移動は必至→前述の事態が懸念される、と後手にとって不吉な連想ばかりぎゅんぎゅん湧いてくるのですが、おかしいですかね。

 最終盤の△9四玉の頃はみているこちらは先手優勢と思っていたので、「なんか変な感じだけれど、受けの勝負手なのかしらん」という見立てだったのですが、それどころかのるかそるかの局面だったのですね。となると、1筋以降佐藤棋聖が局面挽回に成功していたことになるのですが、だとすると直前の△6六桂の俗手が思った以上に強烈だったということになるのかもしれません。


PM 06:25:00 | Comment(11) | [将棋(中飛車)]

2006年09月16日  ぼっきり
 今日の王座戦第2局のネット実況中継は、素晴らしかったようですね。私は用事でずっと外出していたため、生ではみることができなかったのですが、当該サイトに残された映像を再生するだけでも、今までのどの有料中継とは比較できないくらい熱と気合の入った出来栄えだったことがうかがえます。このスペックなら1局500円くらいチャージしてもいいのではないでしょうか。

 さて、外から知人に状況を問い合わせした時のことです。
知人「佐藤さんが仕掛けたよ」
私 「どんな仕掛け?」
知人「6五桂と跳んで5八金+2八飛の先手陣に△3九角▲3八飛△5七角成▲同金△同桂成になってるよ」
私「・・・そんな仕掛けで勝てるわけないはずだがorz。。。先手の玉は居玉かなんかなの?」
知人「いや7八にいるよ」
私 「じゃあ、9筋にあやがあるとか、持ち歩が豊富にあるとか、後手玉が穴熊とかなの?」
知人「9筋は突き合っただけだし、歩は1枚だし、後手玉は3一にいる矢倉のつくりかけだけど」
私 「でも飛車取り!と4七成桂とでもすれば、クリンチできるかもしれないね」
知人「ところが3六に先手の銀がいるんだよ」

 これだけ聞けば、いかに無理な仕掛けが行われたか想像がつきます。午後10時ころに帰宅して羽生勝ちを確認してから、棋譜を並べてみると果たしてその通りでしたが、それ以外にもアマの理解を超える手の多い序盤でした。

 1図の△7三桂は私にはよく分かりません。感想によると△9三桂が正着らしいのですが、この手も思いつくのは私レベルでは不可能です。竜王推奨の△7五飛だとどういう不都合があったのでしょうか。

 対する▲3七歩もすごい手でアマなら1秒も考えないと思いますが、プロには一目だったようですね。さらに2図の▲7六銀もよく分からない手で、どうして6六銀ではないのでしょう。この形であれば、5四角が痛打になりそうなことは予期できそうですが。。。

 なんにせよ、羽生王座2連勝。


PM 11:44:12 | Comment(0) | [将棋(角換わり)]

2006年09月15日  当然の一手だと思ったのだが
 昨日のA級順位戦(藤井―丸山)は図の局面まで頑張って観戦したが、そこで落ちてしまいました。その時点の私の見立ては、先手必敗、△6三金寄で駒不足で処置なし、というものでした。

 今朝、結果が目に入らないように開始局面に戻し、図までやってきたところで、棋譜再生ソフトは△5四同金を示します。「ありえないですよ」と呟いた私ですが、実況コメントは「拠点を残さないため当然」のような書き振りでしたね。

 でも、拠点を作らせても5三に打ち込む駒は皆無だし、先手の頼みの綱の馬と角の交換を迫れるならかえって大歓迎じゃないの、と疑問に思ったのです。まぁ▲4四歩△同角▲4五桂のような手もあるかもしれませんが、△4二銀と受けておけば特にいやではないでしょう。

 実はこの将棋に関しては、珍しく、私の感覚の方が正解だったのですが、どういう状況なら拠点を許容してもよいのか、アマにも分かりやすい指針はないものでしょうか。

 以前、週刊将棋の特集で矢倉の△8六歩を歩/銀の何れで取る?とか美濃囲いの端攻めに対する同歩と手抜きはどちらが勝るか、というものがありましたが、延長特集を企画してもらいたいものです。

 私なりの指針は、
・相手の歩の数による。本局は先手の歩切れなのだから打ち込みは怖くない。
・増援部隊の有無にもよる。本局はあっても3七桂が遠征してくる1回だけ。これならしのげる。
・歩を払って駒損になるなら避ける。
というものです。

 でも、結果的には誤っていた実況コメントとはいえ、△同金寄はプロの感覚に沿うものだったはず。そこのずれが私には気になるのです。


PM 09:40:05 | Comment(0) | [将棋(四間飛車)]

2006年09月13日  酒
 自治労のHPで「公務員への飲酒運転への罰則が厳しすぎるのではないか」というQに対し、「氏名公表等はやりすぎ」と弁護士が回答したQAコーナーが話題になっていた。今朝の段階ではそのページはあったが、さっきみにいったら削除されていた。

 この弁護士の見解はこちらにある別のQAでも分かるのだが、飲酒運転と故意の犯罪を峻別する従来の法律論に依拠したもので、その文脈自体は分からないではない。(せんす個人としては受け入れるつもりもないが) 削除されたページも、公務員への激甘の象徴というよりは、法曹界の飲酒運転への甘さの象徴といった方が適当な気がする。

 でもですよ、2リットルの焼酎を飲んで運転した挙句交通事故死を起こした事例については、故意の証明責任が検察(被害者)側にあるというのは厳しすぎるのでは。故意推定を所与にするような法解釈は難しいのだろうか。

 法に限らず、日本は酔っ払いに激甘なのでは、という感想を私は持っている。酒を飲まない人は付き合いが悪いとされるし(悪くすると昇進を遅らされる場合もある)、電車内の酔っ払いにはなぜかとても親切なおじがいて、席を譲ってあげたり介抱してあげる美しい光景がある一方、妊婦はまるっきり無視されている。テレビが中年男性の声を拾いにいくのは、たいていは夜の新橋駅前の酔漢なのはなぜだ? なんでゴルフ場の昼食で焼酎のビンが開けられているのだろう。

 ある種の状況では飲酒は麻薬吸引と同等視してもおかしくないことを認識してもいいと思う。

 

PM 09:55:35 | Comment(43) | [ニュース]

2006年09月13日  羽生王位、防衛成功
 さすがに羽生王位は別格だったか、佐藤棋聖を退けました。 

 今年度佐藤棋聖初の蹉跌となったこの将棋、羽生王位の自然な指し手には納得感があるのですが、佐藤棋聖の中盤はよく分かりませんでした。中継サイトの解説も困っていたようですね。

 封じ手時点では羽生王位の方が陣形がこなれていない印象だったのですが、羽生王位自身が余り評価していない5筋位取りに移行します。まぁ、まともに攻撃しても成果がないので、こうするのは自然です。さらに矢倉も匂い始めた1図、突如△3五歩が。。。このままだと▲4五歩〜4六銀〜2六飛〜3五歩もありそうだし、動きたいところではありますが。ここに至る後手の手順になにかあったのではないか、という感触が残ります。

 具体的にどうすればいいのか、振飛車党でもなく、自力のない私には想像できないのですが、左の桂馬が跳ねている以上、△1二香とでもして端攻めをみせるのはだめでしょうか。

 2図前後の後手の角の動きもマリアナ海溝よりも深い理由があるのですが、傍目には不可解です。3図となっては右の桂馬が跳ねていることが仇となっており、辛すぎます。

 というわけで、2日目はほぼ一定して羽生王位が1点差以上をつけていたと私は思うのですが、皆さんはどういう見立てをなさっていたのでしょうか。



 

PM 09:31:04 | Comment(2) | [将棋(中飛車)]

2006年09月12日  王位戦第6局
 ゴキゲン中飛車ですが、先手の形は割と珍しいようです。DBで調べてみると、1図までなら平成14年の順位戦(三浦<勝ち>−谷川)が同一局面でありますが、そこから先は本局のオリジナルです。

 封じ手局面で先手は5筋を奪回しています。似た形に私もなることは結構あるのですが、6九金が無役というか下手をすると上から攻められた時の障害物になることすらしばしば、という私は認識を持っています。

 やや凝り形の先手はどのようにほぐすのでしょうか。後手はいくらでも陣形がよくなりそうなので、先手が結構大変なような気がします。


PM 11:38:18 | Comment(1) | [将棋(中飛車)]

2006年09月11日  おくやみ:阿部謹也氏
 ヨーロッパ中世社会史の碩学であった阿部先生がおなくなりになられたとの報道がありました。まだ71歳と活動できるお歳なのに、残念でなりません。

 私はかなり世界史が好きな部類に入るのですが、25くらいまでは明らかに政治史に関心が偏重していました。そういう偏りを直すきっかけになったのが、阿部先生の一連の中世社会史シリーズでした。

 オイレンシュピーゲルや笛吹き男の研究や、ジプシーへの優しい目線が忘れられません。(残念ながら、後者に対しては私自身が在欧中に厳しい経験に見舞われたことがあるので、必ずしも共有できないのですが) 教会建築の研究に触発されて、有給休暇を使いまくってヨーロッパに何度も出かけたのも、今となっては懐かしい思い出です。

 ご冥福をお祈りしつつ、阿部氏の著作を紐解いてみようと思います。


PM 10:34:03 | Comment(26) | [歴史]

2006年09月10日  王座戦第1局追記
 今日配達されてきた週刊将棋の特集はいうまでもなく王座戦第1局。図で▲2八金と玉の逃げ道を確保すれば、竜が8七成銀に当たっていることもあり、まだ先手の勝ちだったとのこと。

 なるほど〜

 いつごろこの手に佐藤棋聖は気がついたんでしょうね。

 きっとまだ埋もれている手があることでしょう。

 王座戦の観戦記は予選、本戦はレギュラーの観戦記者陣が手がけてくれるので、手どころの解説は十分なのですが、番勝負になると特別な陣容を形成されますよね。だから、XXXなので、将棋世界だけが頼りです。


PM 09:45:30 | Comment(168) | [将棋(その他)]

2006年09月09日  今頃ですが/竜王戦:中村―杉本
 本日、観戦記が終了しました。

 大した感想ではないのですが、1図から2図までの間で▲2五歩と押さえておくのは論外なのかな、と。改めて並べてみて後手のビッグ4の堅さの威力を感じたのですが、そうなった原因は2図で2筋が納まったことにあります。

 3七桂+2五歩自体が愚形だし、2六に空間が空いているから、もう筋が悪くて吐いてしまいそうなくらいなのですが、仮に△2六歩とか垂らされるようなら、後手は歩切れになりますから、攻めの威力も緩和されるはず。

 ゆっくりした展開なら右の金を2六に動かしてしまう、とか、もう無茶苦茶なことを考えてしまったのですが、ひょっとすると私が絶不調なだけかもしれません。。。


PM 10:52:52 | Comment(297) | [将棋(四間飛車)]

2006年09月08日  棋士の兼職
 10月号の将棋世界の神吉六段のコーナーに、「伊藤六段が棋士になりたてのころ、生活ができないので、中央市場で朝のうちにバイトをしていた」という話しが載っていました。

 将棋界では兼職はかなり例外的であると聞いています。あってもライターをするとか、将棋道場を経営するとか、同一ドメインの中に留まるのが普通なのでしょうね。

 私の知人のお父上は囲碁のプロだったのですが、当然兼業、別のカテゴリーのお仕事にも従事されていたと聞いています。囲碁の方では珍しくないことなのでしょうか。

 兼職すると将棋の腕が落ちるのかどうか、サンプル数が少ないので定かではないにしても、瀬川さんは仕事をしながら将棋の腕を養ったわけで、反例はあります。

 ここまで書けば、私がどういうことを示唆したいのか、お分かりいだけるでしょうが、要はそういうことです。


PM 09:18:02 | Comment(14) | [将棋]

2006年09月08日  小畑健(デスノート作者)逮捕って
 1日遅れですが。。。

「調べによると、小畑容疑者は6日午前零時半ごろ、東京都練馬区大泉町の関越道大泉インター近くの路上で乗用車を運転中、ヘッドランプが切れていたため、警戒中の署員に職務質問された。
 その際、ダッシュボードから刃渡り8.6センチ、2つ折りのアーミーナイフが見つかった。」

 この程度で逮捕された挙句、実名報道されるものなんでしょか。普通、説諭くらいが相場だと思うのですが。どのメディアも警察発表そのままの記事で、どういう背景があるのか深堀なしのいい加減な仕事ぶりだし。。。とりあえず事情は分からないけれど、第一報だけ流しておけ、とかいうスタンスで記事にしたとかだったら、少年事件の過度に慎重な報道振りとの間で均衡を欠いているように思う。



PM 09:00:08 | Comment(45) | [ニュース]

2006年09月07日  何がなんだか:羽生先勝
 なんともよく分からない将棋でした。いつものように、感想や不思議に思った手を書いておきます。

先手の作戦:穴熊は損なのではないでしょうか。敵の爆撃機の真下で塹壕を掘るようなものですね、とヘボは思います。

50手目:△8二銀。あまりにも危険。とはいえ、代わる手も難しい。。。

51手目:▲4五歩。この手は読めました。佐藤棋聖の将棋を長く見ていれば、千日手がありえないことは予測できます。この局面では壁銀にわざわざしてくれたので、特に戦意がたかまるでしょう。

52手目:△1六歩。せっかく雀ざしになっているのになぜ1筋を突き捨ててしまうのか、私には理解不能。

61手目:▲8五桂。受けの好きな人なら▲7七角だと思うし、特に不都合はなさそうですが、△8四歩とかされるのが嫌だったのでしょうか。

73手目:▲3五角。ここに角を出しても特に角の性能がアップするわけではなく、ちょっと測りかねます。

88手目:△2五歩。寄っていない以上、多分、悪手なのでしょうね。思うのですが、どこかで△6七銀成と捨てて、飛車の横利きを外しておくことはできなかったのでしょうか。▲同飛とされなければ意味がないかもしれませんが。。。

125手目:▲6九香。どうなんでしょう。。。△3八飛成▲4七角△同竜▲3九銀までが必然だとすると△5八竜で取られてしまうのは見えるわけで。。。角が遮蔽しているようにみえても、角がどけば先手は受けなければならず、損な取引だったと思います。

139手目:▲6二金ならどうか、という解説がありましたが、もう先手に勝ち目のない棋勢です。

 それにしても、解説の当たらない将棋でした。


PM 11:06:03 | Comment(6) | [将棋(その他)]

2006年09月06日  将棋世界10月号:土居―阪田戦から
 図の局面が課題。私も考えてみました。超一流棋士達は20分程度は考えたようですが、私の場合、このような局面でありうる持ち時間はマックスでも数分というところでしょう。ですから、数分だけ考えて着手を選んでみようと思いついたのです。

 △2四歩から当然入ったのですが、2三に空間ができるのがなんともいやだ。▲3四金△2三銀▲4三銀に△同銀があるので、何となく先手切れ模様だけれど、感性は別のことを訴えており、駒を前に進ませるのがいやな感じがする。

 △5六馬も20秒ほどは考えました。▲2三銀成が気持ち悪い。普通、攻め駒は玉に近い駒から対応するもので、私の経験上、△5六馬は悪手になる可能性が高い。

 佐藤棋聖推奨の△3三歩は全く思いつかず、本譜の△2五角も桂馬に紐をつける手として評価はしましたが、だいたい角が標的になることが多そう。

 そんなこんなで結論はでないのですが、実戦では△2四歩を指すのでしょう。

 この局面を実際に考えたかがいらっしゃるようでしたら、コメントをください。

 

PM 10:16:00 | Comment(5) | [将棋(角換わり)]

2006年09月06日  札幌の犬殺し
 坂東氏の件を書いたせいだろうか、こういう事件があったということを教えてくれる人がいた。

 最近はかわいいペットの連れ去りが多いらしいが、それと6階から投げ落とすというのは、万引きと強盗殺人くらいの差があるだろう。当該ブログには、相当な数のTBがきているし、ご存知の方も多かったのではないでしょうか。

 言うべき言葉もない。

 犯人の女性の名前を公表して、社会的制裁を加えるのは許されないのだろうか、と考えてしまいます。


PM 09:41:07 | Comment(309) | [ニュース]

2006年09月06日  秋葉系、メイド
 素人の私に教えてくださる方がいた。一般人とインナーの認識の違いは顕著ですね。


(以下引用)
 正しい秋葉系な服装というのは男性の服装です。

・白いTシャツ(もちろんジーンズの中に入れる)
・ジーンズ(腰ではかず、ウエストはき)
・メガネ
・そしてデブなら完璧

 さらに秋葉系というなら、その概念は男女とも同じ。

 コミケ会場に来ているようなひと時代前の服装が秋葉系な服装です。Tシャツにダサいロングスカート、ファッションなんて興味ありませんという感じ。

 髪は長く伸ばしているというより、美容院に行くという行為を何年もしていないための結果、毛先は痛み、艶はない。メイド服はけして秋葉系ではありませんよ。あれはあの町に集まるオタクから金を搾り取るための商いです。

 なにをもってメイド服というか。必須アイテムはエプロンとひらひら付きのカチューシャです。
(まだあるが引用終わり)



PM 09:31:52 | Comment(642) | [日記]

2006年09月06日  目の曇り
 金曜日のエントリーの答えです。

 図で直ちに▲7七飛成とすれば先手がやれるのではないか、直前の▲7二飛自体は最善ではないにしても最悪手ではないのではないか、と見立てたのですが、土曜日の観戦記によると▲7七飛成以下△3六馬▲6五飛に△7三桂の味がよすぎるとのこと。なるほど。後手の手駒に桂馬があるので、ここで手番を奪われては先手の勝ち目は薄そうです。

 どうも読みの中で、終盤といえども駒得をありがたがるところがあり、正着発見の目を曇らせていますね。反省。




AM 12:03:37 | Comment(17) | [将棋(矢倉)]

2006年09月04日  佐藤棋聖、いよいよ棋界制圧へ
 本日の竜王戦挑戦者決定戦第2局は佐藤棋聖が全く丸山九段に相撲をとらせないまま、圧勝。久しぶりの竜王戦七番勝負の登場です。丸山九段は今期、割りと好調だったと思いますが、急に調子が悪くなってしまったようですね。

 私は馬が好きなので、途中、丸山九段が馬製造に成功したところでは、先手が指しよいのかな、という見通しを立てましたが、そのようには進行しませんでした。

(以下、感想)
△2三金:いつもの力強い指し手ではありますが、さすがです。

▲3四歩:これで突破できればいいですが、下段飛車の後手陣からは拾える駒も限られているような。。普通に馬を自陣に生還させて何か不都合があったとも思えません。その上で、4七銀+3七馬くらいの整備をしてから▲5八飛とぶつければ、結構気持ちがよかったのではないでしょうか。

△同銀以下△3四同角:駒損して後手を引いている。これでは先手がいいところがない。今の佐藤棋聖相手にこのビハインドはきつすぎる。夕食前でしたが、早くも終了ムードが漂いました。

 これで七冠中、保持は1冠ではあるものの、3冠に指がかかった状態。(王位戦はちと大変ではあろうが) 王将リーグは順位1位、棋王戦はベスト8(決勝まではいきそう)、順位戦はこれから、というわけで、まさか1996年の再現はないにしても、とてつもない状況であることは間違いないでしょう。

 渡辺―佐藤の番勝負というのは、実に興趣があります。谷川名人2期保持後に中原十段が挑戦してきた状況と、厳密には違うとしても、若き覇者に対する上の世代の実力者の挑戦という点では似ていますね。




PM 09:31:44 | Comment(29) | [将棋(中飛車)]

2006年09月03日  職団戦:ヘボ日記
 快晴の中、家族の微妙な顰蹙をかいながらもいって参りました。

 私は3回指して2勝1敗で可もなく不可もなく。負けた将棋の反省を晒し、同じ失敗をしないように心したいと思います。

 図は最近、すっかり下火で今年のNHK杯戦予選の瀬川―大平で出現したのがほぼ6年ぶりというくらい廃れてはいるものの、一時は加藤九段をはじめ流行した形です。

 今日、私は△5四角を放ったものの、それは先手の銀は1五ではなく2六にいる時でした。。。(2図) ▲3六角と合わせられ、訳分からず。定跡の生消化もいい加減にしろよ、と己を叱咤したものの、覆水盆にかえらず。

 ちなみに、1図と若干形が違いますが、今年の王位戦佐藤伸哉五段対佐藤棋聖戦で、▲3六角と先手は合わせています。1図と玉の位置が違うからこの角が打てるのか、自分なりに考えてもすっきりしません。

「職団戦の光景」
・今回の指導棋士はいつものベテランさんのみ。春の大会は2年連続でA級棋士の大量投入があったのに比べると、どうも。。サービスは均一であることが望ましい。
・女流棋士を惜しみなく投入すれば、彼女たちのジョブ確保にもつながり、喜ばれたと思うのだが。
・会場で見かけた指導役と役員以外の棋士は勝又五段、斉田女流、谷川女流くらいか。なんか寂しい。
・いった人は気がついたと思うのですが、秋葉系の衣装を着た女性がいらっしゃいましたね。


PM 08:17:47 | Comment(1014) | [将棋]

2006年09月01日  Biglobe将棋ニュースプラス
 週間将棋フラッシュのネタが遅すぎる。

 金曜日に更新される内容が、日曜日に配達される週刊将棋に準拠、つまり14日〜7日前のニュースでは。。。週刊将棋のコマーシャルにもならない。視聴者にも面白くもなんともない。

 こういう運営をしている背景の想像はつくのですが、週刊将棋の記事を先取りするような形にするか、フラッシュの更新日を前倒しするなどの改善を利用者として希望します。事業者である週刊将棋とビッグローブさんとしてもWin-Winになるはずですから、衷心よりお勧めします。


PM 11:40:27 | Comment(952) | [将棋]

2006年09月01日  問題手
 今日の毎日夕刊で図の飛車打ちが問題手である、との記述がありました。

 この将棋のことはあまり覚えていないので、DBから引っ張ってきた棋譜の再現をここまででとめておいて考えてみました。(正解は月曜日に載せます)

 観戦記によると単に▲7七銀と取っておいて勝ち筋だったようですし、飛車打ちは権利なので今行使しなくてもよさそうなものではありますが、△6二銀(本日指了図。桂馬は寄せに要りそうだから銀が妥当だと思います)に▲7七飛成とすれば馬に当たるので悪くはないのでは? 

 飛車を打った以上、7七のと金を払う駒が銀では趣旨一貫せずの謗りは免れますまい。それに7二の飛車を移動しておかないと△3六馬が△9四角との連動をみてかなり速い手になってしまいます。

 だから、観戦記に逆らうようですが、7二飛自体は問題がないのではないか、という意見を表明し、次の譜との照合を楽しみに待つことにします。


PM 10:09:21 | Comment(12) | [将棋(矢倉)]

2006年09月01日  ビジー
 またもや強烈な佐藤棋聖のスケジュール。

 8/28 竜王戦(1)
 8/29 移動
 8/30、31 王位戦(5)
 9/1 移動
 9/2 棋王戦
 9/4 竜王戦(2)

 ただ、同じ相手と連戦するよりは気分が変わっていいかもしれない。普通の棋士なら1ヶ月以上対局がないこともあるのだから、喜ぶべきなのでしょう。


AM 12:09:34 | Comment(24) | [将棋]

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プロフィール
名前せんす
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佐藤康光の棋界制覇、矢内理絵子の女流棋界制覇を切望するオジ将棋ファンです。とはいっても、棋士は皆さん、好きです。

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